平成29年5月3日
津山市立図書館前で写真展を鑑賞する。
福島の原発事故風化させないで!
原発事故以降の福島県内の様子を撮影した写真展

印象に残った写真「夜ノ森桜」=富岡町


山陽新聞記事
東日本大震災の東京電力福島第1原発事故の影響で避難指示区域となり、住民の姿が消えた福島県内各地の様子を撮影した写真展が、津山市新魚町の市立図書館前フロアで開かれている。
7日まで。
放射線被害に不安を抱く同県などの家族を津山に招待する保養プロジェクトを主催する「さよなら原発ママパパ美作ネットワーク」が事故を風化させまいと企画。事故以降、同県内での撮影を続ける写真家中筋純さん=東京=の45点が並ぶ。
富岡町で2015年に撮影したスーパーは床に散乱した食料品が動物などに食い荒らされたままにされ、16年に河川敷を定点観測した組写真では津波で流された車が伸びてきたススキで見えなくなる様子を写し出すなど、時間の経過を感じさせる。
中筋さんは放射性物質による汚染が今も広範囲に及ぶ旧ソ連・チェルノブイリの記録も続けており、一刻を争う状況を象徴するように放置された靴、地面にまとめて置かれたままの新聞など、福島とチェルノブイリで見られた同様の風景を比較展示している。
津山市立図書館前で写真展を鑑賞する。
福島の原発事故風化させないで!
原発事故以降の福島県内の様子を撮影した写真展

印象に残った写真「夜ノ森桜」=富岡町


山陽新聞記事
東日本大震災の東京電力福島第1原発事故の影響で避難指示区域となり、住民の姿が消えた福島県内各地の様子を撮影した写真展が、津山市新魚町の市立図書館前フロアで開かれている。
7日まで。
放射線被害に不安を抱く同県などの家族を津山に招待する保養プロジェクトを主催する「さよなら原発ママパパ美作ネットワーク」が事故を風化させまいと企画。事故以降、同県内での撮影を続ける写真家中筋純さん=東京=の45点が並ぶ。
富岡町で2015年に撮影したスーパーは床に散乱した食料品が動物などに食い荒らされたままにされ、16年に河川敷を定点観測した組写真では津波で流された車が伸びてきたススキで見えなくなる様子を写し出すなど、時間の経過を感じさせる。
中筋さんは放射性物質による汚染が今も広範囲に及ぶ旧ソ連・チェルノブイリの記録も続けており、一刻を争う状況を象徴するように放置された靴、地面にまとめて置かれたままの新聞など、福島とチェルノブイリで見られた同様の風景を比較展示している。