久々に大満足。
例によってユーチューブの三國シェフの番組に紹介されていたのが表題の料理。鶏肉の猟師煮といったフランスの家庭料理であるようだ。
鳥の手羽元と皮付きもも肉を一口大にカットし、塩コショウをふっておく。玉ねぎはみじん切りで、大蒜も半片を刻む。キノコは適当に切り分ける。
まずバターで鶏肉を良く焼く。焦げ目が旨味になるそうなので、丁寧に焦げ目が付くまで焼いておく。両面が焼けたらバターを追加して、玉葱、大蒜を投入して炒める。玉葱に火が通ったらキノコを投入し、カゴメのトマトペーストを一パック投入。
全体にトマトペーストが回ったら白ワインを100CC投入して、鍋に蓋をして蒸し上げる。味見をしてから塩コショウを振りかけて味を調える。だいたい3分から5分煮込んで出来上がり。
白いご飯でもいいし、バターライスも合いそうだ。三國シェフは事前に茹でておいたジャガイモを添えていた。ちなみにパスタを添えてもいいそうだ。
私は初日の夜は、白いご飯とカボチャのポタージュで頂く。翌日は、大胆に茹でたパスタに和えて食べ切ってしまった。なお私見ですが、手羽元を使うのは、猟師の手料理といった野趣を表現するためだと思います。手羽元はフォークとナイフだけでは食べずらく、手で持ってしゃぶりつくのが一番。
実際、三國シェフも手が汚れるのを気にも止めず、手羽元を両手でつかんで美味しそうにかぶりついていましたから。この野趣に拘らなければ、鶏ももだけで十分だと思います。ただし絶対に皮付き。この皮をカリカリに焼き上げるのが旨味の元なのですから。
いつもよりも旨く作れたのは、多分塩コショウの調整が上手くいったからだと思う。私の腕も上がったかな?
余談だが、味付けに使ったトマトペーストは実に便利。市販のトマトペーストは一缶、あるいは一瓶で売られていることが多く、一人分しか作らない私には量が多過ぎて、あまり使う気にならなかった。
だから三國シェフが当然のように小分けされたトマトペーストを使うのにビックリ。プロのシェフはトマトペーストを自分で作るものだと思い込んでいましたよ。でも、家庭で作れるフレンチをテーマにした番組だけに、使いやすい市販のものをわざわざ使用したのでしょうね。
この辺りの気配りが、私が気に入っているところです。
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