ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

タンドリーチキンと森の苺

2010-02-23 20:57:17 | 日常
暖かな冬ということでしたが、たびたびの雪・霙がありました。
ようやく19日の雨水も過ぎ、午後
2階の居間はエアコンなしで24℃まで上がりました。

体がとても楽で、張り切ってお料理を作ったり掃除をしたり、
寝たり起きたりの間にたまってしまった雑用を片付けます。


豆苗、1度切って食べたのを、また水栽培していたらこんなに茂りました。

元気になってしまうと、歌集を読む時間がなくなる・・(笑)
25日締め切りの8首も投函しました。


あちこちの庭に梅が咲き始め、
臘梅(ろうばい)もいい匂いを漂わせています。

冷蔵庫の掃除をしていたら、賞味期限をはるかに過ぎた
プレーンヨーグルト1パックが見つかりました。
そのままではたべられそうにありません。

! (´・ω・`) !

タンドリーチキンを作ろう!

国分寺で息子が生まれて子育てをしていたときに、
公園で仲良くなったママの集まりが20数年続いているのですが、
そのなかで、一番の仲良しがYちゃん。

和太鼓が趣味、今デイケアで働いている彼女は、
元気いっぱいで料理上手なのです。
子供を遊ばせながら、ずいぶん一緒の時間を過ごしました。
2人とも専業主婦をしていたので、
新巻鮭を1匹買ってさばいて分けたり、
彼女の家の裏のものすごく安いスーパーで一緒に買い物したり、
私が普通のお母さんをやっていた、貴重な時間です。
縫い物も上手だった彼女に縫ってもらった息子の洋服は、
今でも大切に持っています。

彼女の作る料理は、料理学校で習うような
立派なものではないのですが、家族の健康を考えた、
旬のお安いものを簡単においしく食べるためのお料理なのです。

彼女が楽しそうにお料理をする様子を見ているのが、とても好きでした。
簡単にタンドリーチキンができるのよと教えてもらったのがこれ。

・ヨーグルトにカレー粉とニンニク、生姜、塩を混ぜて、
 鶏肉を4、5時間漬け込んでおいて、オーブンで焼くだけ。

今はネットでレシピを調べたりできる時代ですから、
本当の作り方は調べれば分かるのでしょうけれど、
Yちゃんに教えてもらったタンドリーチキンを今日は作ろうかな。


北海道産殻付き帆立が1パック¥98だったので、これでお味噌汁。


福岡県産うまづらはぎ4匹¥267はから揚げにしました。


わさび菜、ほうれん草、玉葱、若布のサラダも作りました。
あっ、いけません(・ω・;A
タンドリーチキンの湯気でカメラのレンズが曇ってしまいました。

久しぶりに息子が一緒に食べるので、作り甲斐があります。

    ***


夕暮に野原亜莉子(のばらありす)さんの『森の苺』、
ピンクの表紙のかわいらしい歌集が届きました。
表紙の写真のお人形は彼女の作品です。


私と同じ頃入会されたようです。
東京歌会で、いつもふりふりのかわいらしい少女のような服装をした
野原さんを「ありすちゃん」と呼んで、
何の違和感もありませんでしたが、15年という歳月は短くはありません。
彼女は一生少女のままでいられるのでしょうか。
胸が痛くなるような思いで読みました。

・人形の眉美しく整ひて水鳥の羽(は)の静けさ思ふ

・剥製の鹿の目ふいに潤みゐて鼻を撫でれば動き出したり

・雨の降る予感(プレサンチマン) 余所行(よそゆ)きのロオブに木苺(フランボワーズ)の染みが

・十四歳(じふよん)の深き夏(グラン・エテ)の翳るとき君の指にて展翅されたし

・人形(プペ)となる練習(ルツソン)として立ち尽くす驟雨のなかに身を震はせて