猫のののちゃんち

横浜の癒し系猫ののちゃんや、いろんな動物いっぱい…♪

しょっつるの作り方

2013-01-03 | 猫と人のごはん

up1 魚を原料にした醤油は「魚醤」と言って、
        その代表は、ハタハタの「しょっつる(=塩魚汁)」です。

 秋田県では有名な発酵調味料ですが、誰でも簡単に作れます。
 植物原料では出ない、コシのあるしっかりした味の調味料です。



up2 年末の横浜市内の鮮魚店…。  ハタハタが山積み… 
 ハタハタは、山口県から青森県にかけての日本海側と
                 北海道南東部にいます。
 この日は、山形産のが大漁入荷。  一箱5kg入だと800円に…

 

up3 「お馴染見さんだから…」って、2箱1,000円に… hi
 はっきり言って、原価割れ…   お店… 大丈夫… 

 「箱では持ち帰れないから」と、大袋に入れてもらったけど…。
 結局、サンタ並みの袋の大きさに… 



up4 持ち帰ったら、すぐ身全体に軽く塩を降って、一晩置きます。
                 後で洗い流すので、安い塩でOK ok2 

snow 冬は寒いので、魚がいたむ心配がありません。 



up5 底には、水分がこんなに…     これは捨てます。
 容器も、きれいに洗いましょう… 
 水道水で魚の塩分を洗い落としたら、水切りしておきます。

 

up6 この時点でサッと焼くと、おいしいおつまみに…
 もちろん、ごはんのおかずにも…  



up7 今度は本漬けなので、食塩は海水塩や岩塩など、
                    ミネラル分があるものを。



up8 ときおり、卵(=ブリコ)の塊が見つかったら、
                       除いておきます。
 メスの腹に付いたものはそのままで…。



up9 最後は、まんべんなく塩を…。
 1週間は、毎日フタを開けて点検します。
 もし、ハタハタから出た水分で塩が溶けてしまっていたら、
                          塩を補充します。
pencil いつも水分を食塩で飽和状態にしておくのが、ポイント。

 完成の状態や濾し方は、近々UPしますので、お待ちください。

「2014/2/23追補」 金太郎さまより、塩の分量について質問がありました。
魚が含む水分量によって調整が必要ですが、
 今回は本漬けで魚10kgに対し、塩「約1kg」を使いました。
 まず、半量の塩を入れ、8 のように桶をゆすって塩を魚全体にまぶします。
 残りを 9 のように塩でフタをするのですが、
 翌日、完全に溶け切っているようだと、塩が不足なので、足しましょう。
 少し、ジャリジャリ残れば、飽和状態といえます。この状態をキープすればOK.
 塩がジャリジャリ過ぎると、当然しょっぱさが目立ってしまいます。
 参考にしてください。




up10 しょっつるを、大さじ1杯おわんに入れて、
              湯を注ぐだけでおいしいお吸い物に… niko
 しょっつるの利用法やハタハタ料理も順次公開の予定。


1月 1日 朝 fork →メジマグロ水煮 夕 fork →サバ水煮
1月 2日 朝 fork →サバ水煮    夕 fork →ワラサ水煮

up11 お外は、ちょっと寒いので、お散歩はお休み…
sun また、暖かい日にしようね… footmark



 ののちゃんの動画リンク集は… movie more  「link」

              冬のオススメレシピ            


exclamation 2012年の、ののちゃんカレンダーお持ちの方へ。
「この12月で終わり」と思っておられる方が多いのですが、
 ちゃんと、2013年1月分までセットになっています。


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