ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

新年の挨拶

2013-01-01 10:55:00 | 日記
とりあえず、新年あけましておめでとうございます。

喪中ではありますが、それは私事ゆえに新年のあいさつはやらせていただきます。

もっとも思うことはあります。私って何時からこんなに形式に拘る人間になったのだ?子供の頃から、型というか形式に囚われるのが嫌いだった。入学式とか開会式のような式典も嫌いだった。なんで、好き勝手していけないんだよ。

ところが大人になるにつれ、形式を受け入れている自分に気が付いた。内心忸怩たる思いをしながらも、世間一般における常識的形式に染まっている自分を自覚していた。

理由は分かっている。楽だからだ。

長いものにまかれる安堵感、自ら思索し悩み模索する苦悩から解放され、何も考えず、余計なことをせず、ただ形式に沿うことに安住してしまったからだ。

これを大人になったと頷くには、今でも抵抗がある。堕落しただけではないのか、そう思っている未熟な自分が今も居る。

未熟さを恥じる気持ちはあるが、反面未熟さゆえの自由さを羨む気持ちもある。人生半世紀を過ぎると、どうしても保守的になる。形式を受け入れ、長いものに巻かれ、現状肯定の頑なな大人に成り下がっている。

これは成長の一面でもあり、大人として必要なことだと分かっている。分かってはいるが、デメリットもあることも気が付いている。未知なる分野へ一歩を踏み出す勇気を失くしつつあることも事実だ。

これではいけない。

今年は敢えて未熟な自分を思い出し、謙虚さを思い出し、未知なる分野へ足を踏み入れようと思う。既にその第一歩を踏み出す準備に入っている。多分、失敗もするだろうと思うが、今ここで踏み出さなければ、現状維持に汲々とするだけに堕するだろう。

守秘義務が絡む仕事のことなので、ここで記事にするかどうかは微妙ですが、攻めの経営なくして未来なし、を信じて今年一年頑張るつもりです。

そんな訳で、本の紹介は昨年並みを維持するのが精一杯だと思いますが、今年もお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
コメント (10)
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