照ノ富士、逸ノ城を寄り切り連敗止める…カド番・御嶽海は霧馬山に寄り切られ4敗
大相撲秋場所7日目(17日・両国国技館)――照ノ富士は先場所優勝の逸ノ城を力強く寄り切って4勝目。連敗を止めて白星先行とした。
前日総崩れの3大関は、この日も2人が黒星。カド番の御嶽海は小結霧馬山に寄り切られ、黒星先行の4敗。霧馬山は5勝。正代は錦木に寄り切られ、1勝6敗となった。
貴景勝は宇良を押し出して5勝とした。
関脇若隆景は玉鷲を突き落として4連勝。6連勝していた玉鷲は初黒星。
関脇豊昇龍は翠富士に送り出されて3敗。
北勝富士がただ1人、勝ちっ放しの7連勝。
羽生結弦がYouTubeに電撃参戦、初動画は1日で130万再生 世界トップスケーターの登場に大反響
画像は羽生結弦さんがYouTubeに投稿した動画「はじめまして。」より
フィギュアスケーターの羽生結弦さんが公式YouTubeチャンネル「HANYU YUZURU」を開設し、8月7日に初動画「はじめまして。」投稿した。 【画像】平昌五輪で金メダルを獲得した当時の羽生結弦さん 名実ともに世界トップクラスのスケーターである羽生結弦さんのYouTube進出とあって、記事執筆時点でチャンネル登録者数は33.8万人を記録。 およそ1分の動画「はじめまして。」は139万回以上再生されている。
いわずと知れたトップフィギュアスケーター・羽生結弦
羽生結弦さんは、2014年のソチ五輪、2018年の平昌五輪の連覇や、フィギュアスケートの国際大会「グランプリシリーズファイナル」4連覇などを成し遂げた、言わずと知れたフィギュアスケート界のトッププレイヤー。 7月に、競技シーンからの引退を表明し、アイスショーなどの出演に軸足を置く「プロ」への転向を発表。 世界的スケーターの引退を惜しむ声も多く上がっていたが、同時に、これまで控えられていたメディア出演などの機会が増えるのではないかという期待の声も上がっていた。
世界的選手のYouTube参戦は、どのような嵐を巻き起こすのか?
羽生結弦さんと同じく、従来は完成されたパフォーマンスのみを人前で披露してきたジャニーズから、YouTubeに電撃参戦した「ジャにのちゃんねる」は、これまであまり見せる機会のなかったYouTubeライクなゆるい企画やトークで人気を獲得。 2021年に新規開設したチャンネルの登録者数ランキングで1位に輝いた。 羽生結弦さんは動画「はじめまして。」の中で、チャンネル開設の理由について「これからはこちら(YouTube)でも自分のスケートを、演技を見ていただきたいと思い、チャンネルを開設させていただきました」と語っている。 ちなみに羽生結弦さんといえば、2018年に文化放送のラジオ番組「A&G TRIBAL RADIO エジソン」に出演した際には、パーソナリティーをつとめる(当時)声優・花江夏樹さんと『東京喰種』や『モンスターハンター』の話題で盛り上がるなど、アニメ・ゲーム好きとしても知られている。 世界的な知名度を持つ羽生結弦さんのYouTube参戦がシーンにどのような影響を与えるのか、また、羽生結弦さんは動画でどのような姿を見せていくのか、注目が集まっている。
【フィギュア】羽生結弦引退 伝説残しプロ転向、アイスショー創設の夢も 19日会見で決意表明
配信
フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇の羽生結弦(27=ANA)が、現役引退してプロ転向する意向を固めたことが18日、分かった。 【写真】ソチ五輪で金メダルを獲得した羽生結弦はスマートホンで安倍晋三首相から祝福され笑顔(14年2月) 19日午後5時、都内ホテルで開く記者会見で表明する。関係者によると、今後は競技会に出場しない。追い続けたクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)が世界初認定された2月の北京五輪後、去就を明言してこなかったが、自らの口で報告する。自身が座長のアイスショー創設という新たな夢もあるという。
羽生結弦〝フィーバー〟が教育界に! 高校教科書で14ページ大特集の出版社の「思惑」
2022年05月28日 05時15分
〝羽生フィーバー〟が教育界にも波及している。フィギュアスケート男子でソチ&平昌五輪金メダルの羽生結弦(27=ANA)が今年春に出版された高校の英語の教科書に登場。なんと14ページにわたって大特集されている。まるで写真集のような仕上がりで、高校生のみならず羽生ファンの大人たちが教科書を買い求める事態に…。本紙は異例の教材を企画した出版社を直撃した。
羽生は27日に開幕したアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」(千葉・幕張イベントホール)に出演。進退が注目される中、北京五輪以来約3か月ぶりとなる氷上の舞いにファンは熱狂し、改めて人気の高さをうかがわせた。
そんな中、教科書業界で〝異変〟が起きている。今年春に新たに出版された第一学習社の高校英語の教科書「Vivid」では14ページにわたって羽生の特集が組まれたのだ。これまで羽生を起用した教科書は数多く存在したが、その大半は道徳や社会の教材で、羽生の地元・仙台を襲った東日本大震災に関連する内容。しかし、今回は英語の教科書に起用され、羽生が登場する「レッスン3」には幼少期や過去の大会の写真が何枚も掲載されている。
具体的な学びの目的は「羽生選手のスケート人生について理解し、その内容を整理して伝えることができる」「整理した内容を活用して、けがをしたときの羽生選手の気持ちを想像して表現することができる」といったもの。羽生の足跡をたどりながら英語も学べる内容となっており、4月の新学期以降に〝羽生特集〟の存在を知ったファンはSNSで騒然となった。
多くの人は高校生の息子や娘が持ち帰った教科書で気付き、あるファンはツイッターで「お子さんの英語の教科書をチェックしてください。すごい教科書が出版されました」とツイート。瞬く間に拡散され「これなら英語が大好きになる」「高校生がうらやましすぎる!」とお祭り状態となった。その後、教科書のタイトルや品番などがSNSで共有され、まるで写真集のように予約が相次ぎ、買い求める人が多数出現したという。
いったい、どのような狙いで今回の教材が企画されたのか。出版元の第一学習社は本紙の取材に「多くのファンに愛されている人気スポーツ選手であり、生徒にとってもなじみのある人物を扱うことで、より興味・関心を持って英語学習に取り組んでもらうことができると考えた」と回答。羽生を採用した理由は、フィギュアスケーターとして残した輝かしい実績だけでない。「度重なる故障との闘いや、東日本大震災被災と復興支援など、さまざまな苦難や努力があり、深みのある題材になると期待した」と説明した。
同社は過去にも英語の教科書で著名人を取り上げているが「これほどファンの方から反響をいただくのは初めてで驚いている。高校生に少しでも楽しんで英語を学んでもらいたいという思いで編集したので『この教科書なら英語が好きになれたかも』『この教科書で勉強したかった』といった声は非常にうれしい」と喜んでいる。
競技の枠を超えて、教育の分野にまで影響を及ぼしている羽生。その存在の大きさを改めて証明した格好だ。
巨人 最下位・阪神に痛恨連敗“魔の七回”2番手今村が5四球と大誤算
7回、四球を連発し6失点で降板する今村(左)=撮影・佐藤厚
「巨人3-10阪神」(30日、東京ドーム) 巨人が今季初の二桁失点で阪神に連敗を喫した。これで阪神に対しては2カード連続での負け越しが決定。2番手・今村が同点の七回に6失点を喫し、試合は決した。 【写真】真っ青感がハンパない今村 ベンチに戻ってぼう然 “魔の七回”に沈んだ。ここまで10試合に登板して防御率0だった今村が大乱調だった。2-2の七回からマウンドに上がると、3者連続を含む5四球を献上。2死満塁から近本に勝ち越しとなる押し出しの四球を与えると、次打者・中野に中前への2点適時打を食らった。さらに佐藤輝にも四球を献上し、再び満塁となったところで、たまらず原監督がベンチを出て交代を告げた。 後を受けた畠も大山に押し出しの四球を与え、糸井に中前への2点適時打を浴びて、流れを食い止めることはできなかった。 打線も二回に大城の適時打とシューメーカーのセーフティースクイズで2点を先行しながらも、以降は苦戦。勝ち越しを許してからは七回にポランコの一発で反撃するのが精いっぱいだった。 先発・シューメーカーは6回4安打2失点(自責1)。力投を見せたが、味方の援護を守り切ることはできず、来日2勝目は次回登板以降に持ち越しとなった。
日本ハム・新庄ビッグボス 清宮に愛のダメ出し「違うんだよなぁ」
◇パ・リーグ 日本ハム3ー7ロッテ(2022年4月30日 ZOZOマリン) 日本ハム・新庄剛志監督(50)が清宮に愛の“ダメ出し”だ。 【写真】3回1死、石井の遊ゴロで一塁アウトの判定へのリクエストは失敗。主審と一緒に残りリクエスト回数を確認する新庄監督(撮影・長久保 豊) 1-1の2回無死一、三塁から勝ち越しの右前打を放ったが「違うんだよなぁ。オレの思った、アレがヒットにはなったけど、違うんすよ」と話した。 結果ではなく、内容の問題だった。4試合ぶりのスタメン起用。1打席目に安打を放ったが、その後の2打席は凡退。3-2の4回1死二塁では二ゴロ、3-5の6回2死一塁では空振り三振に倒れた。3-7の9回無死一塁の場面では、相手投手は右腕の東條だったが、ビッグボスは清宮に代え、右打者の万波を代打で起用した。 気になったのはタイミングの取り方、投手との間合いの部分か。「凡打でもいいから、オレのイメージのスイングであれば、交代はなかった…ですよね。三振でも“お、これ次、期待できる”っていう三振だったら、使うし。打席の凡打の雰囲気とか、見逃し方」と言う。 開幕から打率・180と浮上のきっかけを、なかなかつかめずにいる清宮。「開幕したときの清宮君の間はないよね。ゆったり感と言うか、早めにタイミングを取って。まあまあでも、今日ダメでも明日いいかもしれないしね。それはもう分からん。プレースタイルを見てみないと」。ビッグボスは大器の覚醒の時を我慢強く待つ。
試合中のヤジで号泣した大坂なおみ…露メディアも大々的に報道 対戦相手がクデルメトバで注目
テニス女子世界ランク78位の大坂なおみ(24)が、12日に行われたBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)2回戦で観客からヤジを浴びて号泣した様子をロシアメディアも大々的に報道した。
大坂は観客から「ナオミ! あなたは最低だ」とヤジを飛ばされると試合中に泣き出してしまい、大きな波紋を呼んでいた。この様子は世界各国のメディアで報じられたが、中でも大々的に扱ったのがロシアメディアだ。 「ゴーテニス」は「ベロニカ・クデルメトバとの試合中にファンが大坂なおみを侮辱した」、「RBCスポーツ」が「クデルメトワとの試合でスタンドから叫ばれた大坂なおみが泣いた」、「スポーツ」も「大坂はクデルメトワとの試合での彼女の感情的な行動についてコメントした。彼女はコートで泣いていた」などと続々と報じた。
対戦したクデルメトバがロシアの選手だったためだが、現在ロシア人選手はウクライナ侵攻を受けて多くのスポーツで国際大会から排除されている。
テニスのツアーではひとまず個人としての出場は認められているためクデルメトバも今大会に参加しているが、ロシア選手が国際舞台で世界的に有名な選手と対戦するのは異例な状況となっているだけに、そこで起きた出来事に関心が高まっているようだ。
「スポーツボックス」は、クデルメトバのコメントを掲載。「大坂のような偉大なアスリートと対戦するのは素晴らしいことだ。私は彼女と試合をしたかった。なぜなら、この試合で私が何を改善する必要があるのかを見つけることができたからだ」とストレートでの勝利に充実の表情を浮かべた。
大坂の涙に加えて、ロシア人選手との対戦となったことでより大きな注目を集めることになったようだ。