市政をひらく安中市民の会・市民オンブズマン群馬

1995年に群馬県安中市で起きた51億円詐欺横領事件に敢然と取組む市民団体と保守王国群馬県のオンブズマン組織の活動記録

前橋市職員の勤務不正申告による損害回収を求めた住民監査結果に対する措置通知到来!

2018-09-21 23:31:00 | 前橋市の行政問題
■公務員のズサンな勤怠管理で多額の血税が失われていることは各地の事例で明らかですが、不祥事件が多発する前橋市の場合、やはりきちんとした職員管理ができていないことが大きな要因の一つと思われます。そこで、当会では不倫相手の職員の時間外手当を不正に認めていた前橋市役所の実態について、7月2日付で、前橋市長に関する措置請求書を、前橋市監査委員あてに発出しました。すると、7月4日付で前橋市監査委員事務局から内容確認の依頼があり、7月6日に同事務局あてに確認結果を提出していたところ、7月11日付前監第2号で受理通知が、同13日に当会事務局に届きました。それには8月1日に証拠の提出及び陳述について機会を与える旨の通知内容が記載されてありました。そこで当会の代表と事務局長、および会員2名が、8月1日(水)午前10時前に前橋市役所を訪れて約1時間にわたり陳述しました。そして、8月30日(木)に、前橋市監査委員事務局から、監査委員4名の名義で監査結果通知が送られてきた後、9月8日に同じく監査委員事務局から、「住民監査結果に対する措置通知」が届きました。

前橋市監査委員事務局から届いた監査結果に対する措置通知の入った封筒。

 なお、この問題の経緯等は次のブログをご覧ください。
〇2018年3月29日:再発防止になるの?…印章偽造の職員に減給10分の1(1か月間)の大甘処分を決めた前橋市
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2600.html
〇2018年5月3日:前橋市役所職員による勤務不正申告の実態について前橋市長に報告書を提出
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2628.html
○2018年6月5日:前橋市職員による勤務不正申告の実態報告書の感想と見解を聴取すべく前橋市役所を訪問
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2659.html
○2018年7月2日:前橋市職員による勤務不正申告の実態報告をもとに前橋市に損害回収を求める住民監査請求書を提出
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2683.html
〇2018年7月4日:前橋市職員の勤務不正申告による損害回収を求める住民監査請求書の内容を確認してきた前橋市監査委員
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2684.html
○2018年7月15日:前橋市職員の勤務不正申告による損害回収を求める住民監査請求書をようやく受理した前橋市監査委員
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2697.html
○2018年8月2日:前橋市職員の勤務不正申告による損害回収を求める住民監査請求手続のため監査委員の面前で陳述
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2718.html
○2018年9月3日:前橋市職員の勤務不正申告による損害回収を求める住民監査請求の結果通知が到来!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2741.html

■それでは、前橋市から送られてきた住民監査結果に対する措置通知の内容を見てみましょう。

*****監査結果に対する措置通知*****PDF ⇒ 20180907um.pdf

                            前監第15号
                            平成30年9月7日
鈴 木   庸 様
                   前橋市監査委員  福 田 清 和
                      同     田 村 盛 好
                      同     中 里   武
                      同     笠 原   久

   前橋市職員措置請求に係る監査結果に対する措置について(通知)

 このことについて、平成30年7月2日付けで、提出のあった前橋市職員措置請求の監査結果による勧告を受けて講じた措置について、平成30年9月7日付けで前橋市長から通知がありましたので、地方自治法第242条第9項の規定に基づき、次のとおり通知します。

                    記

1 前橋市長からの通知に係る事項
(1) 措置内容
   平成29年6月18日における時間外勤務命令について、これを取り消し、当該時間外勤務に対して支払われた時間外勤務手当を返還させた。
(2) 返還金額
   3,226円
**********

■前橋市監査委員は、部分的には不正申告による時間外手当分の返還を、当該職員に求める勧告を山本龍・前橋市長に対して行ったとして、今回、監査委員事務局から、その措置内容について、住民監査請求人である当会に通知したものです。

 しかし、返還の必要を認めたのは、2017年6月18日(日)の10時から正午までの時間外手当の2時間分、3,226円のみであり、しかも、1年2か月以上も経過してから返還されたのですから、当然、この期間に生じた法定金利年5分の延滞利息が加算されるべきところですが、どうやら考慮されていないようです。

 さらに当会が陳述の際、今回の監査請求の追加対象として説明した同年5月4日(木・祝)の不正な時間外手当支給の件は、まったく触れられていません。

 また、今回の監査結果で、公民館で所長と部下が淫行をしていた2017年6月13日(火)の17:15~19:30に亘る時間外手当の不正給付については、当会が、今回の住民監査請求を行った2018年7月2日の直前の6月の給与を差し引く形で、返還済みであることが分かりました。

 つまり前橋市は、一部の時間外手当については不正申告であることを自ら調査して、返還を求めたわけですが、それ以外の不正は、当会から指摘されて渋々、返還の必要性を認めざるを得なくなったのです。

 それでも、当会から指摘された部分だけを調査の対象としているだけで、他にも不正申告が日常化していたことが伺われるのに、前橋市は少しも積極的に調査しようとする気概が見えてきません。

■今回の住民監査請求では、所長の不倫相手の若い職員のみが、不正申告を問われて、時間外手当の返還に追い込まれたわけですが、所長のほうは、なんのおとがめもありません。

 驚かされるのは、2017年6月10日(土)の時間外手当の不正について、不倫相手の職員が「当日は時間外勤務の認識はなく、月末にその時の時間外勤務手当のことを知って、驚いて取り消した。なお、取り消した方法については、時間外勤務等命令簿を書き直した」と職員課に対して証言していることです。

 つまり、自分の勤怠簿について、きちんと自分で記載しているのではなく、不倫相手の所長が代筆していることが伺えます。あるいは、もし自分で虚偽の記載をされていることが月末になって初めて分かったのであれば、所長が勝手に不倫相手の若い職員の印鑑を、勤怠簿に押印したり、時間外の期間を記入していたことになります。これは、明らかに有印私文書偽造ないし変造行為にあたります。

 この所長は、自らの勤怠簿でも、用もないのに休日出勤して、不倫の時間をつくるために、それを平日の代休に振り替えるため、退職して不在の職員の同じ名字の印鑑を買って、それを使って不正に勤怠簿を改竄したため、文書偽造で警察沙汰になった経緯もあります。

 おそらくこうした文書偽造行為を、この所長は日常的に行っていたはずですが、職員課には少しも調査する気配が見られず、このことは当会が陳述でも詳述したのですが、やはり監査委員もまったく関心がないことが、今回の監査結果で明らかになりました。

 ほかにも、都合で長期に休みたい場合、医師の診断書があれば、役所では簡単に長期休暇が認められることも分かりました。これは安中市の公立碓氷病院を舞台にした勤怠情報の不正申告や、診療記録の不正記載の事件の当事者の理学療法士の場合も、不正発覚直後に、同様に、精神的なストレスを理由に医者から診断書を出してもらい、それを役所に提出して3か月間自宅療養をしていました。

 この間、我々の血税が給与として支払われていたと思うと、まことに複雑な思いがいたします。

■この監査結果を受けて、当会としてどのような対応を取るか、9月28日までに決定する必要があるため、9月15日午後2時から開いた当会の定例会で、参加者の皆さんと協議を行ったところ、皆さんから次の意見が出されました。

①不倫相手の若い職員が医師の診断書により4か月?間の長期休暇を取った件は、理由がはっきりしないので、ズル休みではないのか。だとすれば、やはりきちんと前橋市長にその証拠を提出させて、正当な理由を釈明させる必要があり、それには法廷で追及するのが効果的であること。

②さらに、公民館での不正残業と思われる時間外手当が他にも存在する可能性があること。追加で陳述して監査委員に無視された2017年5月4日に加えて、5月3日、13日、27日、および6月4日などが想定されるが、これらについて、別途監査請求をするのか、あるいは、監査が怠慢だとして、ズル休みと一緒に住民訴訟に加えてみてもよいこと。

③ズル休みについては、医師の診断書をおそらく前橋市は証拠として提示してくるだろうが、少なくとも診断理由として例えば病名が明らかになるはず。どのような病気を理由にズル休みを取れたのか、それだけでも意義があること。

 以上のコメントを参考にして、9月28日(金)までに、最終方針を決めたいと思います。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

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鉛・ヒ素入りスラグ問題!…高渋バイパスどころか箕郷町の県道脇ソーラー発電造成地にもスラグ捨て放題!

2018-09-20 23:03:00 | スラグ不法投棄問題
■鉛・ヒ素を高濃度に含む非鉄スラグが高渋バイパスに不法投棄されている問題に関連して、当会が2017年3月に「K砕」のキーワードで検索していたところたまたま岡田工務店のホームページで発見し、その後、5月までに東邦亜鉛から事情を聴取したところ、同社が岡田工務店に対して2016年初頭までに数年間に亘って毎年1万トンのK砕=非鉄スラグを出荷していたことを確認しています。
 東邦亜鉛では、未だに高渋バイパスで見つかったK砕に酷似した物質を自社の安中製錬所から岡田工務店経由で現場に投棄されたことを認めていませんが、今回、高渋バイパスで高濃度の鉛・ヒ素を含む非鉄スラグの撤去工事を岡田工務店と佐藤工務店(実質的には岡田工務店)が行っていることから、当会ではこの物質が「K砕」と同じものであると確信しています。
 さて、9月13日に高渋バイパスでの撤去工事を視察後、前橋での用事を終えて、夕方安中に戻る際、岡田工務店の産業廃棄物中間処理施設に立ち寄るため、榛東村経由で群馬県道154号新井下室田線を走っていました。すると、県道の左側に黒い巨大なパイプが山積みされ、その周辺に非鉄スラグ特有の赤黒い地面が目に入りました。




 なお、高渋バイパスで見つかった非鉄スラグに関連する情報は当会の次のブログをご覧ください。
○2018年3月12日:安中カドミウム公害企業の面目躍如…県道に投棄された鉛含有スラグと東邦亜鉛の環境軽視の姿勢(その1)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2587.html
○2018年3月13日:安中カドミウム公害企業の面目躍如…県道に投棄された鉛含有スラグと東邦亜鉛の環境軽視の姿勢(その2)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2588.html
○2018年7月27日:【速報】群馬県スラグ行政を象徴!…当会の告発から1年かかってようやく公表の背後に東邦亜鉛の影か
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2708.html
○2018年7月29日:【速報】高崎渋川線バイパスにスラグ汚染報道・・鉄鋼スラグに続いて非鉄スラグの不法投棄か!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2710.html
○2018年8月5日:高崎渋川線バイパスの鉛・ヒ素入りスラグ撤去方針!…じゃ~佐藤がばら撒いた有害スラグも撤去しろよ!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2712.html
○2018年8月12日:鉛・ヒ素入りスラグ不法投棄問題!…群馬県中にばら撒かれているかも?
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2724.html
○2018年8月17日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…鉛・ヒ素入りサンパイを盛り土扱いする群馬県が情報開示拒否を当会に通知
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2729.html
○2018年8月19日:鉛・ヒ素入りスラグ不法投棄問題!…群馬県中にばら撒かれているかも?(その2)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2728.html
○2018年8月21日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…鉛・ヒ素だらけでも「土壌に影響なし」宣言した群馬県の重金属汚染思考マヒ
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2731.html
○2018年8月26日:【緊急レポート】鉛・ヒ素入りスラグ問題・・・なんと早業!撤去始まる!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2734.html
○2018年8月30日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…鉛・ヒ素入り資材を猛スピードで撤去中の群馬県に経緯と根拠を開示請求
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2738.html
○2018年9月2日:【緊急レポート】鉛・ヒ素入りスラグ問題…高崎市に続き榛東村にも飛び火!しかも大同スラグと無法コラボ!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2739.html
○2018年9月8日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…猛スピードでサンパイ撤去中の群馬県が経緯と根拠の開示を先送り
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2751.html
○2018年9月10日:【ついでにレポート】鉛・ヒ素入りスラグ問題…飛び火した榛東村を更に調査!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2744.html
○2018年9月16日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…高渋バイパスで有毒な非鉄スラグを撤去中の現場レポート
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2756.html
〇2018年9月18日:【速報】公園にも鉛スラグ報道…やはり高崎渋川線バイパスだけでなかった非鉄スラグ投棄問題!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2757.html
〇2018年9月19日:【続報】公園にも鉛スラグ報道…やはり高崎渋川線バイパスだけでなかった非鉄スラグ投棄問題!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2759.html

■さて、非鉄スラグ特有の赤黒い地表には、太陽光発電パネルがずらりと並んでいました。さっそくUターンして戻り、道路わきに車を停車して、現場を観察しました。

 すると、道路わきの空き地にも非鉄スラグが敷き詰められており、太陽光発電施設はかなりの規模であることも分かりました。


奥が倉庫らしき建物。道路際にパイプが山積み。右手にソーラー発電施設のフェンスが見える。

足元は非鉄スラグだらけ。

ソーラー発電施設のフェンス。


ソーラー発電施設の地表も全部スラグでびっしり。


奥の倉庫らしい建物に近づいてみると、入口のシャッターの脇に「㈱岡田工務店 資材倉庫」の表示が。


空き地に張ってあるロープの支柱パイプの中にも、非鉄スラグが詰め込んである。



ソーラー発電施設のフェンスにある表示板。
「固定買取制度に基づく再生可能エネルギー発電事業の認定発電設備」
再生可能エネルギー発電設備
 区分    太陽光発電設備
 名称    柏木沢発電所
 設備ID  AC30464C10
 所在地   群馬県高崎市箕郷町柏木沢字経塚662-1
 発電出力  474.2KW
再生可能エネルギー発電事業者
 氏名    株式会社 岡田工務店
 住所    群馬県高崎市箕郷町矢原987
 連絡先   027-371-2364
保守管理責任者
 氏名    森澤電機監理事務所 森澤 誠
 連絡先   090-3344-7243
運転開始年月日 平成26年11月14日 


道路わきの警告標識。ブラックジョーク?

 Google Mapで見ると、ソーラー発電設備を含む敷地面積は1ヘクタール強はありそうです。仮にここに1m厚で非鉄スラグが埋められているとすれば、約1万㎥のスラグが存在する可能性があります。仮にスラグの比重を1.5とすれば、1.5万トンのスラグが投棄されたことになります。東邦亜鉛安中製錬所が年間に排出するスラグ約5.5万トンの実に4分の1近くに相当する量です。

 岡田工務店は、ソーラー発電設備として、上記の柏木沢発電所の他に、松之沢発電所も保有しており、ここにも大量の非鉄スラグが造成の為、使用されている可能性が高いと思われます。

 松之沢ソーラー発電所と思しき施設は次のところです。↓


 となると、岡田工務店の2カ所のソーラー発電所だけで、非鉄スラグを3万トンも不法投棄していることが推測されます。


芝桜大橋東交差点。

■その後芝桜大橋東交差点を右に、榛名山方面に少し進むと、右手に岡田興業の産業廃棄物中間処理施設が見えてきます。




岡田興業の中間処理施設の入口脇に掲げられている表示板。
「産業廃棄物の中間処理施設」
産業廃棄物の種類:
 ・木くず(一般廃棄物)
 ・がれき類
 ・ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず
処理方法・能力:
 <破砕>
 ・木くず・・・・・・72.2t/日
 ・がれき類・・・・・ 680t/日
 ・ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず・・・680t/日
管理者名:岡田久雄
 連絡先  群馬県高崎市箕郷町松之沢32番地の1
      電話027-371-8880
設置者名:有限会社 岡田興業 代表取締役 岡田久雄
 連絡先  群馬県高崎市箕郷町松之沢32番地の1
      電話027-371-8880 


入口の銘板。「株式会社 岡田工務店」と読める。以前は兄が経営する岡田工務店の施設だったようだ。今は弟の岡田興業が所有していることになる。

施設の道路脇の網フェンスには「防犯カメラ作動中」とか「きけんです!はいってはいけません!」と描いた看板がいくつも並んでいる。同じく箕郷町にあるタゴ51億円事件の犯人とされた弟が経営する前の「多胡運輸」も今の「美正」と同様、ブラック企業に共通の現象だ。


帰路、フルーツラインを走ると、サンパイ最終処分場の反対運動の住民の皆さんが建てた看板やノボリ旗をあちこちで見かけた。しかし、現実は既にサンパイの有毒スラグだらけだ。

■このように、群馬県の環境行政は、全く機能していないこともあり、いくら住民の皆さんが生活環境の保全に努めても、違法不当なサンパイ投棄が後を絶ちません。

 さらに気になったのは、フルーツラインを走っていると、安中の方から榛名町経由で、佐藤建設工業の白いトラックに何台もすれ違ったことです。現在、安中市内では、ビックカメラによりゴルフ場を全面的にメガソーラー発電所に改変工事中です。

 ビックカメラは、以前、ゴルフ場の一部と安中市の公有地に県内のメガソーラーのさきがけの一つとなる発電所を設置しましたが、その際、造成工事に大同特殊鋼由来の有毒な鉄鋼スラグを、岩井建設のもとで佐藤建設工業が大量に持ち込んで埋め土につかったことがあります。

 今度は、日本国内でも有数な大規模メガソーラー発電所の造成工事になるため、ふたたび佐藤建設工業を起用して有毒スラグの搬入をしているのではないか、という疑念が頭をよぎりました。群馬県環境森林部廃棄物リサイクル課のサンパイ110番に通報しても、相手にしてもらえないでしょうから、住民として調査をしなければなりません。こんな行政に税金を払わされるのは本当にやりきれません。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

※参考情報「岡田工務店と非鉄スラグ」
*****2017年4月13日以前の岡田工務店のHPより*****

再生粒度調整材詳細
 再生粒度調整材とは、K砕(スラグ)と再生サンドベース(化粧ブロックの破砕材)を混合したものです。これを敷均して締め固めることで、防草対策、地面のぬかるみ防止になります。施工も容易で防草シートやアスファルト舗装よりも低価格であるため、広大な敷地から小さな駐車場まで施工かのうです。

K砕(スラグ)の安全性
 弊社で取り扱っているK砕(スラグ)は、各種試験を行い、施工性・安全性について確認を行った上で使用しております。

製造工程


材料・施工例



















**********

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【続報】公園にも鉛スラグ報道…やはり高崎渋川線バイパスだけでなかった非鉄スラグ投棄問題!

2018-09-19 23:03:00 | スラグ不法投棄問題

■2018年9月18日、毎日新聞より「みさと芝桜公園」を含む高崎市の4カ所から鉛・ヒ素入りスラグが発見されたとする新聞報道がありました。一夜明けた本日9月19日、鉛やヒ素が含まれた怪しい建設資材が高崎市内にばら撒かれている実態について、他の報道機関も報道記事を掲載したり放送したりしましたので、まとめてお伝えいたします。なお、口火を切った毎日新聞の報道はこちらをご覧ください。↓↓
○2018年9月18日:【速報】公園にも鉛スラグ報道…やはり高崎渋川線バイパスだけでなかった非鉄スラグ投棄問題!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2757.html

**********上毛新聞2018年9月19日

高崎の公園
基準超の鉛、ヒ素 共産県議団が発表

 みさと芝桜公園(高崎市箕郷町)の駐車場など市が管理する4地点について、共産党県議団・市議団は18日、環境基準を超える鉛が検出されたと発表した。市は汚染状況や原因調査を始めた。
 同党によると、基準値を上回る鉛を含んでいたのは他に、芝桜公園近くの市道と、みさと梅公園の駐車場2カ所。採取した敷き砂利などを検査機関で調べたところ、土壌汚染対策法に基づく環境基準の最大61倍の鉛を含んでいた。市道からは基準の2倍超のヒ素も検出された。
 調査は県道高崎渋川線バイパスの盛り土から鉛とヒ素が検出された問題を受けて実施。同党は県と市に対し、調査と汚染物質の撤去を申し入れた。「有害なスラグが広範囲な工事に利用され、投棄された可能性がある」としている。
**********

 次は朝日新聞が報じた記事です。

**********朝日新聞デジタル/群馬 2018年9月19日

基準超える鉛・ヒ素を検出 高崎の公園など 共産県議団指摘 /群馬県
 高崎市の「みさと芝桜公園」と「みさと梅公園」の駐車場などから土壌汚染対策法の基準を超える鉛とヒ素が検出されたとして、調査した共産党の県議団などは18日、大沢正明知事と富岡賢治市長に対し、詳細な調査と汚染物質の撤去を申し入れた。
 会見した伊藤祐司・県議団長によると、検出されたのは芝桜公園の駐車場と近くの市道、梅公園の善地駐車場と蟹沢駐車場の4カ所。敷地の砂利などを8月中旬に採取し、大阪市の分析会社に検査を依頼した。含有量基準値の16・6〜61・3倍の鉛を4カ所で検出。芝桜公園近くの市道では含有量基準値の2・3倍のヒ素や溶出量基準値の9・8倍の鉛、1・3倍のヒ素も検出された。
 県は7月、高崎市金古町〜榛東村新井の県道高崎渋川線バイパスの盛り土から基準を超える鉛とヒ素が検出したと発表した。伊藤氏は公園駐車場などの工事の際、同じ有害物質を含む鉄鋼スラグが使われた可能性を指摘。詳細な調査と施工場所の特定、県民への周知などを求めた。
 高崎市環境政策課は「法に基づいて適切に対応したい」とし、県廃棄物・リサイクル課は「コメントできない」としている。
 (上田学)
**********

■高崎市内各所で非鉄スラグが広範囲に不法投棄されているショッキングな実態は、群馬テレビでも報道されました。

**********群テレ2018年9月19日11:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180919-00010001-gtv-l10

共産党県議団などは、高崎市内の公園の駐車場などから鉛やヒ素などの有害物質が検出されたとして、高崎市と群馬県に調査と撤去を申し入れました。高崎市では現地の確認を行い、今後、分析・調査を進めたいとしています。


共産党県議団と高崎市議団は今年7月、県道高崎渋川線バイパスの盛り土の一部から基準を超える鉛とヒ素が検出されたことを受けて、高崎市のみさと芝桜公園や榛東村のスポーツ施設の駐車場など8か所で砂利を採取し、このうち4か所の砂利を検査機関に依頼し成分の調査を行いました。


この結果、高いところで環境基準の60倍を超える鉛やヒ素が含まれていることが分かったということです。


共産党県議団らは、有害物質を含むスラグが使われたと見ていて、18日に高崎市と県に対してスラグを調査し撤去することなどを申し入れました。


高崎市環境政策課によりますと、市では現地確認を行い、一部を立ち入り禁止にするなどの応急措置をとりました。今後、土壌の分析・調査を行い施工業者の調査などを始めるとしています。
**********

■共産党県議団らがここまで詳しく非鉄スラグの不法投棄の実態を調査し分析をしていたことに、当会としても高く評価したいと思います。

 それにしても、ここまで広範囲に有害な非鉄スラグがばらまかれているところを見ると、大同特殊鋼渋川工場由来の有害な鉄鋼スラグを混合再生砕石と偽ってばら撒いていた佐藤建設工業の所業を彷彿とさせます。

 さらに、群馬県が少しも原因者について言及しようとしないところを見ると、このかけがえのない我々の神聖なふるさとを有害スラグで広範囲に踏みにじった大同スラグ事件と同じように、原因者を庇おうとする醜悪な群馬県行政の本質が見えて来るようです。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

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【速報】公園にも鉛スラグ報道…やはり高崎渋川線バイパスだけでなかった非鉄スラグ投棄問題!

2018-09-18 22:57:00 | スラグ不法投棄問題
■2018年7月27日に群馬県が「県道に使用された建設資材の基準値超過について(建設企画課)」と題して記者発表しましたが、その内容たるやビックリ仰天!鉛やヒ素が基準値を爆発的に超えて含まれているというものでした。その後、当ブログでは、「みさと芝桜公園」や「しんとうスポーツアリーナ駐車場」に鉛・ヒ素入りスラグが違法に投棄されている状況をお伝えしてきました。本日9月18日、「みさと芝桜公園」を含む高崎市の4カ所から鉛・ヒ素入りスラグが発見されたとする新聞報道がありました。


**********平成30(2018)年9月18日毎日新聞群馬版
PDF ⇒ 2018n0918v.pdf
高崎の公園 基準超の鉛、ヒ素
道路や駐車場 有害スラグ使用か

 高崎市の「みさと芝桜公園」の近くの道路や駐車場で基準の最大61~50倍の鉛が検出されるなど、高崎市内の4カ所で基準を上回る鉛やヒ素が検出されたことが共産党県議団の調査で分かった。現時点では人体への影響は不明。県議団は「工事の時に有害スラグが違法に運び込まれた可能性がある」として、今後、県などに詳しい調査を求める。
 共産党県議団によると、8月下旬~9月上旬、みさと芝桜公園の駐車場▽公園付近の路上▽善地梅林広場の駐車場▽みさと梅公園蟹沢駐車場-の4カ所で砂利などのサンプルを採取し、成分調査を大阪市にある研究・分析機関に依頼した。
 その結果、いずれの地点でも、土壌汚染対策法で定める基準を上回る鉛やヒ素が検出された。鉛は61.3~9.8倍、ヒ素は2.3~1.3倍だった。鉛やヒ素は摂取すると、嘔吐や下痢などの症状を引き起こすとされる。工事で使われたスラグの中に含まれていた可能性があるという。スラグは金属を精錬する際に発生する副産物。
 県の7月の調査では、この一帯から東へ5~6キロほど離れた県道高崎渋川線バイパスの一部区間(仲原交差点―新蟹沢大橋付近の約900メートル)で基準を超える鉛とヒ素が検出された。この区間に建設資材を搬入した業者2社は県の調べに対し「誤って使った」という趣旨の説明をしたという。
 共産党県議団は「一定範囲内の複数地点で有害物質が検出された。有害スラグを処理するため、共通の企業から複数の業者を通じて砕石が運び込まれた疑いがある」と指摘している。
 有害物質に詳しい浦野紘平・横浜国立大名誉教授(環境安全管理学)は「子どもが訪れる公園施設で基準値の数十倍の鉛が出たとすればかなり問題だ。子どもが直接取り込む危険性があり、表面の土を入れ替える措置が必要なレベルだ。特に鉛で大きな基準超過が見られ、人工的な汚染と考えるのが自然だ」と指摘している。
**********


当会のブログで報告済みの「みさと芝桜公園」のモニュメント。


その駐車場には草が生えにくい場所が多数ある。


赤褐色の表面がグサグサしたスラグがたくさん敷砂利されていた。

■今回も報道のポイントを整理していきましょう。

ポイント①高崎市内の4カ所で環境基準値を爆発的に上回る鉛やヒ素が含まれる有害物質が検出されたこと。

ポイント②有害物質は建設資材として持ち込まれたスラグから検出されたこと。

ポイント③高崎渋川線バイパスに非鉄スラグを持ち込んだ業者は「誤って使った」と説明していること。

 次のそれぞれのポイントごとに詳しく検証してみましょう。

ポイント①
高崎市内の4カ所で環境基準値を爆発的に上回る鉛やヒ素が含まれる非鉄スラグが発見されたこと、について

●2018年7月27日に群馬県が「県道に使用された建設資材の基準値超過について(建設企画課)」と題して記者発表し、大きく報道された鉛やヒ素が含まれている建設資材問題ですが、怪しい建設資材が、群馬県県土整備部が建設を進める高崎渋川線バイパスに違法使用されただけに留まらず、「みさと芝桜公園」を含む高崎市内の4カ所から発見されました。
 その怪しい建設資材に含まれている有害物質は環境基準値を爆発的に上回り最大61~50倍の数値を叩き出しているというから驚きです。

●高崎市内の4カ所とは
・みさと芝桜公園の駐車場
・公園付近の路上
・善地梅林広場の駐車場
・みさと梅公園蟹沢駐車場
の4カ所と報道されており、すべて高崎市発注の公共工事の建設資材として使用された疑いが濃厚です。
 また今回の報道された高崎市の4カ所と、鉛やヒ素が検出された高崎渋川線バイパスが5~6キロしか離れておらず、同一地域で多数の場所が、鉛やヒ素に汚染されていることになります。この問題は広く群馬県中に飛び火するかもしれません。

ポイント②
害物質は建設資材として持ち込まれたスラグから検出されたこと、について

●報道では「工事の時に有害スラグが違法に運び込まれた可能性がある」、鉛やヒ素が「工事で使われたスラグの中に含まれていた可能性があるという。スラグは金属を精錬する際に発生する副産物。」と建設工事に伴い搬入された建設資材にスラグが違法に使われていたことが強調されています。
 スラグと言えば、悪質建設資材販売業者の(株)佐藤建設工業が、群馬県中に広く大同特殊鋼由来の有害スラグを違法に投棄しています。(株)佐藤建設工業の許しがたいことは、耕作放棄対策で補助金のついた農政部の事業にも、つまり作物をつくる畑のすぐ横にも、大同有害スラグを情け容赦なく投棄したことです。

●当会では群馬県東吾妻町の萩生川西地区の畑のすぐ脇を走る農道にスラグが投棄されていることを問題視し、住民訴訟を東京高等裁判所で係争中です。只今、裁判長より「スラグを撤去しなければならない理由」を詳しく説明するように求められ、必死になって有害スラグを撤去する理由を作成中です。
 環境基本法・廃棄物処理法・土壌汚染対策法などの法律は、近隣住民の生活環境を保全することを目的に制定されています。有毒物質が近状に投棄されている状況は決して許されるものではありません。

●新聞報道の最後にも横浜国立大名誉教授様がご指摘されているとおり、環境基準を超過した重金属類は、近隣住民とりわけ体の弱い子どもやお年寄りにとって危険であることが紹介されています。環境基準を超過する有害物質を含むスラグは危険ですで、直ちに廃棄物認定し、生活環境の支障を除去、つまり撤去片づけなければ、地域の子供たちに安全な生活は訪れません。大同有害スラグや今回の鉛・ヒ素入りスラグは直ちに撤去かたづけねばなりません。

ポイント③
高崎渋川線バイパスに鉛・ヒ素いりスラグを持ち込んだ業者は「誤って使った」と説明していること、について。

●高崎渋川線バイパスに『建設資材を搬入した業者2社は県の調べに対し「誤って使った」という趣旨の説明をした』と報道されていますが、次の疑問が湧いてきます。

いったいぜんたい、どんな建設資材を使うはずだったが、
どうして「誤って使った」というのでしょうか?


●普段有毒物質が含まれていない建設資材と鉛ヒ素が含まれている建設資材の両方を使っていて、有害物質が含まれている建設資材を「誤って使った」というのでしょうか?
 普通人なら、「何だ、やっぱり使ってるんだね」と思うはずです。これを聞いて群馬県は“おかしい”と思わないのでしょうか?

■今回報道された高崎市内のみさと芝桜公園他4カ所とは別に、当会の告発により投棄が明るみに出た高崎渋川線バイパスですが、こちらも環境基準値を爆発的に上回る鉛やヒ素が検出され、廃棄物の監督官庁である群馬県廃棄物リサイクル課や高崎市廃棄物課から何の対応が公表されることなく、撤去が開始されています。



高崎渋川線バイパスに設置された工事看板の様子。非鉄スラグを撤去しているのは(株)岡田工務店と(株)佐藤工務店の2社の施工業者だ。

 詳しくはこちらをご覧ください。↓↓
○2018年8月26日:【緊急レポート】鉛・ヒ素入りスラグ問題・・・なんと早業!撤去始まる!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2734.html#readmore

■鉛やヒ素入りのサンパイが撤去されていることは、当然のことであるし、大変喜ばしいことは事実なのですが、
「どこから持ち込まれたのか?」
「投棄場所はここだけなのか?」
「高崎渋川線バイパスの中央分離帯のみ撤去しているが、アスファルト道路の下はどうなっているのか?」

などなど、このような歴然たる違法行為にもかかわらず、行政からは有害スラグ=サンパイの撤去に至る経緯の説明は全然聞こえてきません。

 その他、「なぜ有害物質が野放図に出回っているのか?」についての不安を払しょくするための調査結果など、重要な事項が行政から公表されることなく、それとは真逆に、行政がやみくもに撤去工事に邁進している現状を見るにつけ、近隣住民の不安と行政への不信感は増すばかりとなっています。

 新聞報道によれば、高崎渋川線バイパスの5キロと離れていない場所が鉛ヒ素だらけなのです。
「高崎渋川線バイパスのアスファルト道路の下はスラグだらけなのではないか?」
「大同有害スラグを含め高崎渋川線バイパス全線にわたりボーリング調査が必要な状況なのではないか?」
と住民の皆さんの不安は膨れ上がる一途なのです。

■かつて群馬県は、上武道路にスラグが使われていた問題で、(株)佐藤建設工業の主張を鵜呑みにし、誰が聞いてもおかしいと感じるのに、不問にしてしまった経緯があります。その時の(株)佐藤建設工業の主張を見てみましょう。
〇2017年2月5日:大同有毒スラグ問題を斬る!・・・上武道路に不法投棄された不純物について群馬県議会での報告書を入手①
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2231.html#readmore

 この記事の中の(株)佐藤建設工業の苦しい主張を引用してみます。

*****(引用はじめ)*****
2.調査結果
①(株)佐藤建設工業は、平成22年頃、同社の通称「村上採石場」(渋川市村上地内)において、場内作業道路のぬかるみ補修のために仮設道路材として鉄鋼スラグを使用した。採石場内での鉄鋼スラグの使用状況及び天然砕石等の採掘・積込場所の調査結果から、仮設道路材として使用された鉄鋼スラグが場内で掘削した天然砕石(山砕300-0)に混入し、出荷された可能性が高い。
*****(引用終わり)*****

 国土交通省や渋川市の調査で何十カ所も、フッ素が含まれたスラグが投棄されたことが分かっている事件で、「場内作業道路のぬかるみ補修のために仮設道路材」が誤って混入した可能性と主張され、「はいそうですか」と群馬県は鵜呑みにしています。このように悪質業者の主張を鵜呑みにする癖のある群馬県がまたもや悪癖を繰り出してきたと思えてなりません。
この事件が今後どのような展開になるのか?群馬県がまたもや必死に悪質業者を庇うのか?予想もできませんが、当会は“きれいな群馬ちゃん”を守るため微力ながら全力を尽くしてまいります。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

※参考資料1「県による佐藤建設工業への行政処分」
**********
 (株)佐藤建設工業は、大同有害スラグを天然石と混合したことで群馬県より廃棄物の許可を取り消される行政処分を受けた悪質建設資材販売業者です。
また(株)佐藤建設工業は豊富なスラグマネーを背景に建設業にも手を広げ、ソフトバンクソーラー造成工事(榛東村)、ビックカメラソーラー造成工事(安中市)、八ッ場ダム関連建設工事などを請け負い、その工事でスラグと知りながら積極的に有害物を使用しました。
 (株)佐藤建設工業は産業廃棄物の処理や運搬する許可を群馬県から受けていたので、廃棄物について熟知しており、スラグを取り扱うことが違法であることを知りながら、悪意で建設工事に有害スラグを使い続けていたのです。せめて自ら請け負った工事に使用したスラグは(株)佐藤建設工業に撤去片づけさせなければなりません。
 行政処分の内容はこちらです。↓↓
○2016年08月05日:【速報】佐藤建設工業に行政処分
http://blog.livedoor.jp/lytton_cyousadan/archives/5289331.html
**********

※参考資料2「岡田工務店の以前のHP記事」
*****2017年4月13日以前の岡田工務店のHPより*****

再生粒度調整材詳細
 再生粒度調整材とは、K砕(スラグ)と再生サンドベース(化粧ブロックの破砕材)を混合したものです。これを敷均して締め固めることで、防草対策、地面のぬかるみ防止になります。施工も容易で防草シートやアスファルト舗装よりも低価格であるため、広大な敷地から小さな駐車場まで施工かのうです。

K砕(スラグ)の安全性
 弊社で取り扱っているK砕(スラグ)は、各種試験を行い、施工性・安全性について確認を行った上で使用しております。

製造工程


材料・施工例



















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館林市議選で当会会員が奮戦中!

2018-09-17 02:28:00 | 国内外からのトピックス
■当会館林支部長の小林光一氏が、9月16日(日)告示、同23日(日)投開票の館林市議選に立候補しました。そこで、9月17日(月)に応援のため、早朝6時に出発し片道70キロを館林市まで2時間近くかけて赴きました。自宅家選挙事務所の前にあるコンビニで地元の新聞を購入してみると、「任期満了に伴う群馬県館林市議選は9月16日の告示日に20人が立候補を届け出た。定数は前回から2議席減の18で、現職11人、新人9人が立候補。党派別では無所属15人、公明・共産各2人、立憲民主1人」とあります。




いざ、街宣に出発!


街宣も勝手にできるわけではなく、選管から配布される「7つ道具」と称されるグッズ(記事末尾の参考情報を参照)のうち、街宣車乗車や、街頭演説をする場合にはこうした腕章を必ずつけることが義務付けられている。なお、候補者は街宣乗車中にシートベルトをつけなくてもよいことや、街宣車は駐車禁止の場所に駐車してもよいことになっている。ただし選挙期間中のみ。

 小林光一氏は、これまで市長選挙1回、市議会議員選挙を2回、立候補の経験をお持ちで、今回で4回目の立候補となります。ちなみに前回の市議選では57票差で届きませんでした。
※参考URL:http://www.city.tatebayashi.gunma.jp/docs/2013112800107/

 ちなみに、筆者も安中市長選挙に1995年、1999年、2003年そして松井田町との合併に伴う新市の2006年の計4度の出馬経験があるので、選挙に伴って起きるさまざまな事象は相当分かっているつもりです。
※参考URL:http://www.city.annaka.lg.jp/senkan/04/

 オンブズマンの立場で立候補すると、選挙妨害に遭うのは極めて一般的です。今回、小林氏が政治家であれば誰でもやっているチラシの市内ポスティングを行っていたところ、さっそく選挙管理委員会から「事前運動だ」と警告されたため、「これは選挙活動の事前運動ではなく、政治活動の一環で、有権者にむけた政策提言とその感想について研究するためだ」と説明したところ、ようやく理解してもらったそうです。



 これまで当会のメンバーあるいはメンバーだった会員が選挙で当選したケースは2件あり、昭和村議会の2010年11月選挙で1名、みどり市議会の2015年4月選挙で1名が当選しています。

■さて、再び舞台を館林市内に戻しましょう。1週間の市議選期間中は朝8時から夜の8時まで、選挙運動ができます。そこでさっそく、朝8時に街宣車に乗せてもらい、最初に給油を済ませた後、まだポスター7枚を張り終わっていない地区を回りながら、ポスターを張りつつ、スピーカーで街宣活動を行いました。途中で「代わってくれ」と言われたので、その後1時間半ほど、市内を街宣しながら移動しました。

 小林光一氏にとっては4度目の出馬なので知名度は抜群であり、ベランダから手を振ったりしていただいたり、わざわざ通りに出てくれたり、していただけますが、実際に投票していただける割合は1割程度というのが筆者の経験です。

 当会の館林支部長の小林光一氏は、地元の館林市土地開発公社を巡る土地の不正取引事件をはじめ、保守的な政治風土が生み出すさまざまな市政の歪みを正していただいており、現在は、群馬県の3大スラグ不法投棄問題のひとつであるJFE千葉事業所由来の溶融スラグの不法投棄事件を追及中です。

 ぜひ当選を果たして、館林市議会に新風を吹き込み、行政の税金の無駄遣いの監視や、不当な行政権限行使の是正に取り組んでいただくよう、当会の3件目の当選予定者として大きな期待を寄せています。










選挙事務所の近くにある西部公民館。

西部公民館の斜め前にある候補者ポスター掲示板。


西部公民館の前にあるお寺では本堂新築工事中。

建築確認済の看板。発注者に県議と同じ名前が書いてある。

分福茶釜の茂林寺で知られる地元だけにタヌキのモニュメントが至る所に。道理で市議会にも多くのタヌキが出没しているが、オンブズマンの力でまともなタヌキがもっと棲めるようにしたい。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】

※参考情報「関連記事」
**********産経ニュース2018年9月16日17:39
館林市議選に20人立候補、選挙戦に 群馬
 任期満了に伴う群馬県館林市議選は16日告示され、20人が立候補を届け出た。定数は前回から2議席減の18。
 立候補したのは新旧別で現職11人、新人9人。党派別では無所属15人、公明、共産各2人、立憲民主1人。
 大きな争点は見当たらず、地縁血縁を基本として支持を訴える選挙戦が中心になると予想される。投票率は下降が続いており、前回の平成26年は過去最低の51・06%だった。
 投票は23日午前7時から午後8時まで、市内28カ所で行われ、同9時から同市つつじ町の城沼総合体育館で即日開票される。
 15日現在の選挙人名簿登録者数は6万3146人(男3万1550人、女3万1596人)。

**********毎日新聞2018年9月17日 地方版
選挙 館林市議選 告示 20人が立候補 /群馬
 任期満了に伴う館林市議選(定数18)は16日告示され、20人が立候補を届け出た。投票は23日午前7時から午後8時まで28カ所で行われ、午後9時から城沼総合体育館で即日開票される。
 立候補したのは、現職11人、新人9人。党派別では、立憲1、公明2、共産2、無所属15。県内地方選に立憲の公認候補が立候補したのは初めて。
 15日現在の選挙人名簿登録者数は6万3146人。【阿相久志】

*****館林市議会議員選挙立候補者(届け出順)*****

順番  氏名          年齢   党派
1   さくらい まさひろ  58  無所属
2   しぶや りつ子    67  無所属
3   さいとう こういち  63  無所属
4   しばた まこと    48  無所属
5   小林 まこと     74  日本共産党
6   野村 せいぞう    64  無所属
7   ごんだ 昌弘     51  無所属
8   平井 れいこ     48  公明党
9   松本 たかし     44  無所属
10   こんの さとし    53  立憲民主党
11   川村 ゆきひと    56  無所属
12   森田 たけお     75  無所属
13   斉藤 しんいち    59  無所属
14   小林 光一      72  無所属
15   しのぎ 正明     56  日本共産党
16   井野口 よしのり   68  無所属
17   吉野 たかし     60  無所属
18   向井 まこと     61  公明党
19   えんどう 重吉    71  無所属
20   森野 茂男      73  無所属

*****選挙の七つ道具*****
 いわゆる、選挙に立候補した際、選管から渡される候補者となったことの「証明書」のこと。役所での正式名は「選挙運動証明物品」という。
 実際に交付される物品や書類は「七つ」ではない。統一地方選でみると、知事選で11種類、他の選挙では8-9種類ある。
 主なものは選挙事務所の表札、選挙カーの表示板、街頭演説用の腕章、選挙用はがきの証明書など。
 候補者のイメージは、たすきに胸のバラ、白手袋姿・・・だが、これらは「七つ」には含まれない。
**********

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