平成25年10月2日
ネット上に次の記事が出ていました。
国産米偽装の業者、加工用米も混入していた疑い
中国産米が混入したコメを国産米と偽り、流通大手イオングループの納入業者に卸していた米穀販売会社「三瀧(みたき)商事」(三重県四日市市)が、酒や菓子の原料に使われる加工用米も混入していた疑いのあることが2日わかった。
農林水産省は加工用米の主食用への転用を禁じた食糧法に違反する可能性もあるとみて調査している。
同省などによると、三瀧商事は昨年12月~今年9月、中国産米が混ざったコメ計825トンを国産米として、製パン大手フジパン(名古屋市)のグループ2社に販売。2社はこれらのコメで弁当やおにぎりを製造してイオングループに納入、中部、北陸、関西地方など2府21県の「イオン」「ダイエー」などの店舗で販売されたことがわかっている。
農水省のその後の調査で、三瀧商事がフジパン側に販売したコメには中国産米だけでなく、酒やみそ、菓子などに使われる加工用米が混入していた疑いのあることが新たに判明。同省は混入された期間や量、フジパン側以外の取引先にも販売していなかったかなどについて調査を進めている。
日本の米は、安全・安心と言いながら、こうした販売会社の「米偽装」がニュースになり、善良な販売会社も疑われる。
TPPの交渉中の中でのこうした事件が、日本の信頼を失う事に繋がります。
のどもと過ぎれば熱さを忘れるではないが、決して忘れてはならない行為です。
調査の結果は、全て公開すべきであると考えています。