平成25年7月5日 14:30
津山市立勝加茂小学校6年生の総合学習授業を参観させて頂きました。
講師は、上田康正先生・(横野和紙製作技術保持者-(有)上田手漉和紙工場)
小学校の3・4年生用の「わたしたちの津山」の教科書にも載っている、津山の伝統技術です。
座学の後、一人一人が手漉き(てすき)体験をしましたが、なかなかうまくいかないようでした。
今日の授業で学んだ後、日時を改めて、実際に自分達の卒業証書を自分で手漉き(てすき)するとのこと。
こうした体験が、児童の皆さんの心に残り、郷土愛に繋がって欲しいと願います。
横野和紙とは
津山市横野地区で作られている手漉き(てすき)和紙は、薄くかさばらず、表面がなめらかで、金箔を傷つけることがないため、箔合紙としては、日本一と言われています。
岡山県北・美作地方は、三椏(みつまた)の一大産地であり、紙幣の原料にもなっている「局納ミツマタ」は、財務省印刷局に納品されていることから、こう呼ばれています。
箔合紙は、この三椏を原料とした高級和紙です。
やや赤みを帯びて光沢があり、金箔や銀箔を挟む箔合紙として、京都や金沢の金箔工芸家には欠かせないものとなっています。
昭和56年1月、岡山県伝統的工芸品に指定されました。
近年、和紙愛好家から、日常生活に潤いを持たせる家庭用の和紙製品を作ってほしいという要望に応え、日常生活用の和紙(横野和紙)も製作され人気を得ています。