諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

HSPは家族や仲間に殺されたくないと言う遺伝子が原因だと思う。その3

2022年05月25日 13時56分09秒 | 鬱病
続きです。

自分がHSPであると告白している芸能人がいます。「ロンブー淳」と「劇団ひとり」です。確かに彼らの話は緻密です。「劇団ひとり」は作家でもある。HSPが良い方向に作用する仕事に付いていると言えます。

でも彼らは鬱病ではない。鬱病患者は時折悲しそうな目をする。私が田中実の自殺にショックを受けたのは、私の本名と田中実の画数が全て一緒と言う点もありますが、私と同じ性格、同類じゃないかとの思いもあった。だから気になったのです。

HSPは通常の人より鬱病になる可能性が高い。感受性が高過ぎるのだ。他人の悲しみを自分の悲しみと受け取ってしまうのだ。

そう言えは亡くなった愛犬のヨークシャテリアのテリーは、家族間の争いや喧嘩を嫌っていた。私が寝ている弟を殴っているふりをすると、私に向かって吠えた。逆に弟に私を殴るふりをすると弟を吠えた。

面白がって弟をずっと殴り続けるふりをしていたら、テリーは吠えるのを止め、私に抱き着いて来た。自分が抱き着いて弟を殴るのを止めさせようとした。今考えるとテリーもHSPだったんだなぁー。悪い事してしまったなぁー。

HSPと言える性質の人間は全体の15~20%らしいです。その数値に見覚えがあります。

ちょっとうる覚えですが、狩猟時代の人間の15%に頭蓋骨の陥没が見れるそうです。大抵、同じ個所らしいです。それが致命傷と考えられるそうです。

そして農耕時代に入ると20%の頭蓋骨に陥没が見れる。これはどういう事なのか。

戦での負傷とは考えられない。頭蓋骨のほぼ同じ個所が陥没しているので。

だとしたら考えられる事は唯一つ。家族間、或いは仲間同士で殺した。処刑された。それしか考えられない。

一族に負担や害を及ぼす者は殺していた。規律を乱すものを処刑して来た。それで一族の安定を保っていた。

そう考えると思い浮かぶ事がある。古事記・日本書記での伊弉諾尊・伊弉冉尊の行動だ。

この夫婦の神々は最初の子である蛭子神の養育を放棄した。3年待っても立つことが出来なかった蛭子神を小舟に乗せて海に流したのだ。

そして最後の子である火の神・加具土命が産まれた時、母の伊弉冉尊は酷い火傷を負って亡くなった。伊弉諾尊は腹を立てて剣で加具土命の首を斬り落とした。

伊弉諾尊は二柱の子神を殺した。だから悪神と言う訳ではない。

神道は受代苦なのだ。人間の罪を神が変わって罪を犯す。そして神が罰を受ける。だから神道の神々は尊い存在なのだ。」

この出来事は何を意味するのか。それは古代から親が子を殺して来た。その罪を伊弉諾尊・伊弉冉尊に背負わさせた。そう考えられる。

「こけし」もその証拠と言える。「こけし=子消し」。

私の住む宮城県は全国一の「こけし」の名産地である。鳴子(なるご)、作並(さくなみ)、秋保(あきゅう)の「こけし」が有名である。

「こけし」は女の子である。だから赤い模様なのである。そして葬式の花である菊の花が描かれている。

これは産まれた女の赤ちゃんを間引きしていた事から由来する。労働力とならない女の子はいらない。育てる余裕はない。だから女の赤ちゃんを殺していた。

その罪悪感は感じている。だからこその「こけし」なのだ。

つまり「こけし」は産まれながらも名前も付けられず殺された女の赤ちゃんの位牌なのである。

そう考えると全国一番の「こけし」の産地である鳴子の由来は「泣く子」。間引きされて殺された女の赤ちゃんの泣き声から鳴子と付けられたのではないのか。

そして宮城県は子供の自殺が多い。全国トップにもなった事がある。これは何か関連しているのではないか。


続く。



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