■昨年11月にお伝えいたしましたが、国道17号前橋渋川バイパスの終点側・沼辺信号付近で不審な工事が行われています。詳しくは以下のブログ記事をぜひご確認ください。青いURLをクリックすると関連記事がみられます。↓↓↓
○2015年11月9日:大同スラグ問題を斬る!・・・国土交通省の謎の工事に迫る(その1)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1793.html
○2015円11月10日:大同スラグ問題を斬る!・・・国土交通省の謎の工事に迫る(その2)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1794.html
○2015年11月11日:大同スラグ問題を斬る!・・・国土交通省の謎の工事に迫る(その3)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1795.html
○2015年11月12日:大同スラグ問題を斬る!・・・国土交通省の謎の工事に迫る(その4)調査を振り返って
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1796.html
*****リットン調査団の現況報告*****
リットン調査団集合(^^)/
今回は、例の「謎の工事」がどうなっているのか?久しぶりに見に行きましょう。新聞カメラマンのように脚立を忘れないように・・・。と、その前に昨年2015年11月の様子を簡単に振り返ってみましょう。
↑国道17号沼辺信号付近の怪しい白いフェンスが工事現場です。↑
↑脚立で白いフェンスを傷つけないようにフェンスの上から撮影。薗原ダム担当の林様、フェンスに傷をつけてないから、陰気臭くネチネチとしかも偉そうに文句を言わないでくださいね。↑
↑何の工事ですか?とても歩道工事には見えません。アースアンカーなど必要なのですか?地滑り地帯なのでしょうか?まさか危険スラグの膨張による隆起に耐えるための工事ではないでしょうね?だったら危険スラグを全て撤去すればいいじゃないですか。正々堂々とわかりやすく工事内容を示して工事を行ってください。↑
■団長の「では団員諸君、脚立から落ちると危ないので注意するように!」の声を背にして、さっそく徘徊老人軍団は、最近の様子の撮影を敢行してみました。
↑大きなレッカーで擁壁を吊り上げて設置しています。もう一度言いますが、何の工事なのですか?この大きな民間工場のフェンス工事にしか見えません。しかも丁寧に2段にフェンスを造作しています。まるで工事前と違っていませんか?どなたか施工前と施工後の様子を確認していただけませんか?いったい何の工事なんだ!↑
↑信号の柱付近のアスファルトは以前のままのようです。そこには危険スラグは入っていないのでしょうか?歩道工事といっても一部の歩道工事なのでしょうか?どのような基準で工事場所を選定しているのでしょうか?↑
■最後に工事看板を、もう一度皆さんと一緒に見てみましょう。
↑上記の写真が、その看板です。
「歩道工事を行っています
環境整備工事
国土交通省 関東地方整備局
高崎河川国道事務所 上武監督官詰所」
と描かれています。歩道工事なのに環境整備工事なんだって?一体何の工事なんだ!?↑
*****続く*****
■以前にもお伝えした通り、ネットでこの謎の怪しい工事を探してみると、次の工事情報しか検索できませんでした。
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工事名:H27上武道路他環境整備工事
工事場所:群馬県太田市武蔵島町~群馬県前橋市上細井町外5箇所
工事内容:本工事は、高崎河川国道事務所管内における国道17号上武道路、群馬大橋拡幅、渋川西バイパス、綾戸バイパス及び国道18号高崎安中拡幅、国道50号前橋笠懸道路の道路予定地等を管理するため、除草工、防草工、防護柵、舗装工、擁護工、応急処置工等を行うものである。
工期:平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
予定価格:71,200,000(税抜き)
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■確かに、現場の工事看板には「環境整備工事」と示してあるので、この工事なのだろうと推測いたします。しかしこの工事は、「道路の除草や応急処置などの維持管理等を行うもの」というふうに、国土交通省自ら内容説明をされています。
応急処置にしては、今回の工事は本格的過ぎます。アースアンカー工法まで繰り出し、大企業の工場のフェンスを大掛かりに作り直しているのですから、この工事名で対応するのは無理があるのではないでしょうか?
「群馬県太田市武蔵島町~群馬県前橋市上細井町外5箇所」といえば、ほぼ群馬県を縦断するような広範囲の道路管理になります。このような長い距離の管理をしなければならないのに、この渋川での一箇所に大規模に関わってしまっているとなると、他の場所は手抜きをしてはいないでしょうか?非常に心配になります。
■国は、このような怪しい隠ぺいの匂いがプンプンする工事をチェックする機関を持たないのでしょうか?会計検査院という機関があることはご存知でしょうが、群馬県で大規模に行われていたスラグ隠ぺい工事を事後的にチェックしてくれるのでしょうか?普段からこの会計検査委の仕事ぶりには大いに疑問があります。
果たして本当に、彼らは厳しく仕事をしているのでしょうか?仕事をあまりしたくない方ばかりなので、普段から厳しくチェックしていないとなると、国土交通省はすぐにつけあがり、不作為、隠ぺい、などやりたい放題なのではないか、という懸念が膨らみます。
■当会ではこの工事について、当会では、危険スラグの膨張が原因で民間企業の大きな工場のフェンスを押し倒してしまったのだと推測しています。擁壁を押し倒すような危険なスラグの不法投棄場所はここだけではありません。
国土交通省の発表では、半田その4改良の垂直でしかも高いテールアルメ(補強土壁)にも、大量に危険スラグが不法投棄されています。その証拠に、雨が降ると大量の茶色いサビ色の水が噴き出します(→お願い:どなたかこのサビ水の成分を分析していただけませんでしょうか)。
↑張り出してオーバーハングしているテールアルメ(補強土壁)↑
↑議員の先生も視察されています。塩川議員のホームページより引用。↑
詳しくは下の青いURLをクリックしてください↓↓↓
○2015年11月5日:大同スラグ問題を斬る!…更に更に更に、そして更に崩壊が進む上武国道(その4)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1790.html
この民間企業の大きな工場のフェンスが危険スラグの膨張により、押し倒されてしまったことがもしも明るみでれば、半田改良その4工事で造られた高い垂直な擁壁は危険極まりない不安定な擁壁ということになってしまいます。
擁壁が崩れ、自動車が何台も下敷きになり、死亡者が何にも犠牲になるような大惨事を心配するお役人様はひとりもいないのでしょうか?もしかしたらこの危険事象のことを一般に知られたくないために、環境工事を隠れ蓑に姑息に手直ししているのではないか、ということが疑われます。
手直しにしては大規模になってしまいましたね!国土交通省様!!
【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
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