単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

いつも プカプカ プカ~

2011-02-27 | 趣味的音楽

 

昨日の朝日新聞土曜版「うたの旅人」は、西岡恭蔵の「プカプカ」でした。

大学入ってまもない頃、ラジオから流れていた浅川マキの唄が、最初だった。

彼女の根暗な印象とダブり、この曲も、あんまり好きになれなかった。

 


 

十数年前、NHKの「フォーク大全集」に、西岡恭蔵と大塚まさじが出演し、歌った。

男臭くて、渋い二人の姿に、「いい歌だなあ。男同士っていいなあ」って、感動した。

それまでこびりついていた「浅川マキ」の印象が、粉々に消し飛んだ。

 


 

ザ・ディランⅡのLP「きのうの思い出に別れを告げるんだもの」

夜の明けない午前4時前。静かな暗闇の中で、久しぶりに聴いてみた。

スピーカーから流れてくる彼らの歌と魂に、心の澱がどんどん洗い流されていく。

四十年前の青年の唄が、今、還暦間近の心を震わせるのは、何故だろう。

拓郎や泉谷、かぐや姫、陽水といった「売れた」アーティストだけじゃない。