ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

投資なんか、おやめなさい 萩原博子

2024-09-17 09:13:46 | 

私は投資をほぼやらない。

やるとしたら自己投資のための勉強会、講習会への参加くらいだ。広い意味では読書もそうだし、ドキュメンタリーを視ることも含めて良いとも考えている。

逆に絶対にやらないと決めているのは、証券会社や銀行、郵便局などが薦める金融商品への投資である。その中でも一番記憶に残っているのがグローバルソブリン、通称グロソブである。

相当なヒット商品であり、儲けた人もかなり居ることは承知している。私も随分と勧められたものだ。だが、私にはどうにも納得できないものであった。

確かに毎月の配当は嬉しい。でも、なんで毎年管理手数料を払う必要があるのか。いや、儲けさせてもらう以上、ある程度の手数料を払うのは当然だ。しかし、利益を出していない時、つまり配当が特別分配金という名の原資の払い戻しの場合でも手数料を払うのが納得いかなかった。

第一、このことは最初説明してないよね。最終的に断った。なんだってタコ足配当やってる投信なんぞ買わねばならぬのだ。しかも赤字であっても手数料を払うだと。なんで失敗した奴に払わねばならぬのだ。

はっきり言いますけど、投資信託とは販売する証券会社、銀行、郵便局は絶対に損をしない金融商品です。損をするのは投資信託を買った人だけ。もちろん中には投資家が儲かった投信もあります。あまり聞きませんけどね。

今も巷で売られている金融商品の大半が似たり寄ったりです。特に生保がらみと、外貨型はヒドイですね。まぁ円高時に外債運用タイプの投信を買った方は、かなり儲けられたはずです。だから私も完全に否定はできません。

投資にリスクは付きものです。リスクを一方的に購入者に押し付け、販売するだけ、赤字でも手数料取るだけの金融商品が巷にあふれています。あな恐ろしや。どうせリスクを覚悟するならば、自由に売り買いできる株式が良いと思います。

もっとも投資をやらない私が勧めても価値ないです。あくまで自分の知識と経験で判断して投資してください。

間違っても販売業者の名前で判断してはいけません。メガバンクであろうと、巨大保険会社、郵便局であろうと、彼らは売るだけでなんも責任とってはくれません。あくまで投資は自己責任。

表題の本は、FP(ファイナンシャルプランナー)の先駆けとして著名な著者が、かなり分かり易く投資の危うさを教えてくれます。投資を始めようとする方、必読だと思いますね。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« USスティールの買収 | トップ | サッカーのTV中継 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2024-09-17 15:52:54
投資投機は、中級サラリーマン
投げ落とす
弊社の女性の兄は、大手損保の支社長
年収2千万
投資の失敗で大損害
損金を妹と母の住むマンションを
リースバックにして返済を企む
私は、友人の司法書士と阻止


投資、投機、株式は危険なのでしない、

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/352145c4a4b58f85ddd10b1d1fcce09d
返信する
Unknown (しろぎつね)
2024-09-17 20:08:43
ヌマンタさん、こんばんは。
株は初心者の頃、証券会社の人の言うままに売買して、200万円ほど損したことがあります。
もうその証券会社はぽいして、ネット証券で自分でやっていますが、取り返すまで行ったかどうか・・・
そして、ご指摘のように銀行と保険会社と郵便局は信じてはいけませんよね。
まじで他人にお金を任せてはいけません、あくまでも自己責任でお願いします。
返信する
Unknown (ヌマンタ)
2024-09-18 09:26:32
一心さん、こんにちは。金融投資のなかでも株式は比較的良いのではないかと思います。ただし自分で判断することが第一、証券会社等の営業のお勧めは買うべきでないでしょうね。また大金をつぎ込むのではなく、コツコツと自分が関心のある分野での投資ならば、大損をすることは少ないと思います。守秘義務があるので具体的には書けませんが、そのような成功者を知っています。
返信する
Unknown (ヌマンタ)
2024-09-18 09:28:59
しろぎつね さん、こんにちは。私も20代の頃に証券会社の営業の言うままに買って、やはり損しています。投資は自己責任、でも儲けに欲を出すと他者の甘言に乗ってしまうのでしょうね。まぁ私は当分やりません。
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事