ヌマンタの書斎

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核放棄に思うこと

2018-05-01 15:03:00 | 社会・政治・一般

私が半島の独裁者であるのならば、絶対に核兵器は手放さない。

核兵器こそ、国家の平和を守る礎である。もっといえば、金王朝の安寧のためには、核兵器こそが最後の拠り所である。断じて手放す訳にはいかない。

北京政府こそが、半島に最も野心を抱く敵そのものであり、敵だからこそ礼儀正しく接せねばならぬ。それは屈辱ではあるが、この潜在的敵国こそが、半島に経済的な支援をしてくれる以上、ある程度の妥協はやむを得ない。

モスクワ?口は出すだろうけど、手を差し伸べてはくれない。せいぜい秘密裏に支援(有料だけどさ)してくれるのが精一杯であろう。南コリア?経済だけが優位にあるだけの惰弱な国だ。上手く騙して支援を引き出せばいい。日本?アメリカの金魚の糞であり、アメリカ次第で如何様にもなる。後回しで十分。

やはり現在最強の国家はアメリカだ。このアメリカに認めてもらい、後見して欲しい。ただし出来る限り対等の立場で交渉し、可能な限りの支援を引き出したい。アメリカにさえ認めてもらえば、北京もモスクワもいらないほどだ。

いずれにせよ周囲は敵だらけだ。一番遠方の敵であるアメリカに認めてもらえば、それで十分だ。そのためには核兵器は必要不可欠だ。核兵器があるからこそ、アメリカは相手にしてくれる。核兵器があるからこそ、世界は我が国を侮れない。

北の刈り上げデブ君は、きっとそう考えているに違いない。私も同感である。私は思ったよりも、この三代目は賢いと認めている。アメリカ、シナ、ロシアの間に挟まれながら、上手く渡り切っていくように思える。

ただし、この国の7割以上の下級民は貧乏で不幸なままでしょうけどね。支配階級である、残り3割さえ味方につけておけば、この国は大丈夫。この半島では、古来より支配される民衆の反抗により倒された王朝は皆無だ。(シナは違う)

貧困に苦しむ国民のことなんざ、最初から眼中にない。軍と支配階級の支持さえあれば、なんとかなる。父親(正日)は農業や工業に余計な口を挟んで、却ってダメにしてしまった。しかし、この三代目は政治に干渉しなければ、基本自由に商売をさせているらしい。

おかげで、ここ数年飢饉は限りなく少なくて済んでいる。この国の歴史を思えば、これはこれで凄いことである。私はこの半島北部を支配する金氏朝鮮は、案外と長く継続するのではないかと考えています。

国家の永続は三代目で決まります。創業(金日成)と反動(金正日)と安定(金正恩)が終われば、国家としての形が固まります。その後の4代目がボンクラでも、国家という組織が守っていくでしょう。

そのことが、半島の人たちが幸せであるかどうかは別ですけどね。


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