あまりにお下劣。間違っても、真面目な手塚治虫ファンは読んではいけない。
世界に冠たる日本の漫画だが、その発展における手塚治虫の貢献は計り知れない。ディズニーの映画に影響されて、漫画のコマ割りをダイナミックに代え、大人の鑑賞に耐え得る漫画を描いた彼の努力なくして、今日の漫画文化はありえなかった。
よりによって、その手塚治虫の画風を真似して、しかも手塚治虫が絶対に描かないであろう下ネタばかりを描いたのが表題の作者だ。それも、相当にお馬鹿で、下賎で、エゲツナイ漫画なのだ。
単行本の帯が秀逸だ。「ライオンキングは許せても、田中圭一は許せません、訴えます!」@手塚ルミ子。その言葉を受けての表紙で、またも手塚治虫の画風を真似したキャラに「訴えないでください」などと描いている。これだけでも、相当なギャグだと思う。
はっきり言います。読むだけ無駄。時間の無駄。感性の無駄遣い。読んでしまった私は馬鹿笑いをして、その後あまりの虚しさに脱力した覚えがあります。ここまで下劣だと、怒る気力も失せる。
興味深いのは、作者は会社勤めの真面目な社会人であること。いかにも真面目な風貌のどこに、あのようなお下劣なアイディアが入っているのか不思議で仕方ない。凄いギャップなのです。嫌だなあ~、私も見かけ真面目風で、けっこうふざけるのが好きなので、作者の心象が分らないでもない。
あの手塚だからこそ、パロディのネタにしたかったのだろう。絶対、手塚治虫が描かないと分っているからこそ、描きたかったのだろう。困った・・・共感できてしまう。
なんか癖になりそうで、他の作品は読んでいません。きっともの凄くクダラナクて、大笑い出来そうで、それが嫌で読んでいません。いや、ホント馬鹿らしく、下らない漫画です。手塚治虫を敬愛する方は、絶対に読んではなりません。
追記 表紙の裏の漫画が、またモーレツに馬鹿らしい。
世界に冠たる日本の漫画だが、その発展における手塚治虫の貢献は計り知れない。ディズニーの映画に影響されて、漫画のコマ割りをダイナミックに代え、大人の鑑賞に耐え得る漫画を描いた彼の努力なくして、今日の漫画文化はありえなかった。
よりによって、その手塚治虫の画風を真似して、しかも手塚治虫が絶対に描かないであろう下ネタばかりを描いたのが表題の作者だ。それも、相当にお馬鹿で、下賎で、エゲツナイ漫画なのだ。
単行本の帯が秀逸だ。「ライオンキングは許せても、田中圭一は許せません、訴えます!」@手塚ルミ子。その言葉を受けての表紙で、またも手塚治虫の画風を真似したキャラに「訴えないでください」などと描いている。これだけでも、相当なギャグだと思う。
はっきり言います。読むだけ無駄。時間の無駄。感性の無駄遣い。読んでしまった私は馬鹿笑いをして、その後あまりの虚しさに脱力した覚えがあります。ここまで下劣だと、怒る気力も失せる。
興味深いのは、作者は会社勤めの真面目な社会人であること。いかにも真面目な風貌のどこに、あのようなお下劣なアイディアが入っているのか不思議で仕方ない。凄いギャップなのです。嫌だなあ~、私も見かけ真面目風で、けっこうふざけるのが好きなので、作者の心象が分らないでもない。
あの手塚だからこそ、パロディのネタにしたかったのだろう。絶対、手塚治虫が描かないと分っているからこそ、描きたかったのだろう。困った・・・共感できてしまう。
なんか癖になりそうで、他の作品は読んでいません。きっともの凄くクダラナクて、大笑い出来そうで、それが嫌で読んでいません。いや、ホント馬鹿らしく、下らない漫画です。手塚治虫を敬愛する方は、絶対に読んではなりません。
追記 表紙の裏の漫画が、またモーレツに馬鹿らしい。
パロディといえば 江口寿史氏の すすめ!パイレーツは おすすめですよ
なんといっても、受け取る人それぞれの立場がちがう
はずなのに、多分それぞれうなずいてしまうから。
書評の原点、意見を言うということの原点を見たよう
な気がします。…なんて、マジメに書いていますが、
その実、打ち込んでる顔は、にやけてます。
「すすめ!パイレーツ」は雑誌連載時に読んでいますが
、当時は「マジンガーZ」に見とれてました・・・