■群馬高専電子情報工学科におけるアカデミックハラスメント事件に関する情報の不開示処分について、足掛け3年にわたるすったもんだの末、本年4月25日に東京高裁において全面不開示を不当とした判決が出たため、開示に関する折衝を始めていたところ、なんと、当会事務局宛に6月5日付で、国立高等専門学校機構理事長名義での裁決書・判決の写し、そして群馬高専と高専機構が3年にわたり隠し続けた開示情報が一方的に送り付けられてきました。
↑6月7日の昼頃、当会事務局に特定記録郵便で届いた国立高専機構からの確定判決を踏まえた裁決書。中に開示文書が一緒に同封されており、直接当事者の面前で受領したいとの当会の要請を拒否した形となった。↑
このたび高専機構から特定記録郵便にて郵送されてきた文書は次のとおりです。
PDF ⇒ 201806071_soufusho.pdf
↑送付状↑
PDF ⇒ 201806072_saiketsusho_...
↑裁決書謄本。表紙を除き、内容は高裁判決のコピペなので、表紙のみJPEGで示す。あとはPDF参照。↑
PDF ⇒ 2018060731_hanketsubun_kousosin_hyousi.pdf
↑東京高裁判決文。既に当会のブログで報告済みなので表紙のみJPEGとPDFで示す。↑
PDF ⇒ 2018060732_hanketsubun_gensin_hyousi.pdf
↑東京地裁判決文。既に当会のプログで報告済みなので表紙のみJPEGとPDFで示す。↑
以下は開示文書です。
PDF ⇒ 2018060741_kaijibunsho_h270401a_hogoshamatehaifu.pdf
2018060742_kaijibunsho_h270401b_hogoshaate.pdf
↑平成27年4月1日付の保護者宛て配布書面2通(黒塗りをしてあるのでまったく同じに見えるが、宛先の名称等が異なっているものと見られる)↑
PDF ⇒ 2018060743_kaijibunsho_h270602_hogoshaate.pdf
↑平成27年6月2日付の保護者宛て配布書面1通↑
PDF ⇒ 2018060744_kaijibunsho_h261224_harrasment_mousitatesho.pdf
↑平成26年12月24日付のハラスメントに関する申立書1通↑
PDF ⇒ 2018060745_kaijibunsho_h270225_jinken_higaikyuusai_mousitate.pdf
↑平成27年2月25日付の人権・被害救済の申し立て1通↑
PDF ⇒ 2018060746_kaijibunsho_h270116_chousa_houkokusho.pdf
↑平成27年1月16日付の調査報告書↑
■今回のアカハラ情報開示に至るまでの3年間の流れを振り返ってみましょう。
当会が群馬高専に対してアカデミックハラスメントに関する情報の開示請求を提出したのは、3年前の2015年6月26日のことでした。
○2015年6月27日:群馬高専をめぐるアカハラ問題で、市民オンブズマン群馬が情報開示請求書を同校に提出↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1651.html
そしてその1か月後、群馬高専の西尾校長(当時)は、当会の文書開示請求に対して文書の所在すら明かさない「存否応答拒否」でもって応えました。
○2015年7月24日:群馬高専アカハラ問題で、オンブズマンの情報開示請求に対し同校が不開示決定通知で開示拒否↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1673.html
これに対して当会では同年の8月末に、群馬高専に対して異議申立を行いました。
○2015年8月31日:アカハラ問題に関わる情報開示請求に対しオンブズマンに不開示決定通知をよこした群馬高専に異議申立↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1707.html
そしてこの異議申立を受けて、当時内閣府にあった情報公開・個人情報保護審査会から、存否応答拒否を含めた全面不開示処分が不当であるという答申が出されたのは、翌年3月のことでした。
○2016年3月5日:群馬高専アカハラ問題でオンブズマンへの情報不開示処分について内閣府審査会が群馬高専に対して答申!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1914.html
しかし、この答申を受けてなお、西尾校長(当時)は、当会やアカハラの被害者らをあざ笑うかのように、「存否応答拒否」だけを外して再び全文書を不開示としてきたのです。
○2016年4月30日:アカハラをしぶしぶ認めたものの具体的な文書はあくまで不開示とする群馬高専の隠ぺい体質↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1979.html
このことから、当会では、2016年10月にこの不開示処分の取消を求めていよいよ東京地裁に提訴しました。
○2016年10月26日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専・・・アカハラ情報不開示に対してオンブズマンが東京地裁に提訴↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2156.html
そして長い係争の果て、1年1か月後の2017年11月、ようやく東京地裁がアカハラ情報全面不開示は不当であるという判決を出しました。
○2017年11月24日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…アカハラ情報不開示訴訟で東京地裁が原告一部勝訴判決!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2476.html
しかし、これでようやく開示されると思った矢先、群馬高専と高専機構はこの判決に対して控訴を行ってきました。しかも、その主理由は、「オンブズマンが裁判資料をブログに掲載しているため」という極めて意味不明なものでした。
○2017年12月12日:【速報】アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…アカハラ情報不開示訴訟で被告機構=群馬高専が控訴!!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2497.html
○2018年1月29日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…アカハラ情報不開示控訴審で機構=群馬高専が控訴理由書を提出!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2546.html
結局本年4月に東京高裁が言い渡した判決は、原審とほぼ変わらないもので、双方これには上告しなかったため判決が確定し、ついに隠蔽されていた情報が開示される見通しになりました。
○2018年4月25日:群馬高専アカハラ・寮生連続死問題を追う…アカハラ不開示控訴審で東京高裁が言い渡したほぼ原審どおりの判決↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2622.html
■こうして、3年間もの貴重な年月が、開示するしないの無益な泥仕合に費やされ、肝心のアカデミックハラスメントへの対応と解決に関する建設的な対話は、まったく進みませんでした。そうこうしているうちに、アカハラ事件発生当時の学生らは卒業してしまい、西尾前校長も群馬高専から逃亡し、次いで逃亡先の文科省も定年退職して、満額の退職金と共に市井のどこかへ消えていってしまいました。
こうした悪辣な対処の数々に対して、現地開示、および責任者の説明と謝罪を求めるべく、先日高専機構理事長宛に内容証明郵便で申入書を送り、回答を求めていました。
○2018年5月28日:群馬高専アカハラ・寮生連続死問題を追う…高裁判決確定でもアカハラ情報開示に腰の重い機構に内容証明発出!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2652.html
しかし今回、これを完全に無視するかたちで、今回の一方的郵送による開示が行われました。当会の要望を拒否する場合には、その理由を付記して文書で回答するよう記してあったにも関わらず、です。あまりにメチャクチャな対応というほかなく、もはや公的機関であるのかすら疑わしいレベルです。しかし、これで群馬高専と高専機構が、アカハラ情報の隠蔽やアカハラ事件の揉み消しに関して、完全にグル、言い換えれば明確に悪意を持った共犯であることが明らかになりました。なお、この対応に関し、6月7日に高専機構職員に電話で真意を問い質した経緯を、上記記事に追記の形で掲載しております。
高専機構がこの期に及んでなおも、無茶ともいえる超強硬的な対応にこだわる理由は、オンブズマンに絶対に追及のとっかかりを与えたくない、という一点に尽きるでしょう。しかしながら、今回で完全に、高専機構と高専は組織レベルで根本から腐りきっていることが明らかとなりましたから、もはや群馬高専のみを改革すればよいという話では無くなってきました。追及のとっかかりを与えないどころか、火に油を撒いているだけだということになぜ気づけないのか、理解に苦しむばかりです。
■さて、今回開示された情報そのものについてですが、まがりなりにもこれでようやく3年間に及ぶアカハラ文書不開示に終止符が打たれました。インターネット上でも確認可能な内部者の告発文書が本物であることにもはや疑いの余地はなくなりましたし、それに対しての西尾前校長の対応の新たな悪辣ぶりも見えてきました。
群馬高専がこのアカハラ事件を受けて作成した「調査報告書」の日付は、2015年1月16日です。保護者向け説明文書を読むと、「関係者への聞き取り」が行われたのは15年1月9日~14日のたった5日間であり、文書の校正なども考慮すれば、多めに見積もっても15日のすべてと16日の前半の、「たった1日半」でその情報が最終的にまとめられ、報告書の形にされたことになります。アカハラの規模からして、1日半で聴取した情報を整理し、吟味し、事実関係の連関を把握して報告書の形にまとめるなど、不可能です。仮になし得たとして、それはもはや報告書の体をなしていない破綻した文書にならざるを得ないでしょう。
加えて、当会が物質工学科におけるアカハラについて群馬高専に質問した際は、「調査」に3か月以上かけたわけで、この「1日半で完成された報告書」がいかに異常なものであるか、もはや言うまでもありません。
加えて、2月25日に被害学生らが申立を行った際には、群馬高専はもはや調査すら行っていなかったことが、これでついに明らかになりました。これは群馬高専自らが策定しているアカハラへの対応ガイドラインにも当然違反する行為ですが、それ以前に、あそこまで必死の告発が行われても調査すら行わなかったというのは、人道にもとる行為というほかありません。
■当会では、今回辛うじて開示された情報についてもさらに丹念に精査をおこない、群馬高専アカハラ問題の真の解決のために、全身全霊をもって活動していく所存です。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
↑6月7日の昼頃、当会事務局に特定記録郵便で届いた国立高専機構からの確定判決を踏まえた裁決書。中に開示文書が一緒に同封されており、直接当事者の面前で受領したいとの当会の要請を拒否した形となった。↑
このたび高専機構から特定記録郵便にて郵送されてきた文書は次のとおりです。
PDF ⇒ 201806071_soufusho.pdf
↑送付状↑
PDF ⇒ 201806072_saiketsusho_...
↑裁決書謄本。表紙を除き、内容は高裁判決のコピペなので、表紙のみJPEGで示す。あとはPDF参照。↑
PDF ⇒ 2018060731_hanketsubun_kousosin_hyousi.pdf
↑東京高裁判決文。既に当会のブログで報告済みなので表紙のみJPEGとPDFで示す。↑
PDF ⇒ 2018060732_hanketsubun_gensin_hyousi.pdf
↑東京地裁判決文。既に当会のプログで報告済みなので表紙のみJPEGとPDFで示す。↑
以下は開示文書です。
PDF ⇒ 2018060741_kaijibunsho_h270401a_hogoshamatehaifu.pdf
2018060742_kaijibunsho_h270401b_hogoshaate.pdf
↑平成27年4月1日付の保護者宛て配布書面2通(黒塗りをしてあるのでまったく同じに見えるが、宛先の名称等が異なっているものと見られる)↑
PDF ⇒ 2018060743_kaijibunsho_h270602_hogoshaate.pdf
↑平成27年6月2日付の保護者宛て配布書面1通↑
PDF ⇒ 2018060744_kaijibunsho_h261224_harrasment_mousitatesho.pdf
↑平成26年12月24日付のハラスメントに関する申立書1通↑
PDF ⇒ 2018060745_kaijibunsho_h270225_jinken_higaikyuusai_mousitate.pdf
↑平成27年2月25日付の人権・被害救済の申し立て1通↑
PDF ⇒ 2018060746_kaijibunsho_h270116_chousa_houkokusho.pdf
↑平成27年1月16日付の調査報告書↑
■今回のアカハラ情報開示に至るまでの3年間の流れを振り返ってみましょう。
当会が群馬高専に対してアカデミックハラスメントに関する情報の開示請求を提出したのは、3年前の2015年6月26日のことでした。
○2015年6月27日:群馬高専をめぐるアカハラ問題で、市民オンブズマン群馬が情報開示請求書を同校に提出↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1651.html
そしてその1か月後、群馬高専の西尾校長(当時)は、当会の文書開示請求に対して文書の所在すら明かさない「存否応答拒否」でもって応えました。
○2015年7月24日:群馬高専アカハラ問題で、オンブズマンの情報開示請求に対し同校が不開示決定通知で開示拒否↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1673.html
これに対して当会では同年の8月末に、群馬高専に対して異議申立を行いました。
○2015年8月31日:アカハラ問題に関わる情報開示請求に対しオンブズマンに不開示決定通知をよこした群馬高専に異議申立↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1707.html
そしてこの異議申立を受けて、当時内閣府にあった情報公開・個人情報保護審査会から、存否応答拒否を含めた全面不開示処分が不当であるという答申が出されたのは、翌年3月のことでした。
○2016年3月5日:群馬高専アカハラ問題でオンブズマンへの情報不開示処分について内閣府審査会が群馬高専に対して答申!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1914.html
しかし、この答申を受けてなお、西尾校長(当時)は、当会やアカハラの被害者らをあざ笑うかのように、「存否応答拒否」だけを外して再び全文書を不開示としてきたのです。
○2016年4月30日:アカハラをしぶしぶ認めたものの具体的な文書はあくまで不開示とする群馬高専の隠ぺい体質↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1979.html
このことから、当会では、2016年10月にこの不開示処分の取消を求めていよいよ東京地裁に提訴しました。
○2016年10月26日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専・・・アカハラ情報不開示に対してオンブズマンが東京地裁に提訴↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2156.html
そして長い係争の果て、1年1か月後の2017年11月、ようやく東京地裁がアカハラ情報全面不開示は不当であるという判決を出しました。
○2017年11月24日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…アカハラ情報不開示訴訟で東京地裁が原告一部勝訴判決!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2476.html
しかし、これでようやく開示されると思った矢先、群馬高専と高専機構はこの判決に対して控訴を行ってきました。しかも、その主理由は、「オンブズマンが裁判資料をブログに掲載しているため」という極めて意味不明なものでした。
○2017年12月12日:【速報】アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…アカハラ情報不開示訴訟で被告機構=群馬高専が控訴!!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2497.html
○2018年1月29日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専…アカハラ情報不開示控訴審で機構=群馬高専が控訴理由書を提出!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2546.html
結局本年4月に東京高裁が言い渡した判決は、原審とほぼ変わらないもので、双方これには上告しなかったため判決が確定し、ついに隠蔽されていた情報が開示される見通しになりました。
○2018年4月25日:群馬高専アカハラ・寮生連続死問題を追う…アカハラ不開示控訴審で東京高裁が言い渡したほぼ原審どおりの判決↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2622.html
■こうして、3年間もの貴重な年月が、開示するしないの無益な泥仕合に費やされ、肝心のアカデミックハラスメントへの対応と解決に関する建設的な対話は、まったく進みませんでした。そうこうしているうちに、アカハラ事件発生当時の学生らは卒業してしまい、西尾前校長も群馬高専から逃亡し、次いで逃亡先の文科省も定年退職して、満額の退職金と共に市井のどこかへ消えていってしまいました。
こうした悪辣な対処の数々に対して、現地開示、および責任者の説明と謝罪を求めるべく、先日高専機構理事長宛に内容証明郵便で申入書を送り、回答を求めていました。
○2018年5月28日:群馬高専アカハラ・寮生連続死問題を追う…高裁判決確定でもアカハラ情報開示に腰の重い機構に内容証明発出!↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2652.html
しかし今回、これを完全に無視するかたちで、今回の一方的郵送による開示が行われました。当会の要望を拒否する場合には、その理由を付記して文書で回答するよう記してあったにも関わらず、です。あまりにメチャクチャな対応というほかなく、もはや公的機関であるのかすら疑わしいレベルです。しかし、これで群馬高専と高専機構が、アカハラ情報の隠蔽やアカハラ事件の揉み消しに関して、完全にグル、言い換えれば明確に悪意を持った共犯であることが明らかになりました。なお、この対応に関し、6月7日に高専機構職員に電話で真意を問い質した経緯を、上記記事に追記の形で掲載しております。
高専機構がこの期に及んでなおも、無茶ともいえる超強硬的な対応にこだわる理由は、オンブズマンに絶対に追及のとっかかりを与えたくない、という一点に尽きるでしょう。しかしながら、今回で完全に、高専機構と高専は組織レベルで根本から腐りきっていることが明らかとなりましたから、もはや群馬高専のみを改革すればよいという話では無くなってきました。追及のとっかかりを与えないどころか、火に油を撒いているだけだということになぜ気づけないのか、理解に苦しむばかりです。
■さて、今回開示された情報そのものについてですが、まがりなりにもこれでようやく3年間に及ぶアカハラ文書不開示に終止符が打たれました。インターネット上でも確認可能な内部者の告発文書が本物であることにもはや疑いの余地はなくなりましたし、それに対しての西尾前校長の対応の新たな悪辣ぶりも見えてきました。
群馬高専がこのアカハラ事件を受けて作成した「調査報告書」の日付は、2015年1月16日です。保護者向け説明文書を読むと、「関係者への聞き取り」が行われたのは15年1月9日~14日のたった5日間であり、文書の校正なども考慮すれば、多めに見積もっても15日のすべてと16日の前半の、「たった1日半」でその情報が最終的にまとめられ、報告書の形にされたことになります。アカハラの規模からして、1日半で聴取した情報を整理し、吟味し、事実関係の連関を把握して報告書の形にまとめるなど、不可能です。仮になし得たとして、それはもはや報告書の体をなしていない破綻した文書にならざるを得ないでしょう。
加えて、当会が物質工学科におけるアカハラについて群馬高専に質問した際は、「調査」に3か月以上かけたわけで、この「1日半で完成された報告書」がいかに異常なものであるか、もはや言うまでもありません。
加えて、2月25日に被害学生らが申立を行った際には、群馬高専はもはや調査すら行っていなかったことが、これでついに明らかになりました。これは群馬高専自らが策定しているアカハラへの対応ガイドラインにも当然違反する行為ですが、それ以前に、あそこまで必死の告発が行われても調査すら行わなかったというのは、人道にもとる行為というほかありません。
■当会では、今回辛うじて開示された情報についてもさらに丹念に精査をおこない、群馬高専アカハラ問題の真の解決のために、全身全霊をもって活動していく所存です。
【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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