★色々な塾
暑い日が続きます。特に関東ではヒョウが降ったりとかなり天候に振り回されていますが如何お過ごしでしょうか。体調面には充分お気を付けて頑張ってください。
さて、政局は集団的自衛権を閣議決定するということで世の中非常にばたなたしています。反面メディアはあまり報道致しません。これは今まででもありましたが日本のTV、新聞は非常に報道致しません。報道は消費税やTPPのようにさも決まったように誘導的報道をしています。先般高松市の選挙管理委員が逮捕されましたがムサシという選挙選別機械は以前から問題視されていましたが今回初めて検察から逮捕されたということです。しかし今回の集団的自衛権につきましては納得できる人はそうはいないでしょう。知らない方はそうかと思いますが日本の憲法は戦後マッカーサーによって草案がつくられました。だから日本独自のものを作ろうというのが右翼的な発想なのです。代表が安倍総理、石原慎太郎やその他のメンバーの鷹派なのですが米国は日中戦争に巻き込まれたくはないのです。つまり様子見したい訳でここまで話がこじれたのは尖閣諸島を当時の野田首相がシロアリ退治と云いながら自分がシロアリになって買ってしまうことになって実施したのは慎太郎が安倍に直訴し買ってしまったことに始まるのです。
しかし、この集団的自衛権は国際上認めている訳ですから個別自衛権に走る必要はないと思うのです。つまり米国の車の助手席に乗って行き先は分からないということなのです。公明党の山口代表、北川副代表、井上幹事長は自分たちの案をこっそり高村氏に渡し自民が『集団的自衛権』と云う言葉があればアリの一穴でいい訳ですので丸のみして公明党の云う通りに絵を描いたということです。このことは西日本新聞がすっぱ抜きました。たった一人が権力をもとに70年近く憲法9条を歴代の国民始め閣僚、総理が守ってきたのを一気に変える、それも国会で審議なく決めるとは何と末代までの汚名でしょうか。長州の侍はもっと立派だったと思いますが有識者がこれほど反対しているにもかかわらず閣議決定するということは狂気の沙汰としか思えません。しかし、自民党の中にも反対者はいます。詳細は自民党議員の村上誠一郎議員の話です。
BLOGOSの記事です。http://blogos.com/article/89413/
さて、本業に戻りますが塾にも色々あります。夏期講習をどんな塾にしたらいいのか迷っている方に参考になれればと思い書いていきます。
①集団塾
これは中学生までの一般的な塾です。基本的に都市部では『集団塾』と云う言葉は死語になっています。郡部でも近いうちになります。ここで注意して欲しいことはうちの講師は全て自前の講師ですなんて胸を張ってる塾がたくさんあります。一言ことで云いますと自前の社員(正社員、契約講師)でなくては集団塾は出来ないのです。生徒の数は少子化で一時より減っていますがそれでもたくさんの生徒を指導します。ですから全体を盛り上げて集中させモチベーションを上げる経験のある方でなくてはいけません。ですから当たり前なんです。逆に学生を使用している集団塾はもうアウトなんです。集団は無理です。
②映像授業
これは高校生に多いのかもしれませんが志望校は何処そこに行きたいと云いますと進研模試、全統模試の偏差値などを見ながら決めてしまうのです。何十万とかかります。かかっても合格出来ればいいのですが後は知りませんが多いです。仮にチューターがいたとしても寝てしまったり分からないところはどうにもなりません。辞めるならいつでもどうぞ・・・って感じですね。問題は費用は高いので安く上げようとして1単元位とって後は自習室で指導してもらうという姑息な考えをしている方は大方失敗してしまいます。やはり自分で映像と戦える方でないといけないようです。
③通信添削
非常にいいのですが分からない問題に対してスピード感が無いです。鉄は熱いうちに打てと云いますが時間が掛ると熱が冷めます。ここが問題です。ただスケジュールは決めてくれますのでいいかとは思いますがそのスケジュールが成績に合っていればのことですが・・・。根気が必要です。
④個別指導
これは形態の問題です。個別の場合はスケジュールは此処に作成されますが本当に合っているのか講師、教材そんなところが問題です。しかし、此処に来て1:2,1;3から1:5,1:6などが主流になって来ています。これは講師不足と人件費の効率の問題です。要は生徒がそれでいいというのであれば構わない気も致しますがかなり熟練された講師の方が必要かと思います。
⑤予備校
一般的には高校3年生になりますと予備校に行かれる方が多いです。しかし、これは単元ごとの集団塾です。勿論予備校と云う名は一杯はびこっています。私共の長良教室&芥見教室にしましても予備校&進学塾になっています。此処では問題はついていける方はいいのですがついていけない方が問題なんです。予備校に行ったとしてもそれが合格と云う証書をもらう訳ではありません。また学校別の塾もありますが学校と云いましてもピンからキリまでいますので生徒に合してくれません。それに中学時代と違って学力の変動は激しいですから学校別はせいぜい高校1年までが適当かと思います。
⑥家庭教師
家庭教師の場合は基本的には1:1です。この場合は一般的には成績は一時的に上がったとしても下がります。理由は考える力が育成されないからです。勉強が出来るということは考える力が付くということなのです。ですから高校受験ならば400点以上、高校生ならば偏差値60から65位の優秀な方はいいかと思います。つまりワンランク上を目指す訳ですから。しかし、最も注意して欲しいことは講師はほとんど学生です。ですからご父兄からうちの子は○○高校は大丈夫ですかと質問された場合そんなデーターは知りません。ですから言葉は少し濁した肯定的なことを云う筈です。何故なら無理ですと否定的なことを云えば家庭教師失格になってしまいます。これが怖いです。もう一つは親戚の方や友人の子供さんの場合は出来るだけ避けてください。本音は言えませんし聞けません。昔から知り合いには教えてもらうなと云うのは此処にあるのです。文句の一つも言いたいけど我慢するしかありません。
以上まとめてみましたがお気づきの方もいるかと思いますが塾と云うのは個:個と個:集団になるのです。収益を上げるためには個:集団になります。上記で云えば①②③⑤が集団になります。個は④⑥になります。これは運営上そうなっていますが全てを構えているのは個別指導しかないということがお分かりでしょうか・・・。極論云いますと予備校の分からない問題を併塾で考えるのもいいかと思います。
ともあれこの夏あなたは大きく変貌を遂げるには上位の中でどれを自分に選択するか決めることが大事です。費用なら集団塾がお値打ちです。しかし、力を付けるなら個別しかありません。もう一度決める前に考えてください。
最後に一言云いますがチラシがどんどん新聞に入ってきます。しかし、集団塾は金額を記入していますが個別指導の塾は金額はは入っていません。入っているのは個別だが講習は集団でしますってとこぐらいでしょう。個別の場合は数学は得意だが英語は嫌いと云った場合コマ数は当然違ってきますので書けないのです。集団の場合は時間の割り振りですので話になりませんが個別の場合はそこにメリハリをつける必要があるのです。ですからコマ数や教材はその子のレベルに合して1コマ計算にしています。
今なら特典も充分です。是非ご一報を!
<今週の言葉>
『君死にたまうことなかれ』
ああ、弟よ、君を泣く
君死にたまうことなかれ
末に生まれし君なれば
親のなさけは勝りしも
親は刃をにぎらせて
人を殺せと教えしや
人を殺して死ねよとて
二十四までを育てしや』
与謝野晶子
<今日のYouTUbe>
あがた森魚の『赤色エレジー』を選びました。
http://www.youtube.com/watch?v=o_k-tidEjNI
夏期講習受付中!
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<詳細>
http://mm.visia.jp/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170