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精神疾患があれば、入院することが普通・・・と考えていました・・・
でも、この考え方は日本独特のものなのですね・・・
何故そう考えてしまうのでしょう・・・
昨今の殺傷事件などのニュースでもよく見聞きするのが犯人の“精神科への通院歴”があります。
・・・だから、恐い・・・と云うのが本音なのかも知れません。
ただ、私たち日本人は精神疾患と言って、ひとくくりに判断してしまっている部分があるのも事実じゃないのかな・・・と
今じゃ、脱法ハーブなどによる暴走死亡事故・・・親が子育てを放棄し死亡に至らしめる・・・などなど、
理解に苦しむことばかりが横行している世の中です・・・
今一度、精神疾患に関して、私達も認識を改め、勉強し直すことも必要かもしれませんね。
今朝は、日本の精神医療に関しての記事を取り上げてみようと思います。
~以下、5月17日読売新聞朝刊より抜粋~

事件は東京オリンピック開幕を約半年後に控えた64年3月24日正午ごろ、東京のアメリカ大使館で起きました。建物を出たエドウィン・ライシャワー大使(当時)に刃物を持った男が襲いかかり、大使は右ももを刺され重傷。取り押さえられたのは、精神科入院歴がある19歳の少年でした。
日本で生まれ、日本女性を妻とする大使の人気は高く、襲撃のニュースは社会に衝撃を与えました。「オリンピックを控え、こんな事件が起こるとは――」。当時の紙面は、町の人の声をこう伝えています。翌25日の朝刊では、「“野放し”の精神障害者」という見出しを掲げ、精神科の病床不足を指摘する記事が掲載されました。多くのメディアは、精神障害者を危険視する論調であふれました。

精神障害者への偏見助長
ライシャワー事件 1964年3月24日
ライシャワー事件 1964年3月24日

翌65年には精神衛生法(当時)が改正され、精神障害者を見つけた警察官の通報義務が強化されました。
日本の精神医療は、事件の前から特異な歴史をたどっていました。精神科病院が不足しているとして、戦後、国は補助金で民間病院を増やす政策を進めていました。事件は、この流れを加速させました。65年に17万床だった精神科の病床は90年には36万床に。地域での医療や福祉を充実させた欧米とは異なり、実質的に病院を生活の場とする「隔離収容」政策が進みました。
事件から51年。精神科病院で患者への暴行事件が相次いだこともあり、国も地域生活を重視する方針を打ち出しました。しかし入院は減りません。乏しい福祉予算、病気への偏見、病院経営者の思惑など、多くの理由が指摘されています。解決に向け、心の病への一人ひとりの理解も不可欠です。
(小山孝)