令和6年2月8日
気象庁1か月予報
農業には天気が重要ポイントとなります。
3月上旬にかけて、全国的に気温高く 季節変化が早まる可能性も
気象庁は8日(木)、向こう1か月(2/10~3/9)の天候の見通しを発表した。
寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。
特に、北日本は、今月16日ごろにかけて、東・西日本と沖縄・奄美は、
今月23日ごろにかけて、気温がかなり高くなる可能性が高い。
また、向こう1か月の降雪量は、北・東・西日本の日本海側で少ない見通し。
向こう1か月は、冬型の気圧配置が弱く、寒気の影響を受けにくいため、
全国的に気温が高くなる見通し。
季節の変化は平年よりも早くなる可能性がある。
降水量は低気圧の影響を受けやすい北日本と九州で、やや多くなりそうだ。
また、北日本では、低気圧が発達した場合、暴風雪や高波など荒れた天気になりやすいため、注意が必要だ。
高温に関する早期天候情報
沖縄から北海道までの全国で、寒気の影響を受けにくく、暖かい空気が流れ込むため、
気温が高くなる可能性が高い。
特に、今月14日(水)ごろからの5日間ほどは、気温がかなり高くなる可能性がある。
このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理に注意すると共に、
積雪の多い地域ではなだれにも注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、
5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、
または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。
Z-GIS地図の積算気温
今年の積算気温は過去5年と比較して12日分早いとなっている。
小麦の生育も早まること予測できる。