平成25年10月4日の記事
過去最大のコメ偽装、農水省が改善指示し刑事告発へ
TBS系(JNN) 10月4日(金)16時27分配信
三重県の三瀧商事が、中国産米や加工米を主食用の国産米と偽って納めていた問題で、農林水産省はJAS法違反などで改善を指示し、三重県警に刑事告発する方針です。コメ偽装としては過去最大です。
「6事業者が組織的に米穀の産地偽装、加工用米の主食用への流用等を行っていたことが確認された。悪質な事案で大変遺憾」(林芳正農水相)
この問題は、三重県のコメ卸売り業の三瀧商事が、流通大手のイオンなどの弁当用のコメを国産米と偽って、中国産やアメリカ産の米や主食用にしてはいけない加工米を主食用として納めていたものです。
農水省によりますと、三瀧商事は少なくとも2010年10月から4386トンのコメに中国産とアメリカ産のコメ791トンなどを混ぜ、国産米として売った他、主食用に使用してはいけない加工米845トンを主食用として愛知県の食品加工業者などに販売していたということです。
農水省は、三瀧商事や関連する5つの会社などに対し、産地を偽装したとしてJAS法違反などで改善指示をするとともに、三重県警に刑事告発する方針です。(04日14:02)
ここで、情報提供が無いのが、米を購入した側のコメントです。
「流通大手のイオンなど」とあります。イオンには、多くのコメ卸売り業者から納入されているとおもいますが、今回の事件に対しどのような考えを持っているか気になるところです。
また、混入米の購入量と購入価格です。
健康には問題が無いとの報道ですが、こうして事件が大きくなると対処方法が気になるところです。