たまにはキクをトップにしてあげる
里には寒い冬が去り、春が来た。そして5か月の休みが終わる。今日、だいぶガタの来た通勤兼作業用の軽トラが農協から届けられた。ご先祖さまには申し訳ないがあと何年もつか分からないこの陋屋、その放ったらかしの庭のささやかな春を心に留めて、牧場に上ることにする。
隣家ではとっくに咲いたカタクリの花、諦めかけていたらようやく芽が出て、あと一息
ヒトリシズカは「沢山(さわやま)」で採った
昔からあるボケが今年も白い花を咲かせた
イカリ草も元気、もうすぐ白い花も咲く
アジサイ(和種)の花が咲くころは?
休みの間には山陰から出雲への旅をした。お蔭で古代史に興味を覚え、いろいろな本を読んだ。しかし、いつまで記憶に残っているだろうか。アマツヒコヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコト、だって。クク。
東京にも忘年会と花見に呼ばれて2度行った。新調したスキーで懲りもせず滑り、1回転んだ。冬の入笠へも何度か足を運んだし、自転車に乗って伊那谷の春風を楽しんだ。もういいだろう。
この先どうなるか分からない日本の農業、就中畜産業は厳しい。今後の牧場経営は難しいようだが、ではどうしたらこの美しい自然を残すことができるのか。
伊那市の観光事業について、今日の「毎日」地方版は大きなスペースを割いていたが、入笠が忘れられていたのは牧場管理人のせいなのだろうか・・・。
トリはHAL