雑誌連載形式で 「優雅なのかどうか、わからない」を読んだ。
月刊『カーサ ブルータス』に 14月(じゅうよんつき)連載。
各回に、鮮やかにかき込まれたシールのような印象の挿し絵が 三点つく。
春の月初夏の月梅雨の月…、巡りゆくものを追うように 手に取った。
“…えーさて 旅で釣れないならモノだろうか?
普段手が出ないけれど 欲しいものは?と ぐるぐる考えるに
浮かんだ言葉が 「椅子が欲しい!」。
↓
椅子いすイス、と インターネットさまよっていたら
↓
「火山のふもとで」現る。”
で 松家 仁之 に 初めて気付いたのだったなあ。
(・・? そうだ、椅子?
又吉くんが カフカか太宰か 選ぶがごとく
そんな時に ふと目にした情報をもとに 家具屋へ足を向けてしまった。
散々探して見つからなかった、変わったサイズ*の椅子が 特価品で あっけなく売り場に出ている。
あ、有ってしまった。
散々探してと書いておいてなんであるが
他に見つからなかったら(そしてお金がたまったら・ココガカンジン)
清水舞台価格物の 作家もの椅子(畳めるのであった。)を手に入れたかったのだ。
その作家ものより一ケタ違う価格の(もちろん安く、方向の)特価品の椅子が いまうちにある。
そう、買ってしまった。
そもそも ダイエット云々で始まった椅子恋しや、の話ではなかったのか。
ダイエット方面に 次世界への兆しはまだ感じられない。
♪ きょうの選択は私をどこへ連れてゆく (0655)
歌は軽やかに 毎朝のように流れていた。ホントにどこにつれていく?
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テーブル・ベンチ セット で使っていたが、ベンチをやめて椅子にしようかと探していた。
テーブルは、高さ65cm以下。それに合うサイズの椅子を単品で探すと なかなか出てこない。