令和7年1月10日
1月11日以降1ケ月間の天気予報発表
気象庁はこの先の1ケか月予報を発表しました。
まず、気温を週別に見てみると、1月前半は沖縄・奄美や西日本ほど、平年に比べて気温が低くなる可能性が高く、
厳しい寒さとなるでしょう。
東日本は平年並みで1月らしい寒さとなりそうです。
北日本は平年より気温が高く、厳しい寒さはあまり長続きしない見込みです。
1月後半以降は、沖縄・奄美の気温は平年並みですが、西日本は平年並みか高く、東・北日本は平年より高いでしょう。
1月20日は二十四節気の「大寒」で、暦の上では一年で最も寒い頃とされていますが、
今回のような強烈な寒波が長く居座ることはなさそうです。
1月後半も東、北日本を中心に気温は高めとなるでしょう。
この先1か月は、冬型の気圧配置が長続きしないため、日本海側は雪や雨の降る日は少なく、
平年に比べて晴れる日が多くなりそうです。
1か月の降水量は、太平洋側は平年並みですが、日本海側は北日本で平年より少なく、
東、西日本で平年並みか少ない見込みです。
日本海側では日照時間が多くなり、雪の降る量は少ないでしょう。
日本海側では、年末年始から度々寒気の影響を受け、東北から山陰、
岐阜県の山地では平年を大幅に上回る積雪となっている所があります。
この先は日が差して、気温が上昇しやすくなることから、雪どけが一気にすすむ可能性があります。
多雪地帯では雪崩や融雪洪水などの災害に十分ご注意ください。
また、太平洋側は平年通りに晴れる日が多い見込みですが、南岸低気圧によって冷たい雨や雪の降りやすいシーズンに入るでしょう。
雪や雨が予想される際には、情報に十分し、早めの備えを行ってください。