★合格祈願と不安は両刃の剣
岐阜県高校入試まで後2日を残すだけとなりました。明日7日は卒業式で8日一日を置いてて9日には一斉に公立高校の入試試験です。
毎日岐阜新聞の情報を見逃さないように必死に読んでいたことと思いますがそれもあと少しで終わります。
この入試は毎年実施されますが今年は少し変化が出てきました。どのようなことかといいますと岐阜学区にはと云うよりか岐阜県の入試は特色化選抜というシステムがありました。その後この特色化は相対評価から絶対評価に移行するとそれに対応するために普通科は内申点と入試の実施点に分かれてきました。今やその評価と云いますか割合は普通科では3:7でほとんどが実力重視になっています。
最初の頃は何と言っても岐阜高校を目指して隣接学区、この岐阜学区では隣接の美濃学区、西濃学区が受験できるようになったわけです。ですから当時は確か20%の割合が最初だったように思います。その後50%まで下がりましたがなかなか厳しかったですが考え方によりますと内申点重視は相変わらずで現在のようなことはありませんでした。ですから内申点のいい方は岐阜新聞のテストで400点あれば岐阜校に入学することができた時代でした。
しかし、現在は特色化の隣接地域の受験ができる良さを残し筆記試験重視に変化しているのです。
当初は岐阜高校に行きたいと云う受験者は一度のチャンス(特色化)がありましたが二度目はありませんでした。それが時代と共に変化し郡部から一校集中を、いい変えれば岐阜高校に入るために・・・。ということから岐阜学区に行きたいと云う風に変わってきました。つまり入学志願者が岐阜高校を中心にして岐阜北高校、加納高校へと変化しています。岐山高校や長良高校にしても同じ様なことが言えるでしょう。そう云う意味では今年は非常に受験者の人数を見てみますと顕著に表れています。詳細は http://mm-homepage.com/dozan/ の『高校入試情報』から見てください。尚、内申点と入試の割合についてはよく理解できない方が多いようですので私の人気ブログ記事の1位に掲載されていますので読んでみてください。
そんな訳で最近の特徴は私立の特待生制度を上手く使いランクを上げて一発勝負をされることが見られます。これは非常に昨年あたりから明確になった現象です。
しかし、今ここに来てどうだこうだといっても仕方がありません。私ども明光義塾長良教室&芥見教室では午後1時から途中食事時間45分を挟んで10時まで直前講習をいたしています。一昨年、昨年と同じ問題が的中致しました。そのことはありがたかったのですが胃が痛むこともたびたびであります。誰もが合格祈願をしますが不安とは両刃の剣なのです。大宰府天満宮のお守りが助けてくれるはずです。
昨年の場合はこのブログで教室に貼ってあります『心の持ち方次第である』というヲルター・ウイントルのアメリカンフットボールの名監督の言葉を贈りましたが今年はなにもありませんが何事も自然体で頑張って行こうと云っています。
凡そ人生を左右するような一種の試験は精神面に大きくプレッシャーを与えます。ですから岐阜新聞のような大きな会場で試験をすることで自信をつけて来るのです。
試験は自分の位置の確認です。それと同時にテスト慣れをすることが大事です。そんなことで私ども長良教室&芥見教室では『志望校判定模試』を新中学1年生から実施しているわけです。このテストは4月に実施いたしますが3月までに入会しないと受験ができない場合があります。これは全国模試ですので受験番号の問題です。難易度は岐阜新聞テストより少し高いと思ってください。費用はDOZANグループで負担をいたしますので無料です。
さて、ここからは受験をされる皆さんに私が心からの言葉を贈りたいと思います。
受験生へ!
3月9日皆さんは今まで頑張ってきたことを100%出し切らなくてはいけません。今まで精一杯頑張ったではないですか・・・。なんでこんなに勉強なんかするのですか?高校なんか行かなくてもいい・・・。そう云って泣いた生徒も見えました。私も一緒に涙を流したことを知っていたでしょうか?そうです。私も皆さんと一緒になって勉強をしていたのです。ご父兄の方との会話、講師の方との会話など皆さんにプラスになることは何でもしていこうとしました。ですから地元に密着した明光義塾として頑張って来たのです。20年近くやっていますと色々なドラマがありました。受験番号を書かなくて受験を失敗した方も3名見えました。面接で緊張のあまり名前を云ったまではいいのですが「ありがとうございました」と云ってそのまま帰ってきた方も見えました。お母さんが塾に飛び込んできてどうしようどうしようって・・・。
また体調面で変調をきたす方が見えます。慌てて病院に飛び込みますが原因不明、また片頭痛に悩まされて大変だった方などたくさん見えました。周りがみんな自分より優秀に見えて仕方がなかったでしょう。どんと来い!って言えるぐらい自信がある方はよかったですがボーダーラインの方や精神的に弱い方はその点少し不安が出ると思います。
しかし、今まで頑張ってきました。難しい問題をやってきました。他塾ではやらないような教材も一生懸命にやりました。明光義塾という塾ではありますがその中でも私どもは少し偏屈かもしれませんがやりたいことはやりました。それは何時も弱者の立場になっているからなのです。ですから高校、大学の合格の短冊なんて意味のない個人情報の塊のようなものなんか到底しません。みんな頑張った。その結果どのような判定が出ようとも受け入れるしかないのですから心静かに時を待ちましょう。
先ほど受験に失敗した方はその後気になられると思いますので結果をお知らせいたしますと受験番号を書かなかった方は3名います。1名は大学受験者でした。しかし、結果は3名とも合格いたしました。高校受験の2名の方は滑り止めの私立高校でしたので本命の公立高校に入りました。大学受験の彼はセンター推薦で第一志望校ではなかったですが信州大学に入りました。また面接で「ありがとうございました・・・」
といって帰ってしまった彼も見事合格しました。
そして体調を崩された方もみんな合格しました。顔が半分腫れあがり片頭痛を抱えていた彼女。合格すると見事に直りました。
そうです。みんなこのように失敗しても何とかなっているのです。自分に自信を持ってとか・・・、プレッシャーを楽しんで・・・なんてそんなことできるわけないじゃないですか。プレッシャーに勝つのにはそれに対応する実力をつけるしかないのです。ですから今までそう云ったことを私ども明光義塾長良教室&芥見教室で頑張ったのですから必ず成功するはずです。しなくてはいけないのです。
まず問題を見たらすぐに取りかからないようにしてください。ザーと目を通して出来そうな易しい問題からやってください。時間のかかる問題は後からじっくりしましょう。配点が高いのですができる問題まで時間的に出来なかったでは困ります。今まで頑張ったことを素直にやれば大丈夫です。
努力は裏切らないともいいます。仮に百歩下がって失敗したとしてもそれはそれで受け入れていくしかないのですから次のチャンスに生かすようにしましょう。胸を張れと云うのは酷かもしれませんがいずれそれが分かるときがきます。
『次代のエースは君だ!』私たちは次の世代の若者を育成しています。自立心のある正しい判断力をつけることができる若者、勉強だけでなく人格的にも大きく成長をして巣立ってほしいと思います。
ともあれ全てのことはやり終えました。心して受験に臨みましょう。頑張れ受験生!
<今日の言葉>
『今日の成果は過去の努力であり、未来はこれからの努力で決まる』
稲盛 和夫
<今週のYouTube>
絢香、森山直太郎の『三日月』を選びました。思い出の一曲です、懐かしい!
https://www.youtube.com/watch?v=SXEOxCbtlCM
春期生募集中!
無料体験実施中!
<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170
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