岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★仲間

2018年10月28日 19時05分27秒 | 受験

 ★OB会

 先週はブログを書けませんでした。一応前回ご連絡はしていましたが時間があれば書こうとしましたがそれよりも気持ち的に整理がつかずバタバタと日が経っていき気が付けば今日28日の日曜日ということになっていました。
 来年でブログの方も10年になりますが休んだのは数回しかないと思います。多分に抜き差しならない用事でブログどころではなかったことだろうと思います。

 今回はOBの連中で11人が集まりました。東京から大阪からと来ましたがみんな年を取ったにも拘わらず元気な姿に私もいくつか元気を頂いたものです。今回はいつも文学の話をするのが常でしたが何故かSNSの話が主体でした。私もTwitterやFacebook もやっていますがブログとかには連携していません。あまり連携したくないのでブログもこのライブドアにしました。あとgooにも同じ記事を載せていますがやはり読まれるのは遥かに多いです。ランキングは似たようなもので3位前後をうろうろしているようです。
 
 OB会はフランスコースをワインを飲みながら話をしましたがその夜は遅くまで話し込み翌日名古屋まつりを少し見て例の味噌煮込みうどんを食べ別れたのですが私は土曜日、日曜日とそれぞれ人に会う約束を入れていましたのでかなり正直忙しかったです。帰ってすぐ細畑駅の近くにある魚料理の店で昔の会社の仲間が岡山の倉敷から来てくれましたので鍋をつついて話をして盛り上がったということです。

 そんな中で色々なことを学んできました。長良の教室長は日曜日大阪に研修に行ってきましたがこれも年中行事のようで私からすればマンネリ化しているような気が致します。社員は盛り上げるために一生懸命でしょうが・・・。これが上場会社の宿命なのかなとも感じた次第です。
 私はあまりそう言うことには関心がありませんので『脱会社員』の気持ちが強いので『次の一手』をどうするかということで頭を日夜悩ませられています。それにしても来月か遅くとも12月には結論を出さないといけないようになると思います。

 さて、岐阜新聞テストも第2回は台風のためになくなり第3回が勝負どころになってきました。私立中学や私立高校の説明会も粗方終わりました。風雲急を告げるという感じですが結果的に第3回がかなり大きくウェートを掛けるようになります。中には県模試を受けて岐阜新聞テストは受けないという方も見えますが単純に言いまして塾が先導している感じです。受験するのは生徒の皆さんです。試験の視点は生徒に向けるべきなのです。県模試と岐阜新聞テストの経緯は何度も此処で書いていますので今回は外しますがどちらかと言いますと岐阜新聞テストの方が正確だと思います。理由は分母が大きいということです。ということは合格率は高いということになります。どこのテストでも構いませんが色々受験することは大事です。大学受験の皆さんは毎週テストです。それから比べれば楽なものです。

 ここで一言言っておきたいと思います。以前も言いましたが相対評価から絶対評価に変わりました。そしてそれは少子化の中で暴れています。つまり何を言いたいかと言いますと少子化による弊害が問題の中身もさることながら偏差値にまで変わってきているということです。50人の生徒を分母にする場合と100人、300人を分母にする場合は当然動きが激しく曖昧さが出て来ています。従って実力テストがいいからいい高校に行けるということは確かではありますがそれは安定をしているかどうか、他のテストもしっかり受けてみてください。偏差値70の生徒が他のテストを受験しますと60だったということはざらにあります。そこまで開くと怖くて私も何といえばいいのか迷ってしまいます。大抵は中身を分析するだけになってしまうのですが
平均値を出す必要はあります。ですから学校の実力テストは今は業者テストですのでマイナス3点は必要です。それで岐阜新聞テストと同じ位の偏差値になるようです。http://mm-homepage.com/dozan/  の『志望校判定模試』の欄に偏差値を掲載していますがこれからマイナス3点は合格とみなすことは出来ると思います。ただ各務原高校の様に理数科・英語科が無くなったために定員が削減されています。このことは今年の平均的な生徒の行き場が無くなってきますので大きな問題を起こすかもしれません。しかし、それは偏差値が似たような学校が対象ですのですべてという理由ではありませんがかなり厳しいことだとは思います。少子化がこんなところにも歪みを作っています。

 中間・期末テストが始まります。この秋はかなり難しく大事なところをしますので数学などはかなりきつめにやって下さい。特に最近は長文や記述問題が非常に多くなっています。記述で書ければ問題は簡単に解けます。よく私は教室の中を回りながら手が止まっている生徒に話しかけます。問題を解く手順や考え方が分からない子が多いですがよく話を聞いていますと何処から手を付けたらいいのか分からない。美味しい料理を目の前にしてナイフとフォークをどう使ったらいいのだろうかというような例えです。そう言う生徒はかなり見えますがポイントだけ指導してあげるとすぐできます。私は手順、考え方を話して
「じゃあ、話してみて」
といいます。生徒はすぐに問題を解こうとしますが私は
「問題はいいからどういう風にするか言ってごらん」
そうすると大抵の方は出来るようになっています。つまり方法論と言いますか解く順序がどうしてそう言う風になるのかが分からないのです。
社会にしてもそうです。国語にしてもそうです。何もかも基本は同じなのですが分からないのは本人の努力不足だと言い切るのは酷な気もします。今は数や語句の意味が飛ばされて一気に計算や単語の方に走っている。つまりテストのためのテスト勉強になっているのです。そうしますとテストの点数は確かに取れたが実力テストや私どものテスト、岐阜新聞テストなどは取れないということになります。ここが生徒の大きな落とし穴になっているのです。
 
 このような生徒は大学受験でもまた同じようなことを繰り返します。将来を見据えた考えを自分なりに考えておく必要があります。それが自立心ではないでしょうか。

 最後にジャーナリストの安田純平さんについて一言書いておきたいと思います。私も若い頃はジャーナリストに憧れましたし今もつまらない記事を書いています。しかし今盛んに言われている「自己責任」についてでありますが当の安田さんは法を破り戦場に出向き家族とも再会できるかどうかも分からない状況で出発しました。今回無事に帰って来れましたが勝手に行ったのだから迷惑かけるなとかよく頑張ったと賛辞を贈られる方が両極端に多くみられます。今朝のサンデーモーニングを見られた方はお分かりかと思いますが青木 理さんが説明していましたが本当にそう思います。ダルビッシュ有が「日本が戦争になっていて誰も報道してくれなかったらどうしますか?」とTwitter で呟いていました。命を懸けて家族や仲間と離れ死の淵をさまよいながらもそれでも行かなくてはならない理由は何だったのでしょうか。ジャーナリストでも「生産性がない」と言って平気で訂正する気も全くないという人もいますがそれは私人で国会議員であるならば我々の税金を貰っているのですから説明をすることが大事だと思います。最近はただ何でも謝ることばかりで責任は誰も取らない。何時しか日本ってこんな国だったのだろうかと改めて思いました。安田さんは命は助かったけども日本政府は何も動いてはいなかった。それを政治利用とするところに、そう発表するところに今の腐ったジャーナリストが蔓延している原因があるような気が致します。今は体を休め記者会見を待ちたいと思います。
 
 取り留めのないことを書いてしまいましたが教室は今日28日(日)、29日(月)、30日(火)、31日(水)と4連休になります。じっくりテスト前に復習をしてください。尚テスト対策を受講したい方は早めにお電話いただくかこのサイトの『お問い合わせ』より体験の申し出ください。科目は1科目90分です。

<今日の言葉>
『「万年補欠で3年間ボール拾っていました」と胸を張って言えるような子供を作りたい』
                  広陵 中井哲之監督
<今週のYouTube>
永井龍雲の『顧みて』を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=tJXanyRkG4c

センター対策受付中!
テスト対策受付中!

<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

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★中間・期末テストについて

2018年10月14日 22時38分06秒 | 受験

★落ちこぼれる季節

 朝晩非常に冷え込み始めました。秋・・・それを感じる季節です。岐阜新聞にも関連記事がよく掲載されていますが季節の変わり目に温度、湿度、気圧の変化に体のついていけない子が多くなりました。その一人が私であります。誰しも健康であると言っても少しは風邪気味になったりする訳ですからご注意ください。幸い私どもの講師は長良教室&芥見教室とも医大生が中心になって動いています。従ってそういう意味では健康に関しては十二分に注意をしている積りです。

 さて、本日は中間・期末対策についてお話をしたいと思っています。その前に21日のブログにつきましては大学時代の仲間と再会し夜遅くまで話し込むことは必至ですが翌21日は岐阜に帰って6時から彦根時代の会社の同僚が岡山から見えることで飲むことになっています。従って来週21日のブログはお休みします。時間があれば22日か23日ぐらいには書こうかと思っていますが体調次第です。
 
 二日連続で遅くまで飲むのはサラリーマン時代以来です。それにしても体調がすぐれないので少し心配していますが懐かしさでお会いしたいと考えています。
 もともとは先月29日に岐阜の鵜飼を見学に来る予定でしたが急に病気が発覚し手術をしたのですが来岐するようです。相変わらずサラリーマンの時のように馬力は凄い方です。そういう意味ではいい刺激になりそうですし、楽しみな日々にしたいと思っています。
 
 20日は大学時代の同僚と先週書かしていただきましたがこれも夜を徹しての話し合いになります。私は20日の14:00からと翌21日の14:00から二業者と会うことになっています。新しい明光義塾長良教室&芥見教室を模索しています。

 さて、中間・期末テストが11月には始まります。ほぼこれで決まってきます。商業・工業の方はほぼ決まりますし私立高校の単願や併願はこの時点で決まります。ですから現在では私立高校も二校は受験することが出来る時代になりましたがこれも少子化の影響でしょうか・・・。
 テスト勉強についてお話します。まず中学1年生2年生は理科・社会はワークをしっかりしてください。これで6割は必ずできます。出来ないのであれば相当遅れていると考えてください。今のそのままの考えでは公立高校は無理です。夢や希望と現実は違うことをしっかり知って下さい。特に新1年生は平均点は60点位下がります。仮に400点あったなら340点位まで下がります。下がらなければ凄い努力をされたことだと思います。その為には手っ取り早いのは学校のワークを仕上げるのが一番です。しかし、平均より上位を狙いたい、もっと具体的に言いますと岐阜高校や岐阜北高校、そして加納高校を希望されている方ならばそのレベルでは無理です。本格的に自分を見つめてください。一人で勉強をしているのが苦痛になって来ていませんか?背中をもう一つ押します。きっといい高校に行けると思います。ワーク+補充教材です。高校が全てではなく大学が全てなのです。ここをみることが肝心です。

 テスト対策に対しては具体的にああしろこうしろとは言いません。他塾でも二種類あります。一つは過去問題を鬼の首を取ったようにそれをさせろという方が見えます。明光義塾長良教室&芥見教室は過去問題はありますが生徒に利用はさせていません。それは何故だとお思いでしょうか。一つには過去問題をすることでそれに依存する生徒が増えるのです。つまりテストのためのテストになるのです。それは勉強ではありませんし、同じ問題は出ません。つまり山勘になってしまうのです。もっと遠くを見つめましょう。それは私たちが言う『次代のエースは君だ!』なのです。
 
 また、もう一つの塾はテスト対策は全くしません。それはテストは出来て当たり前という考えなのです。テストをすでに超越しているのです。比較的優秀な生徒たちです。基本的に明光義塾長良教室&芥見教室はその中庸をいっている塾と思います。何故なら入塾テストがないからです。しかし、過去問題は見せませんししません。同じ問題は出ないです。
 そう言う塾ではありますが高校入試の数学の問題は過去二年間同じ問題を当てています。その辺を総合的にお考え下さい。

 テスト対策は如何に自分のノート作りが出来るかです。それで80%は決まります。レポート用紙に書いてみたりしている子も見えますが自己管理が出来ればいいですがそんなレベルの子は残念ながらいません。つまりノート作りの意味が理解出来ていないのです。これを理解しないと成績は100%上がりません。明光義塾は復習に力を入れています。勉強は基本的に復習です。つまり簡単に考えてみますと高校に入って予習して浅い勉強して家庭で奥深い勉強ができるでしょうか。中学までは基本的には復習中心でいいです。但し、偏差値60以上の方はそうはいってはおれないでしょうし英語の単語などは予習に越したことはないです。

 従って中間・期末テストは今までの授業で講師の方がどのように指導してきたか?そして生徒の方はどのように答えてきたか?ここが問題なのです。
 テストの結果がよしんば悪くてもしっかりしたノート作りや思考力を持ったとすれば成績は必ず上がります。勉強とはそう言うものです。下がるのは覚えようという気持ち、教えてもらおうという気持ちなど依頼心があれば下がります。答えは簡単です。

 ですから勉強はどのように考えていくかです。学校で先生が一つのポイントを教えて説明してくれますね。その時その問題からあなたはいくつひらめきますか?生徒によっては3つも4つも考える方も見える。2つしか考えれない方と1つしか出来ない方も見える。またポイントだけしか分からない。もっと言えばそのポイントすら分からない・・・。そう言う状況で予習などはもってのほかです。もっと自分を大事にしましょう。復習は落ち込んでいる、遅れているのではないのです。勘違いしてはいけません。より深い問題に突入しているのです。それが高校生のチャートなのです。この意味を理解が出来ない場合ほとんど成績は期待は出来ません。私は面談の時かなりきつくこのことを話します。予習をしたいという方が仮に見えたとすれば『今何点あるのですか?』、200点台?300点台?それで予習したいのならば芥見教室ではお引き受けできませんとお話しています。芥見教室は完璧に復習です。関のS中学の学年ほぼ1位の1年生480点、2年生の460点の方でもまたA中学の1位の方でも復習しかさせていません。つまり予習と復習を理解されてなくて手を挙げて学習意欲の点数を上げたとしてもそれで高校に入れることはありません。ですから古い私の時代で申し訳ないですが先週だったですか?先生から当てられて答えが分かっていても分かりませんというのが格好良かったのです。そう言う時代でした。今は違うかもしれませんが勉強についてはあまり変わりません。遅れている方程教材を選びたがる。学校のワーク、塾のワークこれをしっかりしてください。それで点数がとれます。もしもそれで取れないのでしたら申し出してください。多分に問題点はノート作りにあるはずです。
 

 そんなことで批評家みたいなことを並べましたがそうでなく今が一番大事な時期であるということを知って下さい。中学生、高校生は此処が勝負ですよ。人生で一番勉強したと言えるぐらいやって下さい。私は親父から『血反吐が出るぐらい勉強しろ!』といわれました。そこまでは出来ませんでしたが今までもその言葉が心の中で生きています。社会人になってからもその言葉が心の支えでした。そう言ったことを表現を変え今の塾生に伝えて言ってあげたいと思っている次第

 勉強は高校生でも最後は数学の4ステップや3トライなどボロボロになって手でその部分は削れているほどやっています。私は教材は1冊徹底主義です。勿論地域性や環境などもあるかもしれませんが自分が気に入った教材を徹底的にやることが成功の元になります。教材で成績は上がらないとは言いませんがそう期待が出来ません。やることは思考力、スピード、繰り返し反復しかありません。

<今日の言葉>
『成功は成功の呼び水とせよ。失敗は次の成功への足掛かりとせよ。この二つの相反する格言は、アフターケアのたいせつさを指摘している点で共通の真理なのである』
                      土光敏夫「経営の行動指針」

<今週のYouTube>
今週は70年代の青春時代よく聞いた 因幡 晃『わかって下さい』を選びました。

https://www.youtube.com/watch?v=XPBtH1szqoo

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テスト対策受付中!

<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

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★再会

2018年10月07日 18時31分13秒 | 日記

★あの頃のこと

 2年ぶりに昔の仲間と再会いたします。大学時代のOBOGですが2年ごとに名古屋で開催をしています。今年は何名集まるのか知りませんが取りあえずおいしいワインを用意したとのことですのでフランス料理を食べながら大いに盛り上がっていきたいと考えています。
 ちょうど大学の女子マラソンと重なるために今年は10月20日(土)となりました。学生時代の友人も色々で基本的に今までお付き合いをさせて頂いているのは部活動の先輩後輩位です。私が学生時代に作った愛媛県人会は出身が愛媛県ということで法学部のY教授にお願いしましたがその後、学長にまでなったということで驚きも大変でした。応援団長になっている関係上日程が合わなかったのです。学長は呼んでいませんし、消息は不明です。
 それにしても、当時は今の様に携帯もTVもゲームもなかった。学生で洗濯機を持っているのが珍しい時代だった。
 起きるのは大抵昼過ぎの午後3時頃、そして部室で時間を潰して安酒を飲み激しく議論する毎日だった。飾りの様に文学界や群像の月刊誌を手にもって文学青年気取りで毎日を過ごしていました。学校には行くが授業には出ない。そんなことでも卒業は出来た。何故か「先輩」という言葉が響きよく聞こえ結局は奢ってしまい後で後悔をする羽目になってしまうのが常でした。最たるのは学校の授業料を使い込み支払わなかったことで通知が家に届き随分親父の後妻に文句を言われたことを覚えている。それでも金は使った。そのくせアルバイトは4年間一度もしなかったのはどうしてだろうかと未だに不思議です。当時はそんな時代だった。

 演歌が主流で新しくフォークソングが芽生えてきました。しかし、当時はヤクザ映画全盛で高倉健さんの「網走番外地」や「唐獅子牡丹」など映画館を出るともうみんな肩で風を切るように歩いていた。心が弱いと強いものに憧れる。
「おう、何の用だ!」
 もうみんながそんな顔をしていた。不思議な時代だった。あの健さんがその後性格俳優になっていくのですから変わりました。
 
 時は70年安保の時代。私の友人も佐世保に米国の原子力潜水艦が来るということで参加し逮捕されて雑誌プレイボーイに大きく写真付きで掲載されました。今は銀座で不動産を経営しているとのことらしいですが1960年、1970年日米安保条約は当時の学生には関心の深いもので就職の面接では学生運動をしていましたか?と聞いてくるのが一般的でした。その時に読んだ本が郷土の先輩大江健三郎の「遅れてきた青年」や安倍公房の「砂の女」のシュルリアリズム(超現実的)でした。
 一方、そう言う時代の中でそういう闘争に入って行けずといいますか関心を示さず「無関心」「無感動」「無気力」の時代でもあったのです。私はどちらかというと後者の方で学生運動は自分の仲間はしていましたが参加はしませんでした。参加というよりか妙に冷めた感じだったのでしょうか・・・。ただ馬鹿みたいに就職活動もせずに売れない小説ばかり書いて出版社に通っていたのです。

 あの時代は景気がよく私は何処か新聞社か放送局に行きたいと考えていましたがいずれも試験は終わっていて住宅メーカーに行くことになりました。放送局に試験の日時を聞きに行きますともう終わっていたのですが一緒について来ていた彼女がゲラゲラと大きな声で笑ったことが今でも思い出します。
「もう大人でしょ、しっかりしなさい」
なんて説教されたことも懐かしい青春の一コマです。
 
 今では情報がありますからすぐに分かりますが当時は分からなかった。唯一新聞記事や学校への就職紹介欄に掲載されるぐらいでした。ですからかなり慎重に調べている方はいいのですが私の様に出鱈目をしていた学生はそう言う情報はなかなか手に入らなかったです。
 驚いたことは作家三島由紀夫が防衛省・自衛隊:市ヶ谷駐屯地で盾の会のメンバーを引き連れて割腹自殺をするのでした。1970年11月25日のことです。その2年後1972年浅間山荘事件が起こり一応の終結を見ます。この事件の後日本は高度成長を一直線となっていくのです。そして時間がどんどん経ってあの頃のことを話す者はあまりいませんでした。岐阜新聞やメディアは凄かったですがその後はやはり何時しか話題は遠のいていきました。

 当時の彼女も今は後輩と一緒になったとのことですが消息は不明です。私が四国に帰り高松で住宅メーカーに勤務している時結婚するからと報告に来ました。それが彼女と話をした最後になりました。無関心でいつもぼんやりとしている私の傍らに彼女はいました。そして帰るときにギターを弾いている私に「城ヶ島の雨」を要求するのです。何故かこの曲が好きでした。そして別れる時もこの曲を弾いて欲しいと言って北原白秋の詞を口ずさみ泣きながら帰りました。それ以来ギターは何故か私は弾かなくなったのです。それが別れになりました。

 そんなことで大学時代は大いに遊び戦い(誰と?)自分のしたいことをしてきました。しかし、そういう意味では今の学生は大変です。自分の未来をしっかり見つめながら教員試験に合格した人も2名見えますし、大手の商社に決めた方も見えます。みんな未来を見据えて頑張っています。私どもも未来を見据えて頑張っているのですが毎日が迷いの連続です。高校入試はまだ将来を決めなくても普通科に行けば何とかなあるかもしれませんが大学受験はそういう意味では就職に直結した大学の選択になります。
 高校3年生にはもうセンターの受付が始まりましたので例年九州の太宰府天満宮の「お守り」を渡しました。中学3年生の方には正月明けにはお渡しが出来ると思います。私の友人が太宰府天満宮の方と同級生ということで現在まで私も便乗して毎年「合格祈願」されたお守りをお渡ししています。受験生以外は恒例の太宰府天満宮の鉛筆をお渡しします。

 そんなことで再来週には2年ぶりに再会を果たします。どんな話が飛び出すでしょうか。「先輩」そう呼ぶ彼女の声が聞こえてきそうです。
 
<今日の言葉>
『愛するもののために死んだ故に彼らは彼らは幸福であったのでなく、反対に彼らは幸福であった故に愛するもののために死ぬる力を有したのである』
                    三木 清「人生論ノート」

<今週のYouTubu>
こんな青春が私にもあった。鈴木一平の『水鏡』懐かしい・・・
https://www.youtube.com/watch?v=OMZQXFdohP4

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テスト対策受付中!

<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170
 

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