続きです。
育てられない子供、身体に障害がある子供、気に食わない子供を殺していた。そうなるとそれを見ていた子供は恐怖に震えるでしょう。自分も親に殺されるのではないかとの思いで。
何千年、何万年、何十万年そんな時代が続いたかは知りませんが、その恐怖が遺伝子に組み込まれた。
日本人って個々は大したことありませんが、集団化すると強大な力を発揮する。上に対する忠誠心が強い。仲間意識が強い。それって親や仲間に殺される恐怖心の裏返しなのでは。
以前、女子プロレスラーの木村花さんがSNSで誹謗中傷され自殺した事件がありました。テラスハウスと言う恋愛シュミレーションドラマに出演し、彼女は悪女を演じた。
私、そのドラマは見ていないのですが、稚拙で馬鹿な女性がそのドラマの登場人物の一員になったつもりで、木村花さんをSNSで攻撃したのでしょう。
シュミレーションドラマと言えどドラマなのです。筋書きがあるのです。木村花さんはプロレスラーよろしく悪役を演じただけなのに、悪人として全国から誹謗中傷を受けた。
プロレスラーと言えども22歳の若い女性なのです。恐ろしかったのでしょう。日本全国の女性に殺されると恐怖した。そう感じた。そう自己洗脳した。
「殺される位なら自殺した方がまし」。そう考えて自殺したのか。
やはり家族や仲間に殺される恐怖の遺伝子が働いているのではないか。
彼女をSNSで誹謗中傷した方々もその遺伝子が働いた。自分は殺されたくない。その思い、その遺伝子が裏返った。
自分が殺されない為に殺す相手を見つけた。それが木村花さん。そしてSNSでの誹謗中傷で殺しにかかった。そんな感じなのではないか。
私はHSPです。どんな小さなことも敏感に考えてしまう。考えを巡らす。最悪を考えてしまう。助かる方法を何通りも考える。考えないと気が済まない。でも答えは見つからない。だから鬱になる。解決方法は自殺と行き付く。
15~20%の人間がHSP。自分は家族に殺されたくない。仲間に殺されたくない。その思いが原因。そうであるならHSPは自殺する側にも人を殺す側にもなり得る。
看護師が患者を殺す。知的障害者や介護が必要な老人を介護職員が殺す。こんな事件が度々起こっているが、弱い者、弱っている者を殺す行為は過去からの記憶が遺伝子として働いたからではないのか。自分達が生き延びる為に弱い者、弱っている者をを殺す遺伝子が。
自分は殺されたくないから、他に殺されるべき者を探し攻撃する。それもまたHSPなのでは。
HSPの者は殺されたくないから必死に考える。過去に遡って原因を追究する。HSPは「生きたい、殺されたくない」と言う遺伝子の必死に働いている状態。それで疲れ果てて鬱病になるのではないのか。
私も自分の家系を考え調べていますが、それもまたHSPによるもの。
殺されたくない、幸福になりたい、安全な生活をしたい。その考えで心がパンクしてしまっている。
HSPが悪化して鬱病となる。私はそうとしか思えません。
そしてその遺伝子に対抗するにはどうしたら良いのか。
完全にその遺伝子を消すには認知症になるか自殺するしかないでしょう。その遺伝子は絶対に消えない。でも遺伝子を和らげる、防御する事は可能だと思う。
それについて考える。それもまたHSPなのかも知れないけど。
ではでは。