諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

渡辺裕之の自殺を考える。

2022年05月12日 14時47分00秒 | 鬱病
前回、「上島竜兵が自殺か。やっぱり名前に引っ張られたのか」と題してブログを書きました。えらく読まれています。5000を超えるアクセスは初めてなんじゃないかな。

本当は私、渡辺裕之さんの自殺の方がショックなのです。やっぱり損する事、喪失する事が鬱の一番の原因なのかと思えて。

鬱病回避と言うか、欝にならない為に何が必要なのか長年考えてきましたが、単純に言うと「得と徳」が大事だと思っています。

行動して対価を得られる。良い事をして感謝されて良い気持ちになる。これが基本的に一番大事だと思います。

でも、それが出来なくなる。行動すると鬱が深まる。何もしたく無くなる。無駄に感じる。無理して動くと過呼吸が発生し悪寒がする。震える。目が回って立つことも出来なくなる。それ、今の私の状態です。もう薬が手放せません。

渡辺裕之さんは以前、出資金詐欺に遭われています。1億2000万円出資して900万円しか戻らなかった。1億1100万円奪われた。これはキツイ。辛い。誰も信じられなくなる。

「明石家さんま」は10億円の家を買って、その家を確か3億5000万円で売った筈です。6億5000万円の損。

「さだまさし」は映画で失敗して金利を入れて36億円??の負債を抱えた。

それに比べれば1億1100万円なんてと思う大金持ちもいるでしょうが、彼らの失敗・損失は自分の判断ミスです。

しかし、渡辺裕之さんの場合は騙された。信頼していたのに裏切られた。これは精神的に滅茶苦茶な状態になります。私がそうでしたから。

私はマンション建設で父の案を退けた。絶対に失敗すると説得し、父も私の指示に従った。それで私は安心して東京に旅立った。

そしたら父は私の案を取り止めて、自分の案でマンションを建設した。結果、失敗した。数千万単位の大損をした。私の心は折られた。折られた心はもう戻らない。死ぬまで失意の気持ちが自分を支配している。本当に辛い。

自分の判断ミスもそりゃ辛いですが、裏切られるのは本当に辛いです。しかも彼は家族に相談なしで独断で投資した。

「パパのせいで1億円以上騙された」。そんな目で家族から見られる。これはキツイ。居たたまれない。

出来た嫁に慰められれば更に自分の責任を重く感じる。逆に非難されて離婚届を突き付けられた方が、気持ちは楽かも知れん。

「あの人は1億円以上騙されたんだよ」と言う目で他人からも見られる。俳優は見られる商売だけど、人前に出るのが辛くなると思う。人は自分を笑っているのではないかと不安になる。

そしてコロナ禍、ウクライナ紛争。精神が過敏になっているから、他人の負を自分で受けてしまう。鬱病になると他人事として流せなくなる。更に鬱が深まる。

60代になると体力も低下する。頭の回転も鈍くなる。全てにおいて自信が無くなる。

鬱病にはビタミンD。つまり太陽光が一番効果があるのだが、彼は地下室で身体を鍛えていたとか。人は地下では暮らしては行けない。人は太陽の光を浴びねば。

彼は日本では珍しい肉体派俳優だったが、身体を鍛える意味も考えてしまう。

散歩では袋を持ってゴミを拾っていたそうです。そうして徳を集めても何の得になるのか。騙された1億円以上の金は返って来るのか。人に笑われるだけじゃないのか。それが自分の為になっているのか。

まぁーね、色々考えてしまうでしょうね。

考え、悩み、後悔する。コロナで暇になると過去に囚われてしまう。そんな事ばかり考えていたのではないかなぁー。

私は彼よりも恵まれた人生は歩んでいない。上島竜兵のケースもそうだが、彼らの自殺を考えると自分の人生を考えてしまう。自殺した者に魅入られてしまう。自殺が悩みや鬱の一番の解消法と思えてしまう。これは私もヤバイ状態なんだろうな。

渡辺裕之さんや上島竜兵には私に無い多くの幸せがあった筈だ。それが減っていくのが響いたのかなぁー。私は幸せを感じた事が余りない。得たものが無い。だから人生を諦めきれず、何となく生きている感じかなぁー。

取りあえず禍を祓おう。部屋も掃除しよう。身も心も生活も綺麗にしよう。

それで何かが見えてきたら良いな。


ではでは。










コメント (2)
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