岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★熱き思いを!

2019年10月27日 16時22分00秒 | 受験

 

★学習相談会

 ワールドカップ2019年が開催されにわかラグビーフアンが増えたように思え少ししかテレビを見ていませんでした。しかし、昨日26日(土)のイングランドとニュージランドの事実上決勝戦とまで言われる試合を見て驚きました。試合は19:7でイングランドが勝ったのですがラグビーってこんなに面白かったのかというのが本音であります。

 実は今日はどうしても見て頂きたいYouTubeがあります。42分という長いものですので私の話は短くしておきたいと思います。このドラマは2000年11月21日にNHKテレビで放映された「プロジェクトX~挑戦者たち~」で2000年3月から16本発表されていますその内の1本です。タイトルは『ツッパリ生徒と泣き虫先生』伏見工業ラグビー部・日本一への挑戦です。

 私はこのドキュメントを見て指導者の原点をもう一度考え直すいい機会を頂いたと思っています。指導者山口良治先生は1943年2月15日生です。
 あまり前書きが長くなりますと値打ちが下がりますのでスポーツの嫌いな方でもできれば見てください。涙なくしては見ていられないです。

 塾の方は11月4日から16日にかけて塾内生との定例学習相談会を実施いたします。ほとんどの方が参加していただいています。ほぼ90%の方が参加していただいていますが有難いことだと感謝しています。この勢いで入試まで突っ走ります。塾に入会希望者、体験希望者の方は取りあえずお電話ください。そうしないと被ってしまい忙しい中を折角来ていただいたのに無駄になります。お電話は長良教室・芥見教室いづれも電話は時間外でも繋がるようになっています。
 
 私はこのYouTubuをみて考えるところがありました。ラストシーンは私も号泣した時を思い出し辛かった。しかし、若者が育っていく姿を目のあたりにしてもっともっと頑張らないといけないと神様がこのドキュメントに私に出会わせてくれたのではないかと感謝しています。山口先生ありがとうございます。

<今日の言葉>
『私たちは、いわば二回この世に生まれる。一回目は存在するために、二回目は生きるために』
            ルソー

ツッパリ生徒と泣き虫先生 挑戦者たち~伏見工業ラグビー部・日本一への挑戦~修正版

テスト対策実施中!
センター対策実施中!
<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

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★1+1は1・2・3そして0・-1

2019年10月20日 08時38分29秒 | 受験

★乱塾する個別と講師の質

 金木犀の香りがすると思い出すのが故郷の秋祭り。昔は学校が休みだった。五穀豊穣を祈り各神社を回るのだがいくつになってもこの香りは故郷を届けてくれる。私の故郷は愛媛県の新居浜市で伊予西条駅と新居浜駅の中間に中萩駅という今では無人の小さな駅がある。この駅前が私の実家です。10月15日から3日間町中を練り歩き飯積神社に集結します。今や有名な太鼓台であります。

 今日は1+1は1・2・3そして0・-1についてお話をしていきたいと思います。11月には期末テストや実力テストが始まりますし何よりもセンター試験の申し込みも終えました。いよいよ受験シーズンに突入です。つまり受験は勉強の結果を競う場であり受験を人生の一部分と捉える流れでもあります。ですから必死になって勉強をするのですが目の色が変わってきた方やまだのんびりしている方も見えます。しかし、国公立を受験する方はさすが目の色が変わってきました。大学受験につきましては http://mm-homepage.com/dozan/  の「大学入試情報センター」の欄を参照ください。

 そう言う中で指導していく我々の立場からお話しますと非常に成長した生徒、あまり変わらない生徒、そして逆に成績が下がっていく生徒と分れてきます。もう少しこのことを分析説明していきます。
 不景気になれば桶屋が儲かるではないですが塾は乱塾致します。逆に景気が良くなると塾は妙に減って来るのです。これは私が20年個別指導をしてきた実感であります。つまり不景気で退職された方が金はある、時間がある、しかしすることがない。だがバブルを生きてきた人間はその金で仕入れの要らない学習塾に目をやって来る。それが今までの慣習でした。ですから不景気になれば塾は増えます。だが20年もデフレ状況が続き正規社員が少なく非正規社員、派遣社員ばかりが多くなってきている格差社会を見ますと非常に一抹の不安を感じます。追い打ちをかけるのが少子化です、2040年には現在の8割になると予想されています。そう言う中で果たして明光義塾は生き残れるのか、もっと突き詰めれば明光義塾長良教室&芥見教室は生き残ることが出来き勝ち組になれるのか・・・。全く予想は出来ません。実はこのブログのタイトルはそこを前提としてお話しているのです。

 塾が不景気だから増えてきた。少子化で講師の学生たちも東海地方に見える方はいいけども自分たちで育てた学生は県外に行ってしまう。残ったものは何とかi

い講師をということになります。indeedさんにお世話になりその他沢山の方にお世話になっていますが長く続く人もいればすぐに辞めてしまう人も見えます。でもそこで辛抱し頑張った人は子供の人気者になりこの方なら将来立派な社会人になるだろうと思う人も見えます。従って私どもはいくら講師が不足しても講師の質に拘りを持っています。現役医学部医学科、薬大生、教育学部の方、元学校の教諭、社会人のかたなど多彩です。元々は学生ばかりでした今は変化に富んでいますし敢えてそうしています。つまり講習後アンケートを実名で実施いたしますがA先生の話は分かる、分からない、巡回速度、ノートの書き込み、その他気が付いたことを書いていただきます。そして即対応をして出来るだけ固定化していきます。個別指導での先生の固定化は非常に難しいですが長良教室&芥見教室は準固定化しています。

 その講師陣の皆さんと講師研修を致しますが生徒の理解度のバラツキをどうしていくかということが出てきます。集団塾は入塾テストがありますので比較的成績を揃えています。しかし、表向きはそうでも最近ではいいクラスは一クラスであとは兎に角入れよということみたいです。つまり少子化で子供が集まらないのです。集まらないということは経営が成り立ちませんから誰でもいいということでテストがあっても意味をなさない集団塾も多いです。何故この時期にチラシがと思われたらきっとその関係かと思います。では個別はどうだと言いますとこれはもう正直ピンキリです。ですから私共はそれぞれがブースで仕切られています。そして固定化していくのです。質問が出来ない子供でも毎回同じ先生だと気心が分かります。ですからここがポイントになります。

 その講師の皆さんがお子さんを指導する時、最初にポイントの部分をノートに書かせて確認を致します。数学ならばここで確認テスト、計算トレーニング、英語ならばリスニング、長文を、そして確認テストを始めるのですが何分時間が制約されています。従って他塾は丸付けを自分でさせているようですが私どもは講師の方が丸付けし間違いの説明をノートに大きく書いて自宅に帰り再度ノートに復讐をする。単なるこれだけの反復になります。問題はここからなのです。

 問題は1つの問題、ポイントを説明したら子供はいくつ反応するかということなのです。ですから1+1は2でありますが化学反応を起こし2では駄目なのです。3・4・5と発展していく、応用を働かせていくことが成績を伸ばす一番の力なのです。しかし、そのポイントを説明してそこだけしか分からない子も見えます。それが1+1は1なのです。2にはならない。ここに問題があります。そのお子さんは2にたどり着く過程に問題があるのですが本当に理解できていないのです。ある意味ー1になっている事も充分考えることが出来し、指導者としてはその辺も想定内に入れておく必要があります。1+1はー1の場合はもうその時点の問題よりも以前の問題が理解されていないと判断していいです。もっと簡単に言えば英語の単語が分からずに文章が理解できないのと一緒です。ならば辞書を引いて調べればいいのですがそこまでの気持ちがない場合ー1・0になりうる可能性はあります。結果的に勉強嫌いになってしまうのです。躓いたと思い後戻りすること、指摘されることが怖くなるのです。その点集団塾はスルーしますから全く関係はありません。この1を教えて3・4を知る子はいいですが1や0、-1のお子さんをどのようにして3・4が理解できるようにするのか・・・。それは結論から言って講師の質の問題なのです。

 個別の先生と気が合って楽しいと思っても問題が解けなければ何も意味はありません。私は明るい笑い声のする塾は求めていません。笑いは禁止にしています。にこっと笑顔を見せることはいいのですが大きな声で笑った場合講師であれ生徒であれ私は面談中でも平気で叱ります。つまり邪魔になるのです。ですから私の教室は笑い声はありません。でも気持ちはみんな爽やかな気になっているはずです。そこが大事ではないでしょうか。他塾と違う点は私どもの講師はかなりそういう意味で社会奉仕を前提に頑張っていこうとしている皆さんが多いということかもしれません。非常に理系に進みたい、将来医者になりたい、看護師になりたいなどIT関連や薬剤師になりたいなど非常に理系に特化した塾でもあります。ですから高校生が生徒の半数を・占めているのだと思います。かと言って文系に進む方はどうなのかと言えばそれはそれで問題はありません。あまり偏ることもよくないのですが1+1を3・4・5に発展的に考えを伸ばしてあげることが必要になります。目先のテストだけでなくその先の人生を捉えた指導を心掛けているのです。勿論テストの中身がよくないと話にはなりませんし塾としての体をなさないことになりますのでそこはきちっと抑えています。

<今日の言葉>
『点が将来結びつくと信じなくてはいけない。信じるものをもたなくてはいけないのだ』
       スティーブ・ジョブス(米国の実業家、アップル創業者)

<今週のYouTube>
故郷の秋祭りを思い出しながら永井龍雲の「心象風景」を聞いています

心象風景/永井龍雲

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センター試験対応中!
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http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

 

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★テストのために!

2019年10月13日 14時27分31秒 | 受験

★テスト対策

 台風19号による大きな被害に合われた方や亡くなられた方に心からのお見舞いお悔やみを申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

 

 台風が過ぎた美濃地方は嘘のようにお天気がよく青空がよく似合っています。また今日は大安で知り合いが結婚式で名古屋の熱田神宮に行っているとのことであります。
 私どもは昨日は迷いましたが結局午後6時に伊豆半島に台風が上陸ということ、風速や雨量の兼ね合いをみて大丈夫と判断して土曜講座を実施いたしました。午後9時には静岡から関東に上陸と気象庁の判断を聞き普段通り致しました。

 去る10月10日旭化成名誉フェローの吉野彰氏ら三人がリチュームイオンでノーベル化学賞を受賞いたしました。少なからず吉野氏とは面識はありませんが繋がりはあります。大学のM大院の教授をしているということや旭化成の副会長M君は同じ学校の繋がりであります、そういう意味で少なからずとも今後はIT革命からET革命の時代に入って来たと言っても過言ではないと思います。台風がこのように自然災害を起こすことが頻繁に起こるのではセクシーどころか真面目に環境について考える必要があります。文春オンラインからの記事です。https://bunshun.jp/articles/-/14617 

 日はテスト対策についてお話を進めていきたいと思います。中間・期末と学校によって多少違いますので集団塾は大変かと思いますが個別指導はそのお子さんに合わしていきますからその点では安心かと思います。 http://mm-homepage.com/dozan/  この長良教室&芥見教室のHPにも書いてありますが個々に合わしていきます。五科目実施しているわけですし土曜講座で苦手な科目を特別にすることも可能です。またZ会アオイゼミプレミアムで補充することも大事かと思います。他塾の個別指導、集団塾も含めて明光義塾の費用は少し高いかもしれませんが時間コストを考えてくれれば分ると思います。他塾では50分、60分、80分、85分、90分と分れています。金額は税抜き金額であります。従って費用はいくらかと計算するには金額を8で割って10分の金額を出して私どもの90分にするには9倍すれば比較はできます。しかし、問題は金額だけではありませんし要は成績が上がるかどうかが問題なのです。成績保証をしていた塾も何時しか聞かなくなりましたがそれなりの週回数を要求したのだろうと思います。

 私どもは生徒でなく先生が丸付け説明をし訂正いたしますので毎日が確認テスト(チェックテスト)をしています。悪い場合は再テストを実施して裏付けを取っています。つまり指導には結果の裏付けが大事ですので結果が出ているかどうかなのです。ですからそう言ったテストを実施しながら並行して進めるのですがこれにはそれ相応の費用が個別にはかかります。特に高校生ですともうかなりな金額になってしまいます。その為にほとんどの塾では数学、英語位で後は映像を見せているのが実態です。またインストラクター一人に後は全て映像、学年ごとに学校別に分けてている塾もありますが個別以外では不可能なことなのです。私どもの長良教室&芥見教室では元高校の先生や社会人講師の方を積極的に採用しています。また学生にしましても医学部や薬大生などセンター90%以上の方を採用しています。そうしないと全科目指導することは出来ないのです。また土曜講座のようなオリジナル講座を要しないと週回数が増え金額がこの不景気の中格差が益々広がっていきます。そうではなくみんなが出来るだけ平等に志望校第一に入れるように努力しているのです。

 凡そ塾の入塾基準を金額で決めることも大事かと思いますし当然選択肢の一つかと思います。しかし、無理をするのならそれなりのことは必要になると思います。テスト対策はそういう意味ではもうテスト範囲を終えている生徒もいます。また学校の授業についていけていないお子様も見えます。でも帳尻は合わさないといけないのです。そうしますと友達がどうのこうのではなく自分がどうしたいのかということです。たまたまですが谷山響さんという女性が東京大学に入った勉強術というのが気になりましたので此処に紹介いたします。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191012-00010014-cancam-life

 この中に書いていることにいつも言っている予習か復習かという問題とか教材の問題などノートの問題などが書かれています。非常に貴重な効率のいい勉強をされていると思いましたが今私ども明光義塾長良教室&芥見教室でやっていることと何ら変わりはないのです。問題は効率よくやっているかどうかという問題だけです。他塾の方も同じ意見だというかもしれませんがそれはそれでいいのではないでしょうか。全て明光義塾長良教室&芥見教室が最高というわけではありませんので選択肢の一つに考えて頂ければ幸いです。

 テスト対策は通常授業に土曜講座(長良教室&芥見教室オリジナル)をしていればある程度の点数は取れるはずです。それ以上行くにはそれなりの本人の努力が必要ですが何よりも目標を明確にしておくことが大事です。谷山さんも同じことを言っていますね。ゴールというカテゴリーを使用しています。小さなゴールからでいいのではないでしょうか。今回の目標は360点を400点にする。国語が50点だったのを80点にする。そう言った積み重ねでいいのかもしれません。それでも平常授業+土曜講座で不足している方はテスト対策の申し込みをしてください。今から準備していて遅くはありません。特に高校二年生は20日過ぎには修学旅行に行かれます。帰ればテストです。

 大学受験における英語の共通テストが揺れに揺れています。HP http://mm-homepage.com/dozan/ 『大学入試センター情報』の欄を開けて頂くと公式に発表されたことが全て書かれていますしセンター試験がどういうものか説明されていますので参照ください。

 そう言うことで今からは大変な時期を迎えますがこの時期がまったりする人が多いのですが一番きついところであります。新たな目標を設定しゴール目指して頑張りましょう。

<今日の言葉>
『そりゃ、僕だって勉強や野球の練習は嫌いですよ。誰だってそうじゃないですか。つらいし、でも、僕は子供の頃から目標を持って努力するのが好きなんです。だってその努力が結果として出るのは嬉しいじゃないですか』

           イチロー

ビリー・バンバン - ずっとあなたが好きでした

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<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

 

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★文学界新人賞

2019年10月06日 15時17分42秒 | 日記

 

★気ままに

 秋晴れの好天が続いていますが台風19号が三連休辺りに直撃しそうですが心配です。20日過ぎには高校生の修学旅行が控えています。

 今日は私立中学、高校の説明会を迎えて少し時間がありますので日記と言いますか学生時代を思い起こして書いていきたいと思います。
 学生時代受験に失敗した私は何とか家を脱出することが出来ましたが非常に複雑な気持ちでした。元々時代も違いますが私は勉強などする気は更々ありませんでした。受験に落ちた時にはもう少し受験校をばらけておけばよかった思いましたが後の祭りです。大学はW大とK大しか受験しませんでした。と言ってもW大は3学部受験しましたので結果的には4大学の受験申し込みをしました。しかし、K大は受験に行きませんでした。つまり自信があったと言えばそれまでですが落ちることは考えていませんでしたので一応W大しか受けませんでした。結果失敗になって浪人を先生からも薦められましたが家庭の事情でM大が3月24日に香川大学で受験が出来るということでそこに落ち着いたのですが当初は凹みました。合格が当たり前だと先生からも言われ実績もあり過去問題も10年分やって合格当たり前に考えていたのですが世の中そううまくはいかないようにできています。最初の挫折でした。安全と誰もが言っても安心と言うことはないです。

 現在大学受験の共通テストで英語の取り扱いがもめにもめています。少々早い気が致します。天下りの利権か生徒側かどちらの立場から話しているのか極端に分かります。出来るだけ受験生の立場になって欲しいと考えるのは私だけではないと思います。高校受験にしましても記述がかなり多く出てまいりました。各学校の中間・期末テストにすら記述問題がかなり出てきます。先日全国共通テストや高校受験の志望校判定模試をみてもかなり記述が増えています。
 私のときはそう言う時代ではなく共通一次と言うことでしたが私立大学全盛の時代でしたから今とは比較にはなりませんでした。景気もかなり良くて右肩上がりでしたので現在人気の公務員や医療関係は蚊帳の外で変わり者と言うイメージさえまりました。
 そう言う中で私は挫折を抱えたままで大学に行きましたが勉強する気はもともとありませんでしたから学校にはほとんど出席しませんでした。では大学で何をしに行きたかったのかと言いますとただただ小説家になりたかっただけなのです。ですから私の希望は東京だったのです。そう言う立場ですからK大は行っても大阪でしたので最初から迷いましたがスルーしていました。

 結果大学では文芸部に所属をしました。当時大学は木造で兵舎の後でした。木造?まさかと思いましたが事実でした。楽器が好きでしたので応援団の吹奏部に入りましたがとんでもないところだと寮長が副団長で止めてくれましたので即やめてしまいました。それで仕方なしに文芸部という看板が紙で貼られたトタン屋根の部室を覗きました。そこにはM君がいて誰もいないよ、まあ入れよって後の全学連中部圏の幹部とタッグを組むことになったのです。彼が部長で私が副部長、総勢60数人の大所帯でした。今は塩釜口の方に移転しましたが私が大学二年からそちらに行きました。

 友人には恵まれました。今でも彼をはじめ色々な先輩後輩との交流は続いています。私も機関紙に継続しましたが大学祭に行き部室に寄りましたがもう当時の機関誌はありませんでしたが『狼群』という雑誌は現在も残っていました。これは詩集を集めた作品集です。クリスチャンのMさんが名づけ親です。

 私は高校時代からあまり勉強もせず小説ばかり書いていましたので何時しか夜型になっていました。当時もう野球部は辞めていましたので帰って食事をして12時ごろ起きて朝まで勉強していました。と言えば格好がいいのですが勉強は原稿用紙か本を読んでいるかどちらかでした。離れで住んでいましたので悪友が2時、3時頃覗きに来るのです。つまらない話で盛り上がっていましたが朝がすぐに来て家の前は予讃線が走っていましたので家の前を通過しますと駅にダッシュして最後尾から列車に飛び乗るのです。私は隣町の伊予西条駅まで汽車通学していました。少し遅れるとその日はお休みで学校には行きませんでした。昼間は誰もいませんのでのんびり昼寝をしていました。そう言えば内申点は酷かった、評定はどうだったのでしょうか・・・。多分実力があればそこに引っかかったかもしれませんがそうは思えません。兎に角よく学校は遅刻しましたし休みました。よく親父も先生に呼び出しされなかったものです。私の知らない時に呼ばれたのかもしれませんが勉強しろとは一言も言わなかったですが「大学には行け」といわれたものです。

 そう言う中で学生時代部活の一学年下の彼女と仲良くなり一緒になることも考えましたが結局は別れることになり高松まで来てくれました。当時私は菊池寛賞に応募しかなりなところまでいっていましてそれどころではなく小説に没頭していました。彼女は数日高松にいましたが別れる結果の前提ですから気が重く最後は電話で別れました。電話の向こうで泣いている彼女の声は今でも心に突き刺さります。

 しかし、純文学から中間小説と決めつけられた私の作品はそこで終わってしまいました。それから数十年が経ちました。今や文学界も年2回の新人賞やその他応募が沢山あります。分類は純文学、エンタメ、ライト、推理、ホラーなど、そして純文学とエンタメの中間の中間小説が存在するのですが今や中間小説はライト小説などに押され気味で純文学はまたよく分からない世界なのですが兎に角存在しています。

 私は彼女と何処に行くにも一緒でした。大抵の中部圏の大学には顔を出しました。どうしてあの頃あのように自分中心のような考えをしていたのだろうかと思います。カミユではないが『太陽のせいだ!』そう叫んでみても何の意味もないのです。
 
 先日芥川賞を受賞した川上未映子の「すべて真夜中の恋人たち」を読みました。若さ溢れる良い作品でしたが朝井リョウのような若々しい作品は書けません。平野啓一郎も同じです。村上春樹や立松和平を読んでいる方が気が楽です。今、昔の本を本棚から出してきてカミユの全集や郷里の先輩大江健三郎の本を読んでいます。昔と今では時代が違うのですがいい作品は少しも色あせていない。やはり文学は素晴らしい。そう言う中で年甲斐もなく文学界新人賞に応募いたしました。多分一次通過もしないかと思いますが私は純文学を目指しそれが非常に面白い中間小説と評してくれたのですが結果的にそれが引き金になって筆を折ったのですから最後は純文学に挑戦して終えたいと考えこの度応募いたしました。夢はまだ途中です。

 中学受験、高校受験、大学受験の模試が激しくなってきます。この10月にほとんど終えてしまいますが兎に角自分の欠点を早く見つけることです。見つけれない方は先生や塾の先生と相談してみてください。一番身近な人に相談することが大事ですが中途半端な言葉や慰めの言葉は不要です。変に希望を持たすと却って傷つけてしまうことにもなりかねません。真面目に真剣に自分の立ち位置将来の道を考える時期でもあります。

<今日の言葉>
『吹いている風が全く同じでも、ある船は東に行き、ある船は西に行く。進路を決めるのは風ではない、帆の向きである。人生の航海でそのいく末を決めるのは、渚でもなければ、嵐でもない、心の持ち方である』
    エラ・ウィーラーー・ウィルコックス(英・女流作家)

<今週のYouTube>
JUJUの GOOGBYE DAY 私の着信音です。JUJUはいいね

JUJU - GOODBYE DAY

 

センター対策受付中!
中学生・高校生テスト対策受付中!
<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

 

 

 

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