バナナから進化したのがミニオンだ!
っと、私は信じていたが、どうも違うらしい。怪盗グルーの手下として活躍していたミニオンたちだが、肝心のグルーが怪盗をやめてしまったことに不満を募らせて家出し、あとは自然な流れで警察に追われて捕縛されて、刑務所に収監される。
さぁ、後はミニオンたちの大脱走だ!
そんなイメージで映画館に入ったのだが、どうも印象が違う。やはり主役は、怪盗から捜査官に転向したグルーであり、今回はその生き別れの弟の登場により、物語は展開されていく。
まぁ、それはいいのだけど、正直ミニオンたちの立ち位置が分からない。いや、面白いのですよ、ミニオンたちの振る舞いは。ただ、そのミニオンたちと、グルーを無理に絡ませている観があって、どうにも違和感が禁じ得ない。
グルーを怪盗から転じたいのならば、ミニオンたちとは別れるべきだ。
そう思っていたら、最後に思わぬ展開が・・・もしかしたら、次回作からタイトル変わるかも?多分、そのほうが楽しいと思いますよ。本音を言わせてもらえば、私はグルー抜きのミニオンたちだけの映画のほうが楽しめると思います。
暑い夏から逃れて、映画館でミニオンたちの暴走ぶりに笑う時間もイイもんですよ。