平成30年12月17日 さんデジ
津山線120周年で「マルシェ」
津山まなびの鉄道館で22、23日イベント
津山線が21日で開業から120周年を迎えることを記念するイベントが22、23の両日、JR津山駅構内の総合学習施設「津山まなびの鉄道館」(津山市大谷)で開かれる。
地元グルメなどが楽しめる「津山線マルシェ」のほか、岡山駅と結ぶ特別列車が運行される。
22日午前10時から旧津山扇形機関車庫前でセレモニーがあり、JR西日本岡山支社や県、市などでつくる記念事業実行委員会の関係者がこの日のために製作したポスターなどを披露する。
マルシェでは、津山ホルモンうどん、イノシシ肉のチャーシューなど地元食材を使ったラーメンの販売や、オリジナルの七味が作れるコーナー、地元高校生らによるステージなどがある。
今年8月、津山まなびの鉄道館で開かれた津山線マルシェ
転車台の回転実演も行われる。
両日とも午前10時~午後3時半。
特別列車は「国鉄カラー」と呼ばれる朱色とクリーム色のツートンカラーが特徴の観光列車に特製ヘッドマークを付けて運行。
両日とも午前11時19分に岡山駅を出発し、津山駅到着後は同鉄道館横の車両基地に約2時間半停車した後、岡山駅に午後5時47分に帰着する。
全席指定で途中乗車、降車はできない。
定員1日80人。大人4千円、6~12歳3千円。
津山線は1898(明治31)年12月21日、山陽鉄道(現JR山陽線)に続く、県内2番目の民間鉄道の路線として開通した。
1944(昭和19)年に国有化され、87年にJR西日本が継承した。
特別列車の申し込みは日本旅行岡山支店(086―223―2031)。
マルシェの問い合わせは実行委事務局の美作県民局地域づくり推進課(0868―23―1259)。