↑当会副代表がリットン調査団のメンバーらと待ち合わせた東吾妻町萩生の農産物直売場の前の様子↑
有害スラグの県内投棄の実態解明にこれまで多大な成果を上げてきた「リットン調査団」(別名を徘徊老人軍団とも称します)の活動は、当会のブログでこれまで詳しく取り上げてきました。また、当会渋川支部であるオンブズマン渋川のブログ(http://blog.livedoor.jp/lytton_cyousadan/)でも詳しく報告が載っております。
さてこの度、報告が遅くなりましたが、昨年夏、農村開発事業の陰に紛れて大量の有害スラグが投棄された現場である東吾妻町萩生川西地区のその後の状況について、の農産物直売場の前で当会副代表が、リットン調査団の皆さんと待ち合わせてスラグ調査を行いましたので、以下のとおり報告いたします。
*****夏休み恒例のスラグ調査レポート*****
スラグ特別調査チーム「リットン調査団」集合(^^)/
団長Aの訓示:2022年夏休み恒例のスラグ調査を始めます。
とその前に、昨年2021年に市民オンブズマン群馬・副代表と萩生を調査したがそのレポートはどうなった。
団員B:あ!申し訳ありません、2021年夏にオンブズマン会員だった故・鈴木様と大量の不法投棄を調査したのが衝撃的で、その反動で雨の中、副代表とスラグ調査したのを、レポートし忘れていました。3歩歩くとすべて忘れてしまう老人そのものですね。申し訳ありません。
団長A:副代表にせめてものお詫びで、大河原副代表のブログを紹介しながら、昨年の調査レポートから、夏休み調査を始めよう!
- 大河原宗平様のブログはこちらです↓↓
http://ookawara.doorblog.jp/
- 先日逝去された当会会員がリットン調査団とともに実施した2021年調査レポートはこちらです。↓↓
※2021年09月25日:2021年夏・恒例の徘徊調査レポート
http://blog.livedoor.jp/lytton_cyousadan/archives/36019202.html
なお、この場をお借りして、当会会員として多大な功績を遺され、今後のさらなるオンブズマン活動が期待されていた最中に突然ご逝去されました故・鈴木会員のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
*****2022年夏休みスラグ調査*****
2021年夏、市民オンブズマン群馬・大河原副代表のお出ましをいただき、東吾妻町萩生地区のスラグ使用農道を調査しました。
今回の調査場所はこちらです。↓↓
衛星写真はこちらです。↓↓
↑まずは萩生地区に象徴的にそびえる一本松にご挨拶。「今年は副代表と共に、スラグを使用した道路調査にやってまいりまいた」とご挨拶。農道にも情け容赦なく無慈悲に毒入りスラグ混合砕石を投棄した(株)佐藤建設工業と異なり、どこまでも礼儀正しい大河原副代表とリットン調査団であった。ところでちょうど台形にアスファルトが隆起して亀裂が入りそこに雑草が生えていないか?↑
↑あいにくの雨の調査になったが、道路が平らかどうか分かりやすいね。なんだか凸凹していないか?↑
↑とその時、大河原副代表が「ちょっと盛り上がってアスファルトがバックリ割れているぞ!」と走り出した。スラグの隆起パワーだ!まだアスファルト舗装したばっかりだぞ~~~↑
↑その先もアスファルト隆起してますね。バックリ割れてそこに夏草が生い茂っていますね・「夏草やスラグの上にもたくましく~~」さすが副代表・名調子!↑
↑雨脚が強くなってきました。ここの農道はスラグ使用を隠すために、アスファルトでフタをされました。アスファルトでフタをしても今でも毛細管現象でスラグに水が染み込み、スラグからフッ素が染み出すことでしょう。またスラグ上のアスファルトは、スラグの膨張する性質により、あと何年かするとこの農道は亀裂だらけになってしまうことでしょう。スラグのフッ素毒がますます流れ出しやすくなることでしょう。↑
↑市民オンブズマン群馬・大河原副代表は、萩生の隣町のご出身で、少年時代に自転車でよく萩生に遊びに来ていたそうです。この先に釣り堀があり、その釣り堀は量り売りで釣った魚を買わなければならず、たまに大魚を釣り上げると、” うれしい” やら ”お小遣いが無くなる” やらで 、少年自体のジレンマを懐かしく語っておられました。↑
*********2022年夏休みスラグ調査に続く
■以下、リットン調査団の感想コメントです。
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大河原副代表におかれましては、お忙しい中、リットン調査団のスラグ調査にご同行いただきありがとうございました。また1年も掲載が遅れましたこと、誠に申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。
今レポートしながら、少年自体の思い出の地がスラグだらけにされたことを悔しく思われていた大河原副代表のお顔が印象的に思い出されます。
スラグ調査も始めてから早10年近く時が流れました。我々リットン調査団も足腰が弱くなってまいりましたが、粘り強く調査を続けてまいります。
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■当会の誇るリットン調査団の活動を今後とも、市民オンブズマン群馬として全面支援してまいります。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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