単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

逆鱗に触れる

2015-09-28 | ちょこっと旅・温泉

 

角館に行くつもりが、日本海東北道から341号に下りる亀田ICを乗越してしまった。

高~い建物は、秋田港の「ポートタワー セリオン」。 

 


 

秋晴れの下、釣り人が、のんびり、糸を垂れてます。遠くには、男鹿半島。

さて、これから、どうしましょう。男鹿半島に行きますか? それとも・・・

 


 

男鹿の自然も満喫するのもいいが、近くに、入ったことがない、気になる温泉がある。

この辺は、ヤスの生息地、挨拶なしで通らせてもらうよ。堅気の人は、仕事だろうし。

 


 

秋田県五城目町「湯の越温泉」。 

十年以上も前、ここまで来たことがありますが、ジモセン感に物おじして、素通り。

その変貌に、ビックリ!!高級旅館と見まごうほど。名前からして「湯の越の宿」。

 


 

記憶では、古い木造校舎のような(実際、小学校だった)、質素で、閉鎖的な印象。

「すっかり建て直して、立派になった。」と、ヤスが話していたのを思い出した。

 


 

木材をふんだんに利用した、ピッカピカの館内。

再会を楽しみにしていたかつての印象は、どこにも見当たらない。

 


 

最大の特徴は、日本海側には数少ない「白い硫黄泉」。

期待どおりの心地よさ。

でも、浴室・湯船にこそ、木の風情を残してほしかったなあ・・。

 


 

そんな感傷に耽りつつ外に出てみたら、シートにポツポツと雨粒の落ちた跡。

予報では、雨の心配はなかったはず。あれはいつの予報だったんだろう。

 


 

今思えば、一度はリュックから取り出した雨具を、また戻したのがせめてもの救い。 

対向車がヘッドライトを点灯するほどの土砂降りに、這う這うの体で家路に着いた。 

ヤスはともかく、「なまはげ」様へ挨拶を怠ったのが、神の使いの逆鱗に触れてしまった。