ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

価格破壊も考えもの

2006-02-19 21:54:34 | 社会・政治・一般
ちょっと小耳に挟んだ嫌な話。

建設業を営む顧客のもとへ、ある弁護士事務所から封書が届きました。顧客のお得意様である某不動産会社が民事再生法の手続きをとることを告げるものでした。それが昨年の秋のことです。

普通ですと、その後裁判所から連絡があり、事務的な手続きが始まるはずなのですが、年が明けた今になっても、なんの音沙汰がありません。もうすぐ決算なので、引当金計上の問題もあり、弁護士事務所へ経過を尋ねると、現在手続き中との返事。おい、もう半年近いゾ!

先日、ある弁護士さんと雑談中、この話をふると、その方曰く。よく広告などを出して格安の値段で破産や債務整理などを謳っている弁護士事務所では、しばしばこの手の話があるそうです。やはり大量の仕事を請けているので、作業が滞り勝ちになりやすく、必然的に時間がかかる、かかり過ぎる。

嫌な話です。我々税理士業界でも、時折格安の報酬で申告や会計業務を請け負う話は耳にしますが、やはり、その仕事の質は低く、トラブルも少なくないそうです。どうやら、法曹の世界でも似たような状況になっているようです。

姉歯建築士の報道があった時にも思ったのですが、いくら安いといっても限度がある。無理な値段設定をすれば、数をこなさなければ採算がとれるはずもない。仕事の質が低下するのも当然なのです。安かろう、悪かろうで納得済みの場合もあるでしょうが、やはり安すぎる仕事には、低レベルの内容にならざる得ない。価格破壊も考え物ですね。
コメント (2)
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