岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★『銅山』という会社の由来

2016年04月24日 19時56分13秒 | 日記

★2週間ぶりのお休み

 久し振りにお休みをしました。2週間ぶりです。先週は志望校判定模試を実施していましたので本当に日が経つのが早いです。

 今日は私の会社の名前についてお話をしたいと思います。この『銅山』と云うのは岐阜では齋藤道三が見えましたし道三まつりもありそちらの方が有名ですので領収書など頂く場合よく間違われます。

 そもそもこの銅山の名前の由来は我が家が『銅山屋』という旅籠であったことからつけた名前であります。日本三大銅山を知っているでしょうか・・・。

 足尾銅山、秋田の小阪銅山、愛媛の別子銅山の三つであります。私の家は(母方)は旅籠でありましたが四国には何が何でもご存知の四国八十八か所巡りがあります。お遍路さんが弘法大師と鈴をつけた杖でチリンチリンと鳴らしながら同行二人で般若心経を唱えながら寺を巡っていくのです。昔は無料でお遍路さんを泊めていたこともあるようです。またこの別子銅山は住友財閥の発祥の地でも有名であります。今は閉山となっていますが住友の100年祭は原点でということでこの別子銅山で行われ週刊誌などでも当時はよく出ていたものです。瀬戸内臨海工業都市はそうして生まれたのです。

 母方の実家はその名前で旅籠を経営していましたので彼是もう100年ぐらいこの名前は使われているのかもしれません。実は一時新居浜市昭和通りに和菓子店を開いていた時期もありますがその後閉鎖し絶えていました。そして私が18年前にこの屋号を引き継ぎ『銅山』と致しました。株式の世界、特に短波放送をお聞きになっていた方はご存知かと思いますが住友金属鉱山のことを「別子」と呼びます。今やネットで出ますので呼ばれませんが20年前まではそう呼ばれていました。ですから別子ということを知ってる方は相当詳しい株式市場のトレーダーだと思います。

 最近ではこの銅山もCIを使用して『DOZAN』とローマ字で表現にしている場合もあります。それは先ほども言いましたが齋藤道三との違いもあるわけです。この銅山は二つの事業部を持っています。一つは『明光義塾事業部』ともう一つは『Akamon事業部』の二つの事業部で成り立っています。いずれそれぞれは独立していくことになると思いますが現況ではそういうことになっています。Akamon事業部はBit・canpusu を中心にした教材の一種であります。

 そんなことで銅山という会社は私が引き継いでからもう18年が経ちます。株式会社にしておいた方が良かったのかもしれませんが表に出す必要性がなかったことと最後に『ん』が付くと運がいいといいますのでそうしたわけです。非常に印象的だそうです。会社にしたときに印相会社の方はこの名前は大事にしなさいって言われましたが本当に運がいいのか今まで来ることが出来ました。これもひとえに皆様のお蔭だと感謝いたしている次第です。

 私は某住宅メーカーに30年近く勤め暴食暴飲したことや無理をしたことで体を壊し結局従姉のエステサロンの会社に就職するのですが折り合いが悪く半年で止めることになりました。その時知り合ったのが明光義塾のあるオーナーだったのです。そして一年ほどぶらぶらしながら本を読んでいましたが先日の『あの頃の父親』のところになるわけです。私の家の近くには願成寺という寺がありますがここに有名な『中将姫誓願桜』があります。名和昆虫館がこの桜を全国に広めてくれたということで国の天然記念物に指定されています。することがないものですからよく散歩をしてこの桜の木の下でぼんやりと将来のことを考えていたものです。

 この桜は岐阜新聞にもよく取り入れられていますがいつも多くの方が遠くから見に来られています。私もそういう意味ではよく見たもので時間を潰すことが日課になっていました。そんな中で1999年2月に明光ネツトワークジャパンと契約を交わしたということです。気が付けばいつしか私の塾がこの辺では一番古い塾になっていました。塾も古ければいいというわけではありませんが昨今の様に出来るか潰れるかもうそれは早いというかすぐに潰れてしまいそこの生徒は草刈り場になってしまうのです。

 銅山はそんな中で三つの言葉を大事に『社訓』としています。

1.現場はわが命
2.会社はわが命
3.社会奉仕はわが命

 この三つのうち1.2は以前の会社のスローガンです。毎朝私が音頭を取って号令をかけていたのですがもうその血は私の体に流れているような気がいたします。3つ目は私は心筋梗塞で瀕死の状態から蘇った時社会奉仕をしたいと思ったのです。そしてできたのが『土曜講座』という画期的な方法です。これもいずれトヨタの看板方式を真似して作った『質問お願いします』という方式に変わって来るかもしれませんが現況では今のままであります。瀕死の状況から立ち直った私は「神様がもう少し働きなさい」と云っているのだと考えたのです。ですから私は死ぬまで多分走って走っていくことだろうと思います。のんびりする時間はもうないかもしれません。ですが出来るだけ地元に還元し地元に貢献して根を下ろしていき根尾の「薄墨桜」の1500年のエドヒガンザクラの古木の様に堂々と風雪に立ち向かっていきたいと考えていますがこの厳しい世界、厳しい時期にどれだけ頑張れるかわかりませんが兎に角教室を大きくするというよりか生徒を充実させてあげたい、それが結果的にいい塾に繋がっていくのだと考えています。

 凡そ社名とというものは吸収合併か倒産でもしない限り変わりません。しかし、名は体を表すというように対外的なものでありますから何でもいいというわけにはいきません。私の会社『有限会社 銅山』はそういう意味でいつまで続くかわかりませんが頑張っていきたいと思っています。まさかこの銅山って会社が学習塾とはだれも考えないです。どちらかと云いますと金属会社の様に思われるのですがひとたび銅山を知ればそれはもう忘れることがないのですから非常に印相会社の方が云われるように印象的なのかもしれません。ですから最近ではDOZANグループという表現をしていることもしばしばです。会社の名前で成績が上がるわけではありませんのでそれはそれで別物です。しかし、覚えていただくことは非常に大事なことですのでありがたいと思っています。

 教室の方もそろそろ落ち着いてきました。生徒の担当も固定できるようなっていますが一部まだ決まらない処や曜日によっては入れない処も出てきています。教室の方ではすでに『テスト対策』に向けて日々頑張っています。集団塾と違いまして個別指導の塾は入塾日はありません。いつでも入れるわけですが席がなければその曜日は無理なわけですし、またそこに指導できる講師の方が在籍していればいいのですがいなければ無理ということになります。土曜講座もお陰様でほぼ昨年並みになりました。長良教室&芥見教室では残りの席はもう僅かになっています。いまでも芥見教室では自習室すら使用できない状況になっていますので早めに対応をしてください。また一方講師の方も年中募集していますが一般社会人の方も応募いたしています。

 そんなことで私の一生は走って走ってそしてどこかで倒れていくのだろうと思います。しかし、それが本望ですし一番本人が望んでいることですのでこのまま頑張っていこうと考えています。
 
 今日は会社の名前についてお話をしました。今まで不思議に思っていた方が多いかと思いましたのでどうしてなのかもういいだろうと思い書かせていただいた次第です。明光義塾長良教室&芥見教室いつまでも皆様の心に残る様なそんな大げさではありませんが丁寧に指導する学習塾として頑張っていきたいと願っています。

<今日の言葉>
『顔を上げて、胸を張って、あなたならできる。暗闇が訪れても朝はやってくる。希望を捨てないで。』
                  ジェシー・ジャクソン
<今週のYouTube>
『David Bowie-China girl』を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=Eg0t136R8Gg


新規入会生募集中!
テスト対策募集中!
<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

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★新1年生もビックリ!

2016年04月17日 22時05分03秒 | 受験

★志望校判定模試

 この度の熊本地震により被災をされた皆様に心からお見舞い申し上げますと共に、尊い命を落とされた方のご冥福をお祈り申し上げます。


 風の強い今日は長良教室と芥見教室におきましては志望校判定模試を実施いたしました。しかし、世の中は先日4月14日に起こった熊本地震に釘付けになり日々情報を待っている状況です。私も直接は熊本の方の知り合いはないのですが友人の実家が熊本の八代で今回の事故のど真ん中ということで心を痛めています。幸いにも今のところ大丈夫とのことですが地震は熊本から阿蘇、大分と移動しし単なる阿蘇だけでは終わらないようです。南海トラフは川内原発、伊方原発に繋がっていきます。川内市長は原発がやられたら新幹線で逃げるって云っていましたが何と無責任な発言でしょうか。新幹線は脱線しているのですから・・・。世界一厳しい原発基準だといいましても免震機能は省かれているわけです。つまり原発と火山は別に考えるということであります。これって非常に不自然だと思います。
 
 私のいつもお世話になっています『世相を斬る あいば達也』のブログをご紹介したいと思います。http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/942b2a34d4530975763bb47b49d905e1

 さて、今日の話は志望校判定模試の話をさせていただきたいと思います。過去には何度か書いてはいますが新中学1年生からのテストについてはあまり書いてはいませんでしたので今日はちょうどいいかなという思いで書いています。

 この志望校判定模試は全国模試であります。従って小学生の四谷大塚、日能研のテストにも中学生では匹敵する難解なテストであります。岐阜新聞テストと比較しても±1点位です。ですから総合点が悪かったといいましてもそれほどショックを感じることはないです。

 そんなことよりも中学生になればこんなテストをするのだという意識が大事なのです。小学生をいつまでも引きずっていたのでは仕方がありません。大事なことは小学生の時は頑張って来たけどでは実際に高校受験をするとすれば今自分はどの位置にいるのだろうか・・・。これって非常に大事です。

 長良教室&芥見教室は彼是10年ほどこのテストを実施しています。当時はテストの応募をしますと受験生しか受けなかったのです。お金を出してまで厭なテストをしたくはないというのが本音でしょうか・・・。返り見ますと確かに当時有償の時は受験生しか受験はしませんでした。そうしますとどうでしょうか。結果は受験生以外は平常授業でやらない科目の中身は分りません。それでいてどこそこの高校に行きたいといいましても分析も出来ず無責任なお返事は出来ないと思うのです。最低実力テストでしょうか。しかし、このテストも受験生以外は年に1度しか実施されません。そうしますと小学校で頑張って来られた人は目標を失うのです。中学3年生の実力テスト、あるいは岐阜新聞テスト、岐阜県模試などそういったところまで待つことになります。大方の予想では塾内テストでご判断をされている塾様がほとんどではないでしょうか。

 私は10数年前に敢えてこの問題に挑戦いたしました。例えば今日新中学1年生に英語のリスニングのテストを実施いたしました。皆さんかなり不安であったようですが終ればにこにこして帰られました。
 どうしてこのように中学1年生から志望校の判定をする必要があるのでしょうか・・・。では私から言いますとお子さんは何処の高校を目指されているのですか?ってことになります。小学生の時は問題が易しいです。ですからうちの子は出来るので岐阜高校に行かせたい・・・。大いに結構だと思います。しかし、結果はかなり無残なことになる場合が多いです。つまりそういったことを小学校ではしていないからなのです。従って私どもの長良教室&芥見教室では志望校の判定をA判定からE判定まで5校致しています。しかも全員受験させるために費用は無料にしています。

 新中学1年生はどちらかと云いますと集団塾に走ります。単純に費用が安いから・・・、また多くの友達が行くからとなりますがあくまで費用だけで判断するのも可哀想であります。私どもは土曜講座という特殊な授業を実施していますが時間コストから言えば集団塾より安くついているはずです。詳細は http://mm-homepage.com/dozan/  で見ていただければお分かりかと思います。

 話は変わりまして小学校の時は算数と云っていましたが中学に入ると数学と云いますがこの呼称の変化がお分かりでない方が多いように思います。新中学1年生は小学生ではないということはご理解していただけると思います。当たり前なのですがでは具体的に算数と数学の違いを説明できるでしょうか・・・。そんな塾はないとおっしゃるかもしれませんが非常にここに大きな問題が潜んでいるのです。私たちが志望校の判定模試を中学1年生からする理由がここにあります。

 では算数と数学の違いですがどうでしょうか・・・。答えは算数は正しい結果を得ることが目的なのです。しかし、数学は違います。どうしてその結果に達するのかそのプロセツに価値が置かれるのです。『論理の正確性』とも言われます。つまり小学生は計算が出来ればいいのですが中学に入り数学となりますとその計算の過程が大事になって来るのです。ですから問題が出来る、暗算が出来るということが自慢になりますが中学生ではそれは何の意味もなさないのです。ここが出来る子ほど陥りやすい箇所なのです。問題は簡単、しかし答えが違う。これを解消するのに気が付く子はいいのですが性格的に頑固な子供はまず成績は伸びません。素直さと受け入れる心の許容性が問題になって来るのです。

 従って私どもではそういうことを探り出す意味を踏まえて試験を実施しているのです。明光義塾長良教室&芥見教室では全員の方に受験をしていただきます。これは入塾の条件です。明光義塾ではそういうことはないかもしれませんが私はこの部分においては譲ることはできないのです。そこで偏差値63を確保してください。特待生として大いにフォローさせていただくようにしています。どんなことがあっても自分の立ち位置の確認は大事です。現在は長良高校のレベルだけども行きたいのは加納高校だとすればその間に岐山高校があります。まずそこに達するのには何が不足しているのか・・・。そして目標の加納高校に行くにはどうすればいいのか・・・。それを新中学1年生からお互いにレールを敷いて考えましょうということです。

 凡そ中学1年生から志望校を実施している塾は岐阜県では何件あるでしょうか。私はあまり聞いたことはありませんが何かの講習の後にはあるかもしれません。しかし明光義塾長良教室&芥見教室では最初からそういう塾であります。敷居が高いといわれるかもしれませんが右を向いても左を見ても個別指導ばかりの塾で差別化を図っていかなくてはどうしょうもありません。ですからそういう意味で今日は新1年生も含めて頑張りました。勿論小学生も頑張りました。、特に中学受験をする方は難問に取り組んでいました。中学3年生は非常にシビアな気持ちで受験をされていたように思います。しかし1年はすぐ経ってしまいます。今から頑張りましょう!

<今日の言葉>
『1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう』
                      野村克也

<今週のYouTube>
永井龍雲の『つまさき坂』を選びました。この季節にはいつも思い出します。
https://www.youtube.com/watch?v=5iJaf-5I9-A

春の無料体験実施中!
<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170
 

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★あの頃の父親

2016年04月10日 21時43分10秒 | 日記

★散る桜

 あの頃というのでしょうか。桜の花が散るころの苦い思い出を思い起こさせる日でもありました。
 今日は親父の17回忌で朝からバタバタと走り回っていました。お酒が抜けずブログを書くのがなかなか気持ちがそうならず取り留めのないことを書くかもしれませんがお許しください。

 桜の散る頃の思い出は父親のことです。私の父親は愛媛県の住友化学に勤めていました。新居浜市と云いますと瀬戸内臨海工業地帯などと教科書に出てまいりますが工員の街で一家に自転車の保有台数が4台で日本一という数字さえ残っています。そんな中で出勤は朝の8時から夕方4時ぐらいでしょうか・・・。5時ごろにはもう帰っていたように思います。我が家はそういう意味で夕飯は早かったことを覚えています。食事をしてからまた畑に仕事に出るのです。それが普段の仕事で私はいつも話をしない父親の背中を見て育ちました。
 
 私は生まれてから体が弱くそのために父親は宗教の世界に入っていったようです。従って西日本一高い霊山の石鎚山に登ってみたり笹ヶ峰に行ったりして滝に打たれ身を清めていてくれたことを子供ながらに覚えています。
 私にはそういう霊的なことはないのですがその分早く亡くなった弟にはあったようです。実際には母親は住友病院の看護師婦長でしたので早期発見ということで治ったようです。そういうことで私は小学時代は病院生活が非常に長く勉強どころか体力に気を付けるような生活をしていました。その分入院生活が長かったということもあって幼馴染はいますが離れた病院でしたのでお見舞いに来てくれるだけが楽しみな日々だったのです。ですから当時誰も持ってはいない玩具は持っていました。電池で動く列車やロボットや高価な玩具を持っていたことは事実です。本も随分買って貰ったです。ただ毎週脊髄から水を抜くのは死ぬ思いでした。
 
 勉強はいつも母親が先生でした。そして大学に行くことが自然な流れの様に思っていたものですから父親も自然とそう考えていたようです。
 私の父親は83歳で亡くなりましたが住友化学の電気科に所属していたということもあってかテレビを買うのは非常に早かったです。今の天皇陛下がご成婚する時、朝早くからテレビ中継をしていました。朝から村中の人が集まり家に入り切れない状況になっていました。お弁当を持参で来るのです。この前年にテレビは買っていましたので当時はプロレスなどいつも我が家には誰かが押しかけていました。ですからそこで知ったことは長嶋茂雄がプロデビューして4打数4三振の場面もしっかり見ました。私が野球を始めたのはそういう彼の憧れからだったのです。いつも3番です。生まれも3日なので随分拘り家の地番まで3番にし、電話番号も3番がふんだんに入っています。

 そういう中で私は育ったのですが高校に入った翌年の1月に母親は亡くなりました。その後大学はどうするのかと当時の先生に問われましたが「行きます」といって答えたことを覚えています。父親も当然行くことを知っていましたので相談もしませんでした。それよりも私の学力が下がってきたことにひどく心配していたようですが一言も口には出さなかったです。ただ行きたい大学は親子で最初から決まっていましたので相談する必要もなかったのです。しかし、野球部に所属し夏の甲子園の準決勝で敗れ先生から普通科で野球をしているのはお前だけだといわれ勉強を勧められましたが何故は時間があっても勉強はしませんでした。その間小説を読み漁り曲を作りもうどうしていいのかわからないような悶々とした日々を送っていたのです。

 その頃にある先生と親密になり日本文学に傾注していくようになってしまったのです。勉強をしないで小説を書くことしか頭になかったです。当然学力はすごい勢いで下がりました。ですから勉強を始めたのは3年の夏休み位でしょうか・・・。それでも父親との約束の大学は先生からは大丈夫と言われていましたので私はあまり勉強はしなかったのです。将来は作家になろうと考えていました。

 母親はいませんでしたので食事はいつも父親が作ってくれていました。今考えますと本当に何か手助けして置けばよかったと悔いていますがその時にはすでに世にいなくなっていました。母親が亡くなって2年後父親は再婚することになりました。私は俗にいうマザコンみたいなものですから反対はしませんでしたが心では認めてはいませんでしたがそれでも親戚の方は再婚を勧めていくものですから結局大学進学と再婚は重なって来たのです。

 私の大学はと云いますと失敗に終わりました。今のようなセンター試験はなく学校の成績で判断されるような時代でしたので自分で先生もいいというのだからと納得していましたが失敗したのです。再婚するということで私は家には居場所がなくなりました。浪人をすればよかったのですが言えなくて結局友人が進めてくれた某大学が3月末にあることをしり香川大学で受験し何とか家を脱出したのでした。

 私は母親の影響が非常に強かったということもあって再婚した後妻とはあまり良好な関係は築けませんでしたがそれは父親が亡くなる直前まで続きました。私たちの結婚は家で式を挙げましたがその後何かにつけ反対されるものですから実家には帰りませんでした。転勤は18回もしましたので所在すら分からなかったのじゃないかと思われる節もありました。弟がいましたのでそちらに面倒を将来見てもらおうとしたのでしょう。私は家には近寄らなくなりました。そして知ったのは弟の死でした。亡くなる少し前に本人から電話をもらったのですがかなりきついようでした。心臓の不整脈がおこり心不全で亡くなったのですが早死にでした。39歳でした。母親が早く亡くなったといいましても42歳でしたのでもっと早かったのです。

 その後、後妻も亡くなっていくのですが私は体がかなり無理をしていたということもあって体調を壊してしまいました。そして、1年ほど父親を一人にしていましたので実家に帰って食事の世話などをしましたがこの1年間が親との話が毎晩ゆっくりできた時でもありました。父親は脳梗塞で倒れ麻痺もかなりしていましたがリハビリを自分でしかなり克服していました。しかし、毎日の三度の食事となりますとままならずホームヘルパーさんに頼るしかありませんでした。

 1年間父親と話をしてやっと大学に行った18歳の頃からのわだかまりが溶け親子に帰ったような気がしました。その時にこの明光義塾に参加をしたのでした。1999年2月のことです。しかし、教室をオープンして一年後父親は亡くなりました。心不全でした。
 私は岐阜から四国の新居浜まで550キロほどですがノンストップで帰りましたがその時見たものは道路に散った桜の花びらでした。

 桜は綺麗ですが散っていく桜の侘しさは何とも言えないものがあります。その年の暮れ岐阜新聞主催の年末恒例の絵画チャリティがありましたがそこで見たものは『垂井の春』という市田美佐子女史の一枚の油絵でした。迷わず買った私は部屋に掲げていますが桜を見るといつもあの頃の父親を思い出すのです。

 学力で、財力で仮に父親に勝ったとしても本当に親を越えることはできるでしょうか・・・。私は決して親は超えることはできないと考えています。若い時は古いとか何かと批判的でしたが今思うに父親の背中を見て育った自分が恥ずかしい気になります。もしもやり直しが出来るなら・・・。出来っこないことを考えてしまいますが般若心経を唱えてご冥福を祈るばかりです。思いっきり殴られたことも今では懐かしいです。

 そんなことであまり書きたくないことも書きましたがいつかは書かなくてはいけないと思いその日が今日の17回忌に思いを乗せて書かせてもらいました。今言えることはいい親父だったということです。あまり話はしませんでしたが親父の背中はよく見せてもらいました。感謝の一言です。桜・・・それは私には親父そのものの思い出でした。親父ありがとう! 合掌。

<今日の言葉>
『男子は生あるかぎり理想を持ち、理想に一歩でも近づくべく坂を登るべきである』
                           坂本龍馬

<今週のYouTube>
JUJUの『YOU』を選びました。

https://www.youtube.com/watch?v=NMw5DgVbvY0

4月度入会生募集中!
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<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
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★4月度キャンペーン

2016年04月03日 16時31分36秒 | 受験

★美濃地方の桜は満開


 4月に入ってもう3日。春休みもあっという間に終えそうです。今日は根尾の樹齢1500年の薄墨桜を見に行く予定でしたが行けなくなり誠に残念でした。先月は何やかやと雑用が多く名古屋美術館のピカソ展も行けずこのところ心あらずというところでしょうか・・・。

 さて、4月度に入って入学式が始まりますがそうしますと落ち着いてきます。4月10日(日)に本部のチラシを新聞折込を致します。岐阜県だけの教室ですので教室の詳細については分りません。つまりイメージチラシですので具体的には書いていませんので明光義塾長良教室&芥見教室では下記のようなオリジナルで応募をいたします。

<特典1>
 他塾からの乗り換え」キャンペーンをいたします。最初は集団塾や他の個別指導塾に行ったけどもどうもは話が違うし理解ができない。塾を止めてしまいたいが入ったばかりで辞めることもできない・・・。そういう方のための企画です。

 もともと入会金は無料です。それに合わせてキャッシュバックをいたします。
小学生 4,320円
中学生 6,480円
高校生 8
,640円

 いずれもその場で差し引き返金致します。尚且つ、通年用の教材を購入された方は30%から50%で買い取りも可能です(解答付き)。但し、ひどく汚しているものや今年以外の教材は対象外となります。

<特典2>
 兄弟姉妹の方が通塾し土曜講座を受講される場合今まではそれぞれ諸費用を頂いていましたがいずれか(高い方の金額優先)が無料になります。ご兄弟姉妹の方が仮に3人いたとすればお一人だけで構いません。
 このことはどういう意味があるかお考えください。土曜講座は週1回1科目で5科目を指導することが目的です。他塾の場合対応が出来るということで実施ではありません。私どもは仮に5科目でなくても構わないのです。数学だけ週2回+土曜講座(週2回分)で全部数学でも構いません。一方金額的には週2回は諸費用が無料ですからご兄弟は半額ということになります。小学生は週1回+土曜講座で通常授業ですから非常に魅力的です。そして最近は授業時間が非常に短縮されていることをご存知でしょうか・・・。80分、50分とかなり短くなっていますが料金は私どもと変わりません。明光義塾にも45分の授業は他の教室はありますが長良教室&芥見教室では実施していません。科目を算数・国語と2科目の場合はありますが私立中学を受験する場合は認めていません。

 そんなことでこの『兄弟姉妹編』は新しく通年中実施予定です。またこの4月のキャンペーン中に関して友人と同時入会の場合は双方とも土曜講座1か月分の諸費用は無料とさせていただきます。

<特典3>
 志望校判定模試は塾内生は完全無料にしています。但し、高校生に関しては半額とさせていただいていますがこの度腕自慢の生徒を志望校判定模試に受験可能に致しました。費用も塾内生と同じく無料です。但し、受験番号の関係上締め切りは4月11日(月)までとさせていただきます。志望校の判定は小学生の中学受験は5年生から。中学生は1年生から3年生まで全学年それぞれ5校A判定からE判定までできます。1か月後に結果が出ますので分析結果をご報告させていただきます。尚、偏差値63以上で岐阜高校、岐阜北高校を受験される方は特待生の資格も可能になります。教材は県下NO.1の教材を使用いたしています。今年も滝高校はじめ岐阜高校や岐阜北、加納高校に合格しています。是非応募ください。詳細は http://mm-homepage.com/dozan/  に書いてありますのでよろしくお願い申し上げます。

 そんなことで今年も不安な気持ちで船出をいたしましたが時の流れが速く毎日岐阜新聞の桜の満開の写真を見て楽しんでいます。
 
 新しい気持ちと云いますと新学期が始まります。2020年問題まであと少しです。自分の目標を高く掲げて人格的にもしっかり考えることのできる人間になりましょう。くしくも18歳から選挙権も与えられました。自分の考えをしっかり持ちましょう。親に言われたとか友達に言われたとかではなくしっかり考えることが大事です。弱い人ほど舵を楽な方に楽な方に切ります。それでは駄目なんです。強くても、負けると思ってもぶつかっていきましょう。それが若さでありそれが君の未来の希望にきっとつながりと思うのです。一人ひとりじっくり考えそして将来自分はどうするんだと考え闘い勉強をしましょう。将に『次代のエースは君だ!』なのです。

<今日の言葉>
『準備をしておこう。チャンスはいつか訪れるものだ』
                    エイブラハム・リンカーン
<今週のYouTube>

leccaのー『前向き』 from ALBUM 「BEST POSITIVE」を選びました
https://www.youtube.com/watch?v=WXHRb-1dt5U

乗り換えキャンペーン実施中!
無料体験実施中!
<詳細>

http://mm-homepage.com/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

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