■群馬高専電子情報工学科アカハラ事件の主犯である雑賀洋平教授について、2020年度から正担任として学級を持つ予定になっているという信じがたい情報提供があったため、当会では注視をおこなっていました。 3月中に雑賀洋平の担任着任予定の真偽を問い合わせたところ、一切回答拒否をされました。
○2020年3月4日:【仰天速報】反省なき凶悪アカハラ犯・雑賀洋平が群馬高専に堂々凱旋+J科3年クラス正担任着任か!?↓
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年度明けの4月1日の夕方、群馬高専総務課に電話をすると村田課長補佐が出ました。当会から「新年度もお世話になります。ところで不躾ながら、雑賀先生は、本日付けで戻られたのでしょうか?」と挨拶がてら質問したところ、すこし間をおいて「はい」という返事が返ってきました。念の為、「沼津高専に人事交流で行かれていた雑賀先生が本日付けで戻られたのですね?」と尋ねると、「ええ」と答えました。
■それ以上は課長補佐権限では答えづらそうな雰囲気だったため、本日2日の昼に改めて連絡をしたところ、尾内課長が対応に出ました。話の冒頭、明日3日挙行予定の入学式を、変更なく実施すると説明がありました。その対応で忙しいようです。
本題に入り、「雑賀洋平先生がJ科3年生の正担任に就くことは間違いないのか?」と質問しました。すると尾内課長は「私の直接の所管でないので、聞いてみないと確かなことは申し上げられない」として、改めて確認したうえで電話をしてくることになりました。
1時間半後、尾内課長から電話があり、「現時点ではその予定となっているが、まだ授業が始まったわけではなく、明日の入学式の後のガイダンスでも各学年の担任の件は、説明するかどうかも現時点ではわからない」などと、まだ不確実要素があることを強調していました。しかし、すでに高専内部職員の間では周知の事実のようです。授業も来週月曜日(4月6日)から開始するようです。
■尾内課長は、「現在、明日の入学式を滞りなく済ませることに注力しており、先ほど申し上げたように、その後のガイダンスをどのように進めるのかはまだ策定中なので、例年ならばHPに詳細に案内をしているのだが、まだ決まっていないのでHPにも入学式のことしか書いていない」と各学年担任に関する情報を(学生、保護者、外部に)通知していない理由を釈明していました。
当会からは、「アカハラの凄惨な被害を訴えた貴学関係者からの通報で、本件に関わって以来数年間にわたり、アカハラの真相究明、責任所在の明確化、再発防止のため微力ながら全力を傾注して活動してきたが、そのアカハラの張本人を、今度はJ学科長ならぬJ科3年生の正担任に据えるという暴挙は極めて遺憾であり、当会は強くこれに抗議する」と申し渡しました。
■したがって、新型コロナウイルス騒ぎのどさくさに紛れて、アカハラ事件に関する反省・ケジメ・総括もないままに、その加害教員を学生担任に据えるという事態が現実のものと化してしまいました。学生担任では、学生への関与度は学科長以上です。これは、必死の思いで被害を訴えたアカハラ被害者の方々を踏みにじるも同然であり、事件発生の事実すらもトイレに流し去る扱いをしているに等しいものです。あわせて、コロナのドサクサ紛れに、ろくな説明もなく卒業までにわたり「担任」されることになる学生と保護者の心中は、相当なものでしょう。
事件の総括も反省もなくアカハラ犯をクラス担任に据えることの正当性について、今後しっかりと世に問われなければならないと当会では考えています。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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