【速報】侍ジャパン、3大会ぶりの世界一達成! 最強軍団・アメリカを破り悲願の王座奪還【WBC】
侍ジャパンが3大会ぶりの世界一に輝いた。【Getty Images】
<WBC2023 決勝戦 ●アメリカ 2―3 日本〇>(ローンデポ・パーク) 「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023」の決勝戦が21日(日本時間22日)、ローンデポ・パークで行われ、野球日本代表「侍ジャパン」はアメリカ代表と対戦。
歴史に残る大熱戦の末、3-2のスコアで侍ジャパンが最強軍団・アメリカを破り、3大会ぶりの世界一に輝いた。
侍ジャパンの先発は、左腕・今永昇太。初回は2番M.トラウトにツーベースを打たれたが、後続を断ち無失点。
2回、1死から絶好調の6番T.ターナーにソロ本塁打を浴び、先制点を献上した。 しかし打線はその裏、先頭の5番・村上宗隆がアメリカ先発のM.ケリーをとらえた。打った瞬間の打球が右中間スタンドに飛び込み、今大会初アーチで同点。さらに1死満塁と攻め立て、1番L.ヌートバーの一ゴロの間に勝ち越しに成功した。
打線はさらに4回、先頭の岡本和真が左腕K.フリーランドから左中間スタンドへの一発。貴重な追加点をソロ本塁打で奪った。 総力戦となるこの試合では、投手陣も総動員。
3回からは戸郷翔征が2回零封の好投を見せると、髙橋宏斗、伊藤大海、大勢もアメリカ打線を相手に1イニングを無失点で抑え、試合の流れを引き寄せた。
8回、侍ジャパンはダルビッシュ有がマウンドへ。1死から5番K.シュワーバーにソロ本塁打を被弾したが、熟練の投球術で後続を断ち、1点のリードは守った。 その裏の攻撃は、得点圏に走者は進めたが、得点には繋がらず。1点リードのまま最終回の攻防へ移った。
世界一へのマウンドを託されたのは、チームの中心を担う大谷翔平。先頭打者には四球を出したが、後続を抑え込み、侍ジャパンを歓喜の輪に導いた。