サワラ(鰆)は、字のごとく春の魚ですが、実は今も季節。
大きなものは切り身で高価ですが、30cmくらいの幼魚(サゴチorサゴシ)が安いときは、この料理にトライしてみて!
サワラは、新鮮なら刺身でいただけますが、腹の皮がすぐ柔らかくなり、一般的には焼き物・ムニエルに向く魚です。
この日は、新鮮だったので、まずは刺身をののちゃんに。これで静かに料理できます。
サワラは3枚おろしに。団地で魚のワタの処理に困るときは、魚屋さんにおろしてもらうか、切り身でOK。
毛抜きで小骨を取っておくと、後で食べやすい。
大人なら、骨付きでもかまいません。食べやすい大きさに切ります。
皿に日本酒少々。これに塩を溶かします。
弁当用なら塩分濃いめ。ビールのつまみなら薄目に。
この「塩酒」に切り身をくぐらせ、5分置きます。
小麦粉にターメリック(=うこん)を「小さじ半分」を加え、コショウも適量。
これをよく混ぜます。
ターメリックは、少量でも結構色鮮やかになります。
次に、切り身にこの粉を付けたら、1~2分、粉と身をなじませます。
【ポイント】こうすることで、衣がはがれにくくなります。
フライパンに油をやや多めに敷き、身の方から中火であまり焦がさないように焼きます。
使ったフライパンはそのままに、インゲンやキャベツ、など塩コショウを振って炒めると、ターメリック風味の添え野菜ができます。
サワラは、白身なのに味のある不思議な魚です。ニンニクやカレー粉で本来の味を隠してしまうのは、もったいないので、今回はターメリックだけを使いました。
カジキ、ブリ、ムキカレイ、舌ビラメ、シイラでもおいしくできます。
サバ、イワシ、サンマは、お酒にニンニクかショウガのすり下ろしを溶かし込むと良いでしょう。
火を止める寸前に、カレー粉を振ったり、バターで風味を付けてもおいしくいただけます。
10月2日 朝 → イナダ刺身 。 夕 → サゴチ刺身
10月3日 朝 → サゴチ刺身 。 夕 → イナダ刺身