月面開発で主導権、中国「裏側」探査に存在感 日本は?
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石倉徹也 2019年1月3日20時57分
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中国の無人探査機「嫦娥(じょうが)4号」の月の裏側への着陸は、急成長する中国の宇宙開発技術の高さを示すものだ。
天体への着陸は、小惑星、火星、月の順で難しさが増すと言われる。月の重力によって落下速度が増す中、大気がなくパラシュートが使えないため、逆噴射で速度を抑え、機体を制御する高い技術が求められる。
さらに裏側は、「命綱」とも言える地球との通信も直接にはできない。表側と比べてクレーターによる起伏が多く着陸が難しい。これまで月に軟着陸した計20機の探査機と宇宙船はすべて表側だった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の春山純一助教(月惑星科学)は「裏側への着陸は野心的な挑戦」と指摘する。
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中国の無人探査機「嫦娥(じょうが)4号」の月の裏側への着陸は、急成長する中国の宇宙開発技術の高さを示すものだ。
天体への着陸は、小惑星、火星、月の順で難しさが増すと言われる。月の重力によって落下速度が増す中、大気がなくパラシュートが使えないため、逆噴射で速度を抑え、機体を制御する高い技術が求められる。
さらに裏側は、「命綱」とも言える地球との通信も直接にはできない。表側と比べてクレーターによる起伏が多く着陸が難しい。これまで月に軟着陸した計20機の探査機と宇宙船はすべて表側だった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の春山純一助教(月惑星科学)は「裏側への着陸は野心的な挑戦」と指摘する。
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