米大統領、再びコロナ陽性 治療薬による「リバウンド」
2022年8月1日 (月)配信AFPBB News
米ホワイトハウスのローズガーデンで会見するジョー・バイデン大統領(2022年7月27日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP
【AFP=時事】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領の主治医は30日、新型コロナウイルスの感染から回復したばかりの大統領が検査で再び陽性になったと発表した。コロナ治療薬による「リバウンド陽性」だとしている。
ケビン・オコナー(Kevin O'Connor)主治医は書面で、バイデン氏は検査で「4日間陰性が続いていたが、30日午前に陽性となった」とし、隔離を再開すると述べた。
バイデン氏は21日に最初に陽性となり、陰性確認後の27日に隔離を解かれたばかりだった。
オコナー氏によると、バイデン氏が服用した経口治療薬「パクスロビド(Paxlovid)」には、服用後にウイルスが排除されても再び陽性となるリバウンドと呼ばれる事例が確認されている。「大統領に症状の再発はなく、体調は変わらず非常に良い。現時点で治療を再開させる理由はない」としている。
バイデン氏もツイッター(Twitter)で「きょう、再び新型コロナウイルス検査で陽性となった。これはごく一部の人に起きることだ」と説明。「症状はないが周囲の人の安全のために隔離に入る。執務は続けており、すぐに通常業務に戻れるだろう」と投稿した。
ホワイトハウス(White House)によると、バイデン氏は再び陽性になったのを受け、デラウェア州とミシガン州への訪問を中止した。
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