日々

穏やかな日々を

笑って

2008年03月17日 09時18分31秒 | Weblog
なんにもできごとはないのに
かなしいよ
わからない
・・・・・・・


夕べ
遅くまで仕事だった
食事は十分摂れなかった
でも、いつものこと

今日は
いつもの時間に起きれなかった

どうして?
わかっているのよ
あなたがいないから
あなたが逝ってしまったから

ひとりでだいじょうぶ
それは嘘ではなかったし
だから
さよならした

せつなくも
がまんして
じっと
ひとり
子を寝かせ
ひたすら待つ
それが日々の
姿だった

いつもの時間に起きれない
そんなとき
きっと夢を見るのよ
覚えていないけど
きっと
たくさん夢を見るのよ
あなたと行った紅葉の山
白銀の山
新緑の山
花咲く山

しあわせな気分に満たされて
二人歩く私達
子もそばにいて
笑い声が響く
そんな夢見てるのに
急にあなたが見えなくなって
わたしは探すの
探しても探してもいないから

朝起きた時かなしいのは
きっとそんな夢を見たからよ

わかったでしょ
ばあば


悲しんでないで
朝よ

きっと
仕事に行けば
あなたが逝ったことも忘れ
子たちが
巣立って離れたことも忘れ

笑って一日終わるから
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その時

2008年03月17日 00時50分01秒 | Weblog
めぐり逢うは
運命

砂の数ほどの
多くの中から
あなたのまなざしを
受ける日

めぐり逢う
そのときのために
生きていたと感じる
激しくも
悲しく
幼いときの
涙の
ほとばしる
切なき痛み
胸の奥の
固い塊
痛いほどの
強い灼熱

とんがったガラスの

指に刺さって
吹き出る
したたる
赤い
潮さい
ほほにあたる
破片

輝きながら
捕らえられた
恋という
抑えられない
衝動の
いとなみ

めぐり逢う
運命の
繋ぎ

太い鉄線の
頑健な縛りより
もっともっと
強く
惹かれて

もっともっと
強く強く
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