令和7年2月15日
金星が最大高度
今日15日、金星が「最大光度」となり、最も明るく輝きます。
国立天文台によりますと、最大光度のころの金星の明るさはマイナス4.9等に達し、
1等星の100倍以上の明るさとなります。
肉眼でも見えますので、日の入り後の西の空で、いつも以上に明るく輝く金星をぜひ眺めてみてください。
金星は地球から見ると、約1年7カ月の周期で満ち欠けを繰り返し、見かけの大きさも変化して見えます。
最大光度のころの金星は双眼鏡や望遠鏡で観察すると、三日月のように欠けて見えます。
ただし、太陽を見ると危険ですので、太陽が沈んでから観察してください。
残念ながら曇りのため、確認できず。
今日15日の夜は、北海道や東北はおおむね晴れて、星空を見られる所が多いでしょう。
夜は冷え込みますので、万全な寒さ対策をして観察してください。関東も大体晴れて、観察のチャンスです。
この時期としては冷え込みは弱いですが、それでも冷えますので暖かくして夜空を見上げてみてください。
東海や近畿は雲が広がりやすいものの雲の切れ間があるでしょう。
北陸や中国、四国、九州は雲に覆われ、星空を見るにはあいにくの天気となりそうです。
奄美はおおむね晴れますが、沖縄は雨が降るでしょう。