日々

穏やかな日々を

交通事故

2019年06月29日 22時29分35秒 | 
交通事故の現場にばぁば本人がいた。
交通事故があると
あの、九死に一生を得る恐ろしい事故の現場が浮かんでくる。
車に飛ばされたばぁばの意識喪失後
誰が私を飛ばしたのかと
壊れた車の窓から顔を出して
「あんたなの」と言う。
高校卒業直後の青年だった。
あまりの若い子どもだったので
もう、言葉を失って
救急車が来て、
窓から引っ張り出してもらって
「大丈夫、歩けます」
といって、松江赤十字病院への車に乗った。
その時、私のホンダN360を吹っ飛ばして横倒しにした黒い普通車をにらんだ。
沢山の近所の方々が心配そうに見ていた。
「物凄い音だったね」
しばらく動かなかった、丸くなってうずくまっている私を見て
「死んでいるのかと思った」

来てくださった方々の声が聞こえた。
もし対向車がいたら
死んでいたかもしれない
向こうの歩道に横倒しに倒れている私の車が
救急車に乗るために歩く私の目に留まった。
車の底がくの字に曲がっていた。
そうとうな襲撃でぶつかったことが分かった。
でも、歩道に人がいなくてよかった、もし人がいて
その車に私の車がぶつかっていたら
その人の命を奪っていたかもしれない
そう思って、
そんな人がいなかったことにほっとして
自分の体に骨折がないこと
でも、首が動かなくなっていること
そして、レントゲン室の前で
長椅子に腰掛けながら
結構長い間なかなか呼ばれないことにやや怒りを感じながら
思考力は全くなかった
あの夜、美術館前の夜の人身事故
命に別状がなかったのか
お巡りさんに聞きたかったけど
聞いても、まだ分かりませんとお答えになると分かっていて
レッカー車や赤い光を放っているパトカーを見て
ぼんやり、交通閉鎖が取れることを待っていたけど
左に曲がるのを止めて
直進に変更して、少し遠回りをして
美術館横を離れた。
何にせよ、このところ、多くの人身事故で、
命を取ってしまった交通事故
車って戦車、戦争と同じとまた思った。

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