よく降る雨だ。眠れぬまま独り言を呟いて、終えたのでいつもの結びの言葉「山小屋&キャンプ場云々」を加えたら、すべてが消えてしまった。そのようにできているか知らないが、これが初めてのことではない。文字が消えたとか、行ごと消えたとか似たような話を他からも聞く。
昨日は午後、雨の中を北原新道で草刈りをした。作業は予想以上に進み、中段に残る以前に使われた木材の搬出路まで進み、「谷川岳のナントカルートを1本攀ったような満足感を覚えた」と呟いたが、もうそれを詳しく繰り返す気力はない、失せた。
まだ半分くらい残っているし、刈ったままにしてあるクマササの葉も片付けなければならない。できればツルハシを振るって、少し道を整備したいとも思っているが、はたして今の勢いが続いてくれるかは自分でも分からない、と言っておいた方がよさそうだ。
テイ沢の下流の登り口に、注意書きを記した案内板が出た。沢の南側、下流から見て右側、六兵衛山(これも「権兵衛山」と同様の仮称)上部の伐採が近く行われるため、落石や切り落した丸太の一部が落下する恐れがあるので注意するようにというものだ。
この沢を訪れた人は、この注意書きに従い、そうするしかない。今は沢が観光ルートのように見做されていても、元はと言えば森林管理署や林業関係者が使用した作業道であると言われれば、古い時代の話を持ち出しても詮無く、そうですかと言うしかないだろう。
沢に架けられていた丸太橋は放置され、危険であったため勝手に新しくしたのであって、それは黙認された形になったが、国有林内はそこを管理する森林管理署には逆らえない。
注意書きには業者の名があるだけで、森林管理署の名は入っていないが、とにかく気を付けよう。
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本日はこの辺で。