ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

社会保険庁の不正

2006-06-03 16:19:11 | 社会・政治・一般

社会保険庁の不正問題ですが、気になったのが民主党の対応。

民間の保険会社から社会保険庁のトップとなった村瀬長官の責任を追及していたようです。馬鹿ですね、民主党は。事の是非を判断する脳みそが欠如している。似非ジャーナリストの偽メールに騙されるのも当然の愚かさです。

これまで散々、国民から預かった社会保険料を無駄に浪費していた社会保険庁のグウタラぶりを刷新する目的で、わざわざ民間から受け入れた人事であったはず。民間並みに厳しく仕事をさせようとした村瀬長官を、今回の不祥事に乗じて排除しようとする、小役人の企みに気が付かないおバカな民主党。

こんなアホどもが政権与党となったら、官僚の操り人形化するのが目に見えています。健全な野党の存在が、政治を浄化するという論理は極めて魅力的ですが、民主党がこの様では先が思いやられる。

ついでだから書きますが、今回の不正の原因は国民年金の不払いの増加です。なぜ払う人が減ったのかといえば、それは年金不信でしょう。既に国民から預かった年金保険料の運用だけでは、将来はおろか現在でも支払い財源が不足していることを、国民から見透かされているのです。

現在は税金による不足分の補てんで誤魔化していますが、これって要は保険制度の破綻を意味しているはず。もう既に国民年金制度は破綻しているのです。民間の保険会社なら、とっくに破産処理の対象でしょう。

いつまで、利権にしがみ付く厚生官僚及びその族議員を生かして置くつもりなのでしょうね。国民年金制度の維持なら、たとえ増税しても維持すべきと思いますが、社会保険庁及び厚生労働省を蔓延らす気は、私にはありません。

民主党に期待したいのですが、これじゃあ投票する気になれん。馬鹿なパフォーマンスばかりしてないで、国民が信頼できる姿勢を示して欲しいものです。


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