★球際に強くなれ！

★長嶋選手に人生を教えてもらった！

　明日は『定例模試』があります。小学生は中学受験、中学生は高校受験のそれぞれ志望校の判定があります。
　この定例模試はもう彼是１０年になります。当時は費用は頂いていましたが現在は頂いていません。ですから安易に取りやめされる方も見えます。そこが問題です。通常他塾では3,000円程は頂いているはずです。講習の後に志望校の判定と云う風にされているのが多いです。しかし中学1年生から志望校の判定をしている塾は左程ありません（他の明光義塾の教室は知りません）。私は志望校の判定よりも志望校の判定に立ち向かう心が、気持ちが大事だと感じています。凡そ大人になった時強いものに立ち向かう勇気がない若者になったとしたらどうでしょうか・・・。寂しい限りです。

　本題に戻りましょう。私は巨人軍の永久名誉監督の長嶋茂雄監督が好きです。色々コミカルな場面を面白おかしく伝えたりしていますが彼ほどデーターに詳しい人も珍しいそうです。それはともあれここで本題は『球際に強くなれ！』ということです。

　彼は華麗な守備を見せました。名手広岡の前を横切りセカンドの土井選手のセカンドゴロをさばいたそうです。これは見せる野球かもしれません。広岡氏は確実性をモットーにしますから面白くはなかったかもしれません。ただ私がここで云いたいことは以下のことなのです。
　　
　『球際に強くなれ！』これはサードというポジションについてベースに強烈な球が飛んで来た時取れるかどうかということなのです。ならばベース寄りに守備を取ればいいのですがそうしますと三遊間が大きく空きます。ですから彼は10センチ、いや5センチ・・・最終的には1センチでもベース寄りの球を掴みたいと云ったそうです。

　私の親父は電気関係の職業についていましたので我が家はテレビは相当早かったです。村では多分二番目か三番目だった気が致します。現在の天皇陛下のご結婚式のパレードの時は我が家は村中がお弁当持ちで集まっていました。そのことは今も鮮明に覚えています。しかし私はもっと強烈なものを見たのです。テレビの最初の映像が我が家で見たときそれはジョン・F・ケネディのダラスでの暗殺だったのです。そしてもう一つ強烈な思いでは当時国鉄スワローズ（現在のヤクルト）の金田正一投手に長嶋選手が4打数4三振を喫したのです。このことは私が生涯長嶋の信者になった原因の一つかもしれません。たまたま私の誕生日が三日ということもあり野球の時は背番号は三番でした。そして高校野球へと移行していくのですがこの話はこの辺で留めておきましょう。

　球際に強くなってもらいたいと云うことは作詞家の秋元康氏が云っているように『夢は思い切り伸ばした1ミリ先にある』と同じことを云っています。まあいいかと安易な妥協をしているとそれが慣れっこになってしまいます。そしてそういう人生を歩んでしまいます。私はそういう人生ではなく精一杯正々堂々と生きて欲しいのです。苦しい時安易に諦めるか・・・それとも1ミリ先まで頑張ってみるか・・・自ずと違う人生になることは明白です。
　人間にはそれぞれ限界と云いますか限度があります。一つのことを説明してもそれを三つも四つも理解解釈する方がいます。また云われたことしか解らない方もいます。ですがこれは一つの能力ですから余り追求しても仕方がないかと思います。大事なことはそのことに対して『頑張る姿勢です』。是非頑張って球際に強い青年になってください。　

　神宮の森で長嶋は一気にスターになりましたがその後は田淵選手や江川選手などが神宮で活躍しました。そして今年はハンカチ時代の斎藤選手がとうとうプロの世界に入ってきました。面白いシーズンになりそうです。巨人には背番号15の沢村選手がいます。そして阪神には後輩の秋山投手がいます。
　何故か私の周りには有名人がいます。現在住んでいる近くにはQちゃんこと高橋尚子がいます。そして高校時代を過ごした西条市にはサッカーの長友選手がいます。野球では秋山がいます。何となく夢があって楽しいのですがやはり私は長嶋が好きなのです。そして『球際に強くなれ！』と云った彼の言葉が大好きなのです。
どうか皆さまも球際に強い人生を送られるよう頑張ってください。

今週はやはり長嶋選手の引退セレモニーをアップしました。涙、涙です。http://www.youtube.com/watch?v=0RBSYtpBvlY&playnext=1&list=PLCD27D1C0A84CA3E8

＜今週の言葉＞
『若い人は高尚な理想をもたなくてはならない。そしてそれを行う勇気がなければならない』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大隈重信


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