【鳥取大】ハイブリッド手術室:カテーテル室と一体化完成 高精度の血管内治療に道
毎日新聞社 2014年8月7日(木) 配信
ハイブリッド手術室:カテーテル室と一体化 鳥取大医学部付属病院に完成 高精度の血管内治療に道 /鳥取
鳥取大医学部付属病院(米子市)に、従来は別々にあった手術室と心臓カテーテル室を組み合わせた「ハイブリッド手術室」が完成した。
最先端の血管エックス線装置を常備し、カテーテルを使う内科的治療と外科手術を同時に行う。精度の高い血管内治療ができると期待される。山陰地方では初めて。整備費は約3億円という。
4階の低侵襲外科センターにある手術室を改修。血管エックス撮影装置、体内部位ごとに6画面を同時表示できるモニター装置を備えた。従来タイプと比べ画面が3倍で、長時間使用できる。スライド式手術台も備えた。
同病院は、動脈りゅうを切開せずにカテーテルを使って行う手術を過去500例実施しており、今後はハイブリッド手術室に集中させる。また、大動脈弁狭窄症患者の心臓を停止せずに、弱った大動脈弁を人工弁に置き換えるカテーテル手術にも使う計画という。
ハイブリッド手術室は昨年から急増しており、全国に33カ所にあるという。【小松原弘人】
毎日新聞社 2014年8月7日(木) 配信
ハイブリッド手術室:カテーテル室と一体化 鳥取大医学部付属病院に完成 高精度の血管内治療に道 /鳥取
鳥取大医学部付属病院(米子市)に、従来は別々にあった手術室と心臓カテーテル室を組み合わせた「ハイブリッド手術室」が完成した。
最先端の血管エックス線装置を常備し、カテーテルを使う内科的治療と外科手術を同時に行う。精度の高い血管内治療ができると期待される。山陰地方では初めて。整備費は約3億円という。
4階の低侵襲外科センターにある手術室を改修。血管エックス撮影装置、体内部位ごとに6画面を同時表示できるモニター装置を備えた。従来タイプと比べ画面が3倍で、長時間使用できる。スライド式手術台も備えた。
同病院は、動脈りゅうを切開せずにカテーテルを使って行う手術を過去500例実施しており、今後はハイブリッド手術室に集中させる。また、大動脈弁狭窄症患者の心臓を停止せずに、弱った大動脈弁を人工弁に置き換えるカテーテル手術にも使う計画という。
ハイブリッド手術室は昨年から急増しており、全国に33カ所にあるという。【小松原弘人】
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