直訳すれば、遺言状です。弁護士を主人公にした法廷ものでは著名なグリシャムですが、今回の作品はいささか趣向が変わっています。
舞台の半分くらいが、南米の大湿原での冒険譚ですから、従来の作品では見られなかった場面設定です。アル中歴のある弁護士を、そのような緑の魔境に放り込み、散々な状況に置くグリシャムの筆のさえには、思わずニヤリとします。それにしても弁護士と冒険って、実に似合わない。だからこそ、面白かったのですがね。
どんな結末が待ち受けているか、わくわくしながら読んでいました。この忙しい時期ですので、電車の中で読むのが精一杯でしたが、上下二巻あっという間に読みきれましたから、たいしたものです。ただ今までのグリシャムの作品に比して、少し軽く感じたのも確かです。読みやすかったのも事実ですが、少し物足りないかも・・・
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