「アルプスの山の娘(ハイヂ)」 ヨハンナ・スピリ 野上弥生子訳 岩波文庫 1934(手元にあるのは 21世紀に入ってからの刷) を読んでいる。
(テレビアニメ生みの親・高橋さんや岩波少年文庫版訳者の上田さんが読んだ時からも続く、同じ活字(版)なのかな。「びつくら」(吃驚)って出てきますよ(^_^)/。)
角川文庫版を読んで 一番印象に残った
“さまよいし 旅路の果てに
故郷を 見いずるならん
「おばあさん、わたし故郷を見いだすって、どんなことだか知ってるわ」”
は さて、他の訳ではどうなっているのだろう と 気楽に
矢川澄子ハイジ、上田真而子ハイジ etc.見に行って ほほー と思った次に
野上弥生子ハイジを見に行って
その中に 上記“”内部分が 見つからない。
見つからない?んん?元版が違うの、野上ハイジ?
「NHKテキストビュー」という所に行ってみると 「野上が底本にした英訳本」 とあるので
英訳版では 落ちた?省かれた?
私が一番感動したところなんだけどなあ。。。と ほんの少し覗いて終わるつもりが
なんだか全体を読んでみたくなった、な イマココです。
さっそく、(第)1(章) アルムおぢさん の中に
バルベル(おばさん)の釈明会話が出てきません(^_^)/。