平成28年2月17日
森山農林水産大臣記者会見
先日、10日をもちまして、農政新時代キャラバンの都道府県説明会が一巡いたしました。
全体として、理解が一定程度進んできたと感じておりますが、現場の理解度が、まだら模様の状況の中、現場と農林水産省が大きな方向感を共有していくことが重要と考えております。
引き続き、現場からの要請を踏まえつつ、地方参事官を中心に市町村別・集落別など、よりきめ細かに丁寧に説明を続けてまいりたいと考えております。
まず、現場と国の双方向の意思疎通が可能な仕組みを構築してまいりたいと思います。
このため、これまで、キャラバン等で寄せられた質問への回答を、Q&A集として整理をいたしまして、本日、ホームページに掲載をいたします。
農政新時代キャラバンQ&A
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/tpp/caravan_qanda3.html
また、地方参事官ホットラインを開設し、従来の直通電話番号の紹介に加えて、本日、地方参事官へメールで問合せや相談ができるよう、各支局のページに地方参事官宛ての問合せフォームを作成をいたしました。
次に、出先機関と本省の意思疎通を円滑・迅速にするため、従来から実施をしております地方農政局長等会議に加えて、全国の(地方)参事官を召集する会議を定期的に開催をすることといたします。
更に、より分かりやすい説明に向けた取組として、情報を受け取る側の目線に立ってですね、水田畑作、畜産、園芸、林野、水産、中山間地域の品目別パンフレットを作成し、本日、ホームページに掲載をいたします。
このほか、市町村・集落単位での説明の機会に活用できるように、農政新時代キャラバンDVDを作成をして、今月中に順次、配布をしていく予定であります。
農政を取り巻く環境が様々な意味で大きく変容しつつある今、現場と農政の一体感が何よりも重要だと考えております。迅速・丁寧な説明はもとより、現場の想いを形にするための行政的観点からソリューションの提供に、こうした取組を通じて努めてまいりたいと考えております。詳細につきましては、この後、記者の皆様には、お知らせをいたしますので、よろしくお願いいたします。
3点目でございますが、本日の16時30分から国産大豆の安定取引に関する懇談会の第3回会合を開催をいたします。国産大豆の需要が高い中で、安定した価格での取引を求める声が、地域と実需者の双方から挙がっております。このため、昨年11月から2回の懇談会を開催をしており、本日の会合では、国産大豆の安定取引に向けて、新たに、播種前(はしゅまえ)取引の導入などの提言が取りまとめられる予定となっております。
最後に4点目でございますが、昨年末に取りまとめました飼料用米生産コスト低減マニュアルについて、より現場に寄り添ったものにするため、現場での失敗実例を収集して、その対応を本日ホームページに追加して掲載をいたします。
飼料用米の取組につきましては、水田フル活用の観点から大変重要な取組だと考えております。過去の失敗に学ぶことも現場で実際に多くの方に納得して取り組んでいただくためには、大切なことだと思いますので、このような対応を行わせていただきます。今後とも随時改訂をしていくことといたします。
なお、今回の情報発信により、具体的・詳細な相談があれば、近くの地方参事官に問い合わせていただいて丁寧に相談に応じてまいりたいと思っておりますので、本日は私からは以上でございます。