■鉛・ヒ素を高濃度に含む非鉄スラグが高渋バイパスに不法投棄されている問題に関連して、当会が2017年3月に「K砕」のキーワードで検索していたところ、たまたま岡田工務店のホームページを発見しました。その後、同年5月までに東邦亜鉛から事情を聴取したところ、同社が岡田工務店に対して2016年初頭までに数年間に亘って毎年1万トンのK砕=非鉄スラグを出荷していたことを確認しています。2016年初頭までとは大変疑わしいですが、それはさておき、岡田工務店はこのK砕を利用して、巨大なソーラー発電施設を設置しています。
今回の調査場所はこちらです。↓↓
衛星写真はこちらです。↓↓
ちなみに、岡田工務店・岡田興業グループが設置しているソーラー発電施設はここだけではありません。こちらをご覧ください。↓↓
○2018年9月20日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…高渋バイパスどころか箕郷町の県道脇ソーラー発電造成地にもスラグ捨て放題!↓
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2758.html#readmore
*****リットン調査団・非鉄スラグレポート*****
スラグ不法投棄特別調査チーム「リットン調査団」集合(^^)/。
団長Aの訓示:平成から令和に改元され、お祝いの長い休暇が始まりましたが、我々老人チームがすることといったら、やはり趣味の徘徊じゃ。
団員B:令和の時代こそ、令=廃棄物処理法に基づいてスラグを適正に処理し「美しい」群馬ちゃんにしたいものじゃ。
団員C:群馬県の廃棄物リサイクル課は、とうとう平成のうちに有害廃棄物の大同スラグ対策を実施しませんでしたね、とにかく不作為に徹し切っており、呆れるとはこのことですね。
団員A:嘆いていてもしかたがありませんから、記念すべき令和元年初スラグ徘徊調査に出発じゃ!
↑ここは以前、ブログに掲載された岡田グループのソーラー発電施設よりさらに大きいメガソーラーですね。発電施設の入り口には何故か岡田工務店のグループ会社の岡田興業の資材置場の看板が立っていますね。我々リットン調査団は、大同有害スラグを群馬県中に違法にバラ撒いた(株)佐藤建設工業の様な無法者と異なり、立入禁止のフェンスの中には入らずに今回も調査をいたしましたよ。↑
↑あれ、ソーラー施設の巨大さに目が奪われ気づきませんでしたが、足元が赤茶けていますね。特にフェンスの近くが真っ赤ですよ。↑
↑え~い、伝家の宝刀、老人による指差しチェックじゃ。高崎渋川バイパスの中央分離帯や、みさと芝桜公園にあった、赤茶けた溶岩のような非鉄スラグに間違いなしだね。環境基準値を大幅に超えた鉛やヒ素が含まれているらしい。スラグの上で呼吸をしたらボケが加速するかな?↑
↑うわぁ~。フェンス沿いに歩いてみたらこちらは真っ赤だぞ、なんか気持ち悪くなってきたぞい、私も昨日より更にボケが進んだような気がしてきた。↑
↑岡田興業の看板と反対側に回ってみると、いったい何メートル非鉄スラグK砕を盛り上げたのだろうか?とにかく大量の鉛・ヒ素入り非鉄スラグじゃ。これは憶測だが、逆有償取引でスラグ処分料を受け取っていたら、岡田グループは非鉄スラグを積み上げるだけで、多額のスラグマネーを手にしたことだろう。大同スラグ問題で多額のスラグマネーを手に入れた(株)佐藤建設工業と同じようだね。↑
↑お~い、こっちはすごいことになっているぞ~の声が上がる。なんじゃこの非鉄スラグの量は?しかもブロックが所々開いていて、間から鉛・ヒ素いり非鉄スラグが流れ出しているぞ。これは少しずつ非鉄スラグを施設外に流して、減ったところで、また上から非鉄スラグを持ってきて新たな投棄場所を作ろうというのか?↑
↑どこかにソーラー施設の表示は無いかい。お、入り口に戻ってみると「松之沢第二発電所」の看板がありました。事業者は「株式会社 岡田工務店」と表示されています。やはり高崎渋川線バイパスの中央分離帯に投棄されていた、鉛・ヒ素入りスラグを撤去したあの(株)岡田工務店が設置したソーラー発電施設だ。こうなると、岡田工務店がかかわった施設や道路に使われたすべての施設にスラグ使用が疑われる。あの高崎渋川線バイパスの中央分離帯だけでなく、アスファルトの下もかなり怪しい?↑
↑お~い、こっちの擁壁は裏側に鉛・ヒ素入りスラグが使われているぞい。壁の裏側はガラガラの石を詰め込むのが普通だよね。それを岡田工務店は無理やりスラグでやってるぞ!
群馬県よ、岡田工務店が係った全ての土木・建築工事は、この擁壁同様、無理やりなスラグ使用が疑われるぞ。佐藤建設工業の大同スラグと併せてもう一度調査したらどうだ!
オイオイいくらお願いしたって不作為が得意な群馬県が、俺たち徘徊老人の言う事なんか聞く耳もたないよ・・・トホホ。↑
■令和改元記念スラグ徘徊調査の様子をご覧いただきました。当会では、スラグ撤去を通じて、新たな「令和」の御代で「令和」の響き同様、「美しい」ぐんまちゃんが取り戻されますように、心から祈念申し上げます。
【市民オンブズマン群馬・有害スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
※参考資料1:大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグに関する廃棄物処理法に基づく調査結果について
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平成27年9月11日廃棄物の監督官庁である群馬県廃棄物・リサイクル課は、有害スラグは“有価物”だとする大同の主張を全面否定し、廃棄物と認定しました。しかしその後の廃棄物・リサイクル課の担当者が「一概に廃棄物とは言えない」などの戯言を繰り返したり、「環境省が発出した行政処分の指針に必ずしも従わなくてもよい」と発言するなど、今日に至ってもスラグを適正に処理する対策を示していません。最近の担当者はどうやら、「スラグの適正処理はこれから・・・」など嘘ぶく始末であることらしい。
スラグ廃棄物認定はこちら↓↓
http://www.gunma-sanpai.jp/gp26/003.htm
※参考資料2「県による佐藤建設工業への行政処分」
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(株)佐藤建設工業は、大同有害スラグを天然石と混合したことで群馬県より廃棄物の許可を取り消される行政処分を受けた悪質建設資材販売業者です。
また(株)佐藤建設工業は豊富なスラグマネーを背景に建設業にも手を広げ、ソフトバンクソーラー造成工事(榛東村)、ビックカメラソーラー造成工事(安中市)、八ッ場ダム関連建設工事などを請け負い、その工事でスラグと知りながら積極的に有害物を使用しました。
(株)佐藤建設工業は産業廃棄物の処理や運搬する許可を群馬県から受けていたので、廃棄物について熟知しており、スラグを取り扱うことが違法であることを知りながら、悪意で建設工事に有害スラグを使い続けていたのです。せめて自ら請け負った工事に使用したスラグは(株)佐藤建設工業に撤去片づけさせなければなりません。
行政処分の内容はこちらです。↓↓
○2016年08月05日:【速報】佐藤建設工業に行政処分↓
http://blog.livedoor.jp/lytton_cyousadan/archives/5289331.html
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